ブログ「クロロフィル通信」

2024.11.21 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

栽培サポート通信11月号

こんにちは!
栽培サポート課です。

11月下旬からは、日射量が減り、気温も本格的に下がるため、着果負担に対して光合成量が不足してくる時期です。保温や葉面積など、冬に向けた栽培管理を確認しましょう。

PDF版はこちら
栽培サポート通信11月号

栽培サポート通信に関するお問い合わせは、弊社HPのお問合せフォームまたは最寄りの営業所までお問い合わせください。

2024.11.15 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

三重県オリジナル種子繁殖型イチゴの新品種「うた乃」のご紹介

こんにちは!!松阪営業所です。

今回は、三重県オリジナル種子繁殖型🍓イチゴの新品種「うた乃」をご紹介します。
名前の由来としては、「歌のように広がり、愛されるイチゴになるように♪♫♪」との願いを込めて名付けたそうです。

三重県オリジナル種子繁殖型🍓イチゴの新品種「うた乃」

特性
・ 種子繁殖型のため、病害虫伝染リスクが低い。
・ 11月中・下旬から収穫可能な極早生品種。
・ イチゴの病害「炭疽病(※)」に抵抗性をもっている。
・ 糖度が高く食味良好。

※ 炭疽病とは、葉と葉柄とランナー(親株から垂れている細長い茎)に局部的に黒色の病斑が発生する。又は病斑が全く見えずにクラウン部に侵され株が枯死する。

【「うた乃」の栽培圃場】
「うた乃」の栽培圃場①


「うた乃」の栽培圃場②
 
品種開発者の方々や生産者さんの愛が詰まったイチゴ「うた乃」を、スーパーや産直センターなどで見かけたら、是非手にとって見て下さいね。

2024.11.14 [ クロロフィル通信 | しんしん明和店 ]

サツマイモ栽培、肥料過多に注意!

こんにちは😃しんしん明和店です。
朝の寒さに震えてなかなかお布団から出られない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?いよいよ本格的に寒くなってきましたね。

少し遅くなってしまいましたが、春に培養土の袋に植えた🍠シルクスイートを収穫してみました。今回2袋植えたのですが、ちょっとだけ育て方を変えみました。

私、株式会社サカタのタネ様の『ネイチャーエイド』に興味がありまして💦、どのくらい差があるのだろう❓と、片方にだけこっそりやってみました|ω◉`)。

そしたら、下の写真のようになりました。

向かって、左側:ネイチャーエイドあり、右側肥料なし。
 ネイチャーエイドあり、肥料なし_比較

右側に比べ、左側は葉っぱがワサワサすんごいの‼️ 

凄い成長👏って喜んだんですが………芋を探して掘ってみると、なんと言う事でしょう🤣、根っこがすごいのに、肝心の🍠サツマイモは、ちっちゃ‼️

【この写真の症状は、肥料過多による「つるぼけ」状態です】
 土を掘ってみると・・・
肥料過多による「つるぼけ」状態のサツマイモ

逆に下の写真のように肥料無しの方が大きい🍠サツマイモでした🤣💦。
肥料なしのサツマイモ

今回は、貴重な経験ができました。

葉やツルが生育したのに、実が小さいということは、私がこっそりと肥料(ネイチャーエイド)を与え、肥料が少なくても成長するさつまいもに必要以上に肥料を与えてしまい、つるボケ状態となったことが原因だと思います。反省です。

来年は、大きい🍠サツマイモに出会いたいと思います😊。


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しんしん明和店へのご来店をお待ちしております。

お問い合わせは、
電話番号:0596-53-1088(しんしん明和店・松阪営業所、共通)

*しんしん明和店について

2024.11.13 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]

2025年 春夏総合カタログ発刊のお知らせ!

皆さん、こんにちは。種苗課です。
11月に入り、やっと秋がやって来たなと感じる気温になってきました。秋冬作の作物の収穫が、ようやく本格的にスタートし、これから!というところですが、はやくも弊社では2025年の春夏総合カタログを発刊いたしました。

このカタログ作成には、主に種苗課スタッフがカタログの編集委員となり、年2回、どんな内容にすればお客様に有効活用していただけるか?と、知恵を絞りながら作成しています。そのため、出来上がったカタログには人一倍思い入れもあり、お客様のもとへお届けできることを嬉しく思っています。(種苗課2年目社員)

そんな2025春夏総合カタログは、⇒こちら
 2025春夏総合カタログの表紙

2025春夏総合カタログの表紙は、弊社のアールスメロン品種「夏系15号」のイラストとなっています。

今号の見どころは、以下3点です。


1.巻頭特集として弊社の新品種発売が発売となる“アールスメロン特集

 アールスメロン特集


2.今注目されている“アスパラガスの枠板式高畝栽培”の品種試験結果のご紹介

 “アスパラガスの枠板式高畝栽培”の品種試験結果のご紹介


3.今話題の“バイオスティミュラント資材特集

 バイオスティミュラント資材特集


その他にもスイートコーンやトマト・ミニトマト等も特集ページがございます。是非ご覧ください。
種苗課では、有益な種苗情報や新品種などを発信し、今後とも皆様のお力になれますよう、努めて参ります。よろしくお願いします。

2025春夏総合カタログは、弊社ホームページにて電子カタログのご用意もありますので、ご活用ください。また、冊子の請求は弊社ホームページのお問い合わせ、またはカタログ請求からお願いいたします。

2024.11.13 [ クロロフィル通信 | しんしん明和店 ]

11月より店舗の営業時間が変わります

11月に入り、朝夕はすっかり涼しくなってきました。
日中との温度差もあるので、体調管理には充分気を付けてくださいね。

【11月しんしん情報】
 11月しんしん情報

玉ねぎ苗、秋植え球根、果樹苗木なども続々入荷中です。また、10月に続きチェーンソーも展示中です。皆様のご来店お待ちしております。

☆☆お知らせ☆☆
今月より店舗の営業時間が変わります。9:00~17:00となりますのでよろしくお願いします。


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しんしん明和店へのご来店をお待ちしております。

お問い合わせは、
電話番号:0596-53-1088(しんしん明和店・松阪営業所、共通)

*しんしん明和店について

2024.11.11 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

秋の渡り鳥

こんにちは、入社1年目の社員です。
夏の暑い時期もやっと終わり、少し肌寒い季節がやってきたなと感じるようになってきましたね。9月、10月になってもしばらく暑さが続き、秋が感じられることなく、冬が来そうな予感です。

入社して半年が経過しました。まだわからない業務内容がたくさんありますが、周りの先輩社員方のおかげで自分の成長を実感でき、楽しい日々を送っています。

今回のブログで私が紹介したいのは、「秋の渡り鳥」についてです。

私は、四季折々、野鳥観察をするために散歩や森林公園に行くことがあり、その時期にしか見られない渡り鳥を見ることができると、うれしい気持ちになります。冬鳥といえば、カモやハクチョウなどの水鳥が多く、小鳥が多い夏鳥よりも観察しやすいのが、冬のバードウオッチングのいいところです。

最近、私が見た秋の渡り鳥(冬鳥)は「ジョウビタキ」という小鳥です。

ジョウビタキ

この写真は、先日私が撮影したもので、メスのジョウビタキです。メスは少し地味な色をしていますが、オスは腹部のオレンジがとても鮮やかで美しいです。

夏の間はロシアや朝鮮半島などの日本より北の地域や、国内の高山帯にいますが、秋になると日本の市街地や里山にやってきます。

この鳥は、縄張り意識が非常に強く、比較的警戒心が薄いので、人前に出てくることや目立つ場所にいることも多く、観察するチャンスはたくさんあるので、皆さんもぜひジョウビタキを見つけてみてください。

2024.11.05 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

バイオスティミュラント資材「グリベテンNK」のご紹介

こんにちは、田原営業所です。

今回は、田原営業所管内で出ているバイオスティミュラント資材のおすすめ商品「グリベテンNK」をご紹介します。

グリベテンNK

グリベテンNKには、カルシウム、ホウ素、グリシンベタインという成分が含まれております。

☆ カルシウム、ホウ素には、水分や熱ストレスに関連する生理機能を高め、細胞壁を安定化させる機能があります。

☆ グリシンベタインには、高湿度、低湿度、高塩分条件下での浸透圧の調整や、温度ストレスによって抑制されるルビスコという光合成に関わる重要な酵素を活性化させる働きもあります。

これらの効果から、グリベテンNKを施用することで細胞壁が柔軟になり、細胞膜内の外部濃度と内部濃度が大きく変化しないように調整され、細胞膜と細胞質の収縮と膨張の働きが円滑になります。

その結果、果実の微小なひび割れ、裂果、葉の傷みを軽減して出荷可能な果実の量を増やすことができます。グリベテンNKを使われたお客様からは、トマトの裂果が少なくなったとのお声をいただいております。

バイオスティミュラント資材は、近年の異常気象に作物を対抗させるために非常に有効な資材です。グリベテンNKを上手に活用して作物を守り、安定した収量を確保しましょう!

バイオスティミュラント資材についてのお問い合わせは、お近くの当社営業所、または当社ホームページのお問合せフォームにてお問い合わせ下さい。

2024.10.31 [ クロロフィル通信 | ナーセリーだより ]

豊橋ナーセリーの近況と新入社員のご紹介!

こんにちは、豊橋ナーセリーです。

最近の豊橋は気温が下がってきて、だんだんと冬の足音を感じる季節になってきました。この時期の豊橋ナーセリーは、夏の繁忙期が過ぎ、夏苗の反省や、冬春苗に向けた準備が進んでいます。

繁忙期には、4月に新入社員1名を加えた社員10名と、70名ほどのパートさんが一丸となって野菜苗を生産してきました。しかし、現在は閑散期を迎え、苗の生産作業にゆとりも出てきたため、苗の生産業務の他に苗の品質向上に向けた試験的な取り組みも行っております。

突然ですが、ここで4月に入社した新入社員である私の自己紹介をさせていただきます!

出身:愛知県
趣味:キャンプなどのアウトドア、水泳
トヨタネ株式会社に入社した理由:幼い頃から自然や農業に触れる機会が多く、そういった仕事に就きたいと考えていました。大学では農学を専攻しており、講義の1つである農場実習で、様々な種類の種や苗を扱ったことで種苗業界にも興味が湧き、苗生産の分野から農家さんを縁の下の力持ちのように支えたいと思い、入社を決めました。

入社して半年が経ちましたが、まだまだ覚えることが多く、周りの方に支えてもらいながら、日々業務に取り組んでいます。

写真は暖房機の稼働に向け、先輩の指導を受けながら燃焼部の掃除をしている様子です。お客様と同様に、ナーセリーでもこのような冬支度を行っています。

暖房機の燃焼部を掃除をしている様子

写真は、苗の品質比較試験の様子です。

苗の品質比較試験の様子

生育条件を変えることで苗の状態がどう変わるのかなど、課員それぞれがテーマを決めて取り組んでいます。
このように豊橋ナーセリーでは磐田ナーセリー共々、お客様により良い苗をお届けできるよう、苗の品質向上に向け日々取り組んでおります。

新入社員の私も少しでも早く会社、そして皆様のお役に立てるよう精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2024.10.30 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

春ブロッコリーのおすすめ品種「令麟(れいりん)」のご紹介

こんにちは、種苗課です。

今回は、春ブロッコリーのおすすめ品種として「令麟(れいりん)」をご紹介致します。

令麟(れいりん)
 
「令麟(れいりん)」の東三河地域での適作型は、2月中旬~3月中旬の定植で、5月上旬~5月下旬収穫です。播種後105日前後で収穫できます。

◎ 特徴
・ 耐暑性があり、リーフィーや死花等の高温障害の発生が少ない品種です。
・ 花蕾は、極濃緑色のスムーズなドーム型で、締まりが良く重量があります。
・ 花蕾に発生する花蕾腐敗病や黒腐れ病等の発生リスクが低く、リスク回避に有効です。

◎ 注意点
・ 低温に遭遇すると、ブラインド(芯どまり)が発生する恐れがあるため、定植時期は2月中旬以降を推奨しております。

「令麟(れいりん)」にご興味のある方、またブロッコリーの品種選定についてお悩みの方は、お近くの営業所、または弊社HPの「お問合せフォーム」にて、お問い合わせください。

こんにちは、広域エリアです。

今回は、埼玉県内で当社が建設致しました「観光イチゴ狩り農園」様を、2件ご紹介させて頂きます。

1. 比企郡吉見町「ストロベリーベース 様」  

【TSKハウス圃場】
 ストロベリーベース様、TSKハウス圃場

✧ ハウス
  ・ TSKハウス、間口7.2m x 奥行51m/39m x 3連棟  
  ・ 面積:1,015㎡

イチゴ高設栽培システム
  ・ 栽培ベッドは発泡プランター(※)で、その組み合わせによる片ひな壇ベンチ栽培システム(計20列)
  ・ 定植本数約8,800本

※ 発泡プランターとは、保温性に優れた発泡スチロール製の栽培ベッドです。どれも丈夫な高密度スチロール製で耐久性があります。 多種多様な栽培ベッドの中から、目指す栽培管理に合ったものをご提案いたします。

2023年2月~5月の約3.5か月の営業で、来場客数約2,000人程度、お越し頂いたそうです。
2024年は、12月より営業開始予定(2年目)、目標は4,000人~5,000人との事です。

2. 熊谷市三ヶ尻「三ケ尻いちご園 様」  

【TSKハウス圃場】
 三ケ尻いちご園様、TSKハウス圃場

✧ ハウス
  ・ TSKハウス 間口7.2m x 奥行45m x 3連棟
  ・ 面積:972㎡

イチゴ高設栽培システム
  ・ 栽培ベッドは、発泡プランターによるベンチ栽培システム(17列)
  ・ 定植本数約7,400本

2024年12月より営業開始予定(初年度)で現在準備に追われています。

埼玉県内は、埼玉県オリジナルいちご品種『あまりん』が、全国いちご選手権にて金賞を受賞し高値安定で売買されており、今後も新規就農者様が増えていく事と思います。ちなみに『あまりん』の名付け親は、落語家の「林家たい平」師匠との事です。

広域エリアでは、今後の活動も当社栽培サポート課と連携を取り、新規就農者様を応援して、儲かる農業を提案していきたいと考えています。イチゴ高設栽培システムハウス建設などのお問い合わせは、お近くの当社営業所、または当社ホームページのお問合せフォームにてお問い合わせ下さい。