春夏 2023総合カタログ
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- ズッキ
キーニ
ーニ
ハウスで早どりに挑戦!
は種・育苗
発芽温度:25∼30℃
育苗適温:日中20∼25℃、夜間15∼18℃
育苗日数:低温期30∼35日、高温期20∼25日
種の向きを水平に置き、覆土は種子が隠れる
程度の浅めに。
水が多いと徒長しやすい。
定植
本葉2∼4枚展開時に定植する。マルチは早めに準備し、地温の確保に努める。
条間
180㎝
株間が狭いと果実が傷つきやすい。
果
(
ベット幅
80∼100㎝
摘
花
摘
栽培管理
株間
80∼100㎝
)
初期の着果は不良果になりやすく、草勢の低下にもつながるため、早めに摘
花
(摘果)
する。
葉
配
交
ズッキーニは倒伏しやすいため支柱を
設置する。
2本で挟むように固定するか、
紐で誘引
する。
摘
柱
支
➡ 3∼4段目からの収穫が
果実の下2∼3節の葉を残し摘
葉する。
葉柄を残すことで株の倒伏防止
になる。
露地栽培では風や虫により自然交配が行われることが多いが、
ハウス栽培で
は人工授粉の方法は、
雄花の花弁を除去し、雌花の柱頭に軽く触れさせる。
1つの雄花で5∼6花に授粉が可能。
時間の経過とともに雄花の受精能力が低下するため、午前8時までに
終える。
収穫
開花後4∼6日、長さ15∼20㎝の果実を収穫する。
雄花
雌花
果実の肥大が早いため収穫遅れに注意する。
支柱
➡ 樹の負担が大きくなり、草勢低下につながる。
病害虫
おすすめ品種:KZ-2
ウイルス病
ズッキーニの病害で最も被害が大きい。
障害果
初期には葉に黄斑が発生し、末期には葉の矮化や反りが
見られ、
変形果実が多発する。
曲がり果
対策 アブラムシ類が媒介するため、
アブラムシ類の防
原因
高温、
乾燥、肥切れ等のストレス
除に努める。
尻細り果
罹病株はすぐに抜き取り、圃場外で処理する。
原因
低温時期の花粉量不足や不稔
うどんこ病
尻太り果
乾燥や草勢が低下した場合、老化した葉を放置しておく
原因
草勢低下、
トマトトーン濃度が高い
と感染しやすい。
障害果は見つけ次第摘果する。
摘葉して風通しを良くする。
対策
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