商品情報

台五郎(ゆうごう)

栽培後半の草勢維持が容易なFRゆうごう台木
更新日(20230802)

品種特性

特長

  • 夕顔フザリュウム菌による青枯萎凋症に強い抵抗性があり、低温期でも伸長性に優れているので、前進化栽培にも適応。
  • 胚軸は中太~太く、空洞も小さいので、接木作業が容易で、親和性が良く活着率も非常に高い。
  • 草勢はやや強いタイプだが、不良環境下でも花粉の発生が良く、着果率も非常に安定。
  • 根量が多く、後半の草勢維持にも優れる。

栽培のポイント

  • 夕顔フザリュウム菌に抵抗性(FR)品種だが、他の土壌病害(黒点根腐病、ホモプシス根腐病等)の防除の為、土壌消毒を確実に行っている圃場に定植する。
  • 草勢は強めだが、土質によっては着果後肥大が良く、やや草勢がおとなしくなることもあるので、果実肥大し始めたら草勢を見ながら、追肥が遅れないように行う。
  • 玉伸びが良いので、肥大期においては十分な灌水を行う。乾燥し易い圃場においては肥料切れ、灌水不足は後半の草勢に影響するので特に注意する。