更新日(20240710)
商品特性
イチゴ高設栽培システムとは
栽培槽を作業しやすい位置に設置した養液栽培システム。
この高設栽培は地面から隔離され、培地は肥料分が含まれていないヤシガラや培養土を使用。この養液で水と肥料成分を供給。
導入のメリット
◎「作業性改善、省力化」
- 立ったままでの作業が可能で、作業姿勢が楽になります。
- 土作りや畝立てが不要です。
◎「高温期の品質向上、収穫期間の延長」
- 果実が宙に浮いているため果実温が上がりにくいです。
そのため、春は土耕栽培より果実品質が低下しにくく、
収穫期間の延長が可能です。
- 果実が地面に接して
いないので衛生的です。
◎「栽培初心者でも取り組みやすい」
- 一定品質の培土と液肥を用いた栽培であるため、土の性
質や状態に左右されず、栽培技術が習得しやすいです。
充実したアフターフォロー体制
◎各種マニュアルがあります
当社独自の給液管理や栽培管理、給液装置メンテナンスのマニュアルがあるので、高設栽培初心者の方でも安心です。
◎定期訪問による栽培相談
専門スタッフによる定期訪問があり、圃場の状況を見ながら栽培相談や困りごとに対して提案をいたします。
◎安心のメンテナンス
栽培システムのトラブルに対して経験豊富なスタッフが対応致します。
高設栽培システム概要
栽培ベッド
保温性に優れた発泡スチロール製の栽培ベッドです。どれも丈夫な高密度スチロール製で耐久性があります。
多種多様な栽培ベッドの中から、目指す栽培管理に合ったものを提案いたします。
独立プランター方式
土壌病害が発生した際に広がりにくい。
連続ベッド方式
灌水ムラの影響が出にくく、生育が揃いやすい。温湯管を設置することで培地加温が可能
独立プランター方式
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連続ベッド方式
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イチゴ水耕用プランター
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ドリームボックスR-3 |
連結式ベッド SB-2 |
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プランターあたり8株定植で、
株あたり2.8Lの充実した培地量
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栽培ベッドに排水孔があり、
排水性が良い
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湛水ができるため、ロックウール培地
の使用も可能 |
内寸:25×11×71cm 外寸:35x14x75cm
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内寸:20×11×100cm 外寸:26x14x100cm
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内寸:25×12×120cm 外寸:32x20x120cm
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培土量:22.5L
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培土量:22L |
培土量:30L |
※培土量:弊社推奨培土利用の場合の目安となります。
①「おすすめ付帯設備」
②「専用培土」
BVBあく抜きココ培土イチゴ用
ヤシガラ100%の有機培地
アク抜き済みなのですぐに使用できます。
※イチゴ高設栽培向けの
肥料なし有機培養土もあります。
③「いちご養液栽培専用肥料」
イチゴの生育に必要な養分をバランスよく配合し、
高設栽培に最適な肥料となっています。
原液200L作製・・・TFいちごミックスA 20kg(2袋)+TFミックスB 40kg(2缶)となる。
④「おすすめ生産資材」
・フレッシュサンソ液剤
根の酸素要求量が多い作物。定植時の根張り促進や厳寒期のなり疲れ防止などに。
・天敵製剤(チリトップ、ミヤコトップ)
ハダニの防除手段としての利用。頂花房の開花期にミヤコトップ、ハダニの発生を確認した場合はチリトップを放飼。
・クロマルハナバチ
ミツバチと同様にイチゴの受粉を行ってくれる送粉昆虫です。ミツバチよりも低温や曇天に強いため、厳寒期ミツバチの訪花活動が弱まった時期に利用するのがおすすめです。
【施工事例】
・兵庫県神戸市
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イチゴ高設栽培カタログ