春夏 2023総合カタログ
- ページ: 14
- メロン用台木
実生
(自根)
/
台木の使い分け
メロン用台木/台木の比較
土壌病害への耐病性を付与したい
実生(自根)
◎コストが抑えられる
◎植物体にストレスをかけない
強草勢/低温伸長性を付与したい
〈注意点〉
病害発生のリスクがある
(品種による)
味にこだわりたい
南瓜台木
低温伸長性は劣る
◎親和性が強く、低温伸長性に優れる
◎強草勢/つる割れ病等の土壌病害へ耐病性を
付与できる
共台木
◎果実品質の低下を防ぐことができる
◎南瓜台木より草勢をコントロールしやすい
〈注意点〉
胚軸が細く接木作業が難しいことが多い
低温伸長性は劣る
〈注意点〉
果実品質が低下することがある
(低糖化/果形の乱れなど)
土質や穂木によっては草勢が強くなりすぎる
品種例:純正新土佐
品種例:メロンの恋人
おすすめ
ポイント
草勢が非常に強い共台木
一代
交配
メロンの恋人
生種
100粒
○つる割れ病レース0,1,2抵抗性、
レース1.2y耐病性。
○えそ斑点病抵抗性、うどんこ病耐病性。
14
○種子が大きく、胚軸が太く且つ伸び過ぎ
ない為、接ぎ木作業がしやすい。
○生育前半の草姿は中程度、交配前から旺盛になり生育後
半の草姿は強い。
○草勢は強いが南瓜台木ほど乱れず、食味も向上する。
メロン共台の他品種と比べ、低温の耐性がある。
- ▲TOP