更新日(20230925)
「イチゴ栽培を始めてみたい!」
「イチゴ栽培を始めてみたけど、管理について知りたい!」
「ハウス内での高設栽培に興味がある!」
・・・そんなあなたへ、イチゴ栽培の1年の流れ、おすすめ商品などをご紹介します!
上記の動画は、農業系YouTuber・鈴木農園TVの鈴吉さんとのコラボ動画です✨
イチゴ高設栽培を始めて1年目の収穫時期を迎えていた、当社のお客様・間仲様(埼玉県)をご紹介いただいております。
ぜひご覧ください!(撮影:2023年5月)
※以前、当社ブログでもご紹介したお客様です!
動画内容で気になる点、商品などございましたら、お気軽にお問い合わせください♪
1年の栽培スケジュール
※クリックすると拡大します。
時期ごとの栽培管理のポイントは、「栽培サポート通信」でご紹介しています!
ブログにて掲載しています。(クロロフィル通信-テーマ:栽培サポート)
このページでも、簡単に作業内容と関連商品をご紹介します!
定植を行います。根張りを良くする資材を使用し、強い株をつくりましょう。
土壌に酸素を供給する肥料です。
亜リン酸とカリウムの効果で根張りの改善や分けつ・開花・着果などを促進する液体肥料です。
土壌中の有効微生物を増やし、土壌環境を改善する液体肥料です。
開花が始まります。交配用のハチを導入して受粉をしましょう。
また、ハダニ対策には天敵製剤を導入しましょう。
受粉を行います。小規模施設の場合は「アグリ・トップクロマルキューブ」がおすすめです。
イチゴの代表的な害虫・ハダニを防除する天敵製剤です。開花していることを確認してから導入します。「ミッチトップ」は、チリカブリダニ・ミヤコカブリダニが両方封入されています。
引き続きハダニ対策が重要です。
また、着果負担が掛かり始めるとともに、気温も下がってきていますので、光合成促進のためCO₂施用をしていきます。
1回目の導入で定着しなかった分を追加放飼します。既にハダニ発生が多い場合は、チリトップがおすすめです。
CO₂発生器の濃度コントローラです。ハウス内温度を計測して、温度に合わせたCO₂濃度のコントロールができます。
・agleaf アグリーフ
CO₂の貯留・供給装置です。暖房機の排気ガスに含まれるCO₂を貯留でき、燃料コストがかからず環境にやさしい装置です。局所施用で効率よく光合成を促進します。
いよいよ収穫が始まります!
寒くなるとハチの動きが悪くなったり、日照時間の減少により光合成が弱まることで根張りや樹勢も低下したりすることも。
良い果実がたくさんできるよう、対策をしましょう。
受粉を行います。厳寒期、低温低日照により動きが悪くなった頃に追加で導入します。
葉緑素の前駆体である「5-アミノレブリン酸(ALA)」を配合しており、光合成能力を高める肥料です。
葉緑素の合成に必要な鉄とマグネシウムを配合しており、光合成能力を高める肥料です。ペンタキープとの組み合わせがおすすめ!
・プロゲン
高純度アミノ酸をたっぷり含有しており、低温低日照時の果実肥大や品質向上を促進します。ペンタキープとの組み合わせがおすすめ!
酸素の力で根張りを改善し、樹勢の低下やなり疲れに効果があります。
ハダニが再び活発に動き出す時期になります。この時期は天敵も定着しやすい環境になってくるので、追加放飼がおすすめ!
チリトップはハダニがいるところへ集中的に散布します。
春になり、気温上昇など急激な環境変化によるストレスに要注意です。
カルシウム欠乏が起きるとチップバーン(葉などが褐変する生理障害)が発生してしまいます。
保温や換気の管理を春夏仕様にチェンジしていきます。病気や害虫対策で農薬散布をする時期です。
・PSカル/カルパンチMIX
春先のチップバーン対策にカルシウム液肥の葉面散布がおすすめです。
・
遮光剤、遮熱剤(エクリプス、トランスパー、レディソル、レディヒート) ハウスのフィルムに塗布することで、遮光・遮熱効果を発揮します。日焼け果対策や、温度を下げることで果実の成熟が早まるのを抑えることができます。
本圃では栽培終了を迎える時期です。育苗ハウスでは、引き続き気温上昇に要注意です。
育苗ハウスのフィルムに塗布し、遮熱効果を発揮して病気の発生や葉焼けを防ぎます。遮光ネットと比べて徒長を軽減できます。
片付け・土壌消毒・土壌改良を行います。
育苗管理では、病気の発生に要注意です。とくに気を付けたいのは炭そ病。土中に残った菌が感染源となりますので、注意して作業を行いましょう。
抗菌物質により、病気のもとになる菌をしずめる作用がある液体肥料です。
消毒後は良い菌もいなくなりますので、クロルピクリン錠剤と合わせての導入がおすすめ!カニ殻が有効微生物の宿巣と栄養源となり、土壌環境を改善する菌体資材です。
収穫後の残渣を分解する土壌改良剤です。太陽熱消毒のお供に使用することで、より分解が進みます。※プランターの材質により使用できない場合があります。
圃場の準備を行います。給液ユニットのメンテナンスや洗浄も行いましょう。
土が減った分は、培土を補充します。
・BVBあく抜きココ培土イチゴ用
イチゴにおすすめの培土です。
点滴チューブのつまりは給液ムラとなり、生育のムラに繋がります。点滴チューブの掃除をしましょう。
高設栽培システムの概要
高設栽培システムのメリット
◎作業性の改善、省力化
立ったままの作業が可能で、作業姿勢が楽になります。土づくりや畝立ては不要です。
◎高温期の品質向上、収穫期間の延長
果実が宙に浮いているため果実温が上がりにくいです。そのため、春は土耕栽培より果実品質が低下しにくく、収穫期間の延長が可能です。
◎栽培初心者でも取り組みやすい!
一定品質の培土と液肥を用いた栽培であるため、土の性質や状態に左右されず、栽培技術が習得しやすいです。
導入後は専門スタッフがアフターフォローに伺います!
目標設定、年間の栽培アドバイス、各種分析などトータルで栽培を支援します!(有料)
栽培が初めての方、専門スタッフのアドバイスを受けながら栽培をしたい方など・・ぜひご活用ください。
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見学や試験内容に関するお問い合わせもお待ちしております。
また、イベントも実施しています。2022年度はイチゴ栽培見学会を2回実施しています。
ぜひお越しください♪
イチゴ栽培に関するお困りごとのご相談から、システム・関連資材・ハウスの建設のお問い合わせやお見積りなど・・・全てトータルでお答えできます。
日本全国どこでも伺います。当社では、日本の園芸農業をサポートする専門会社No.1を目指しています。
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