春夏 2023総合カタログ
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- 機能性
機能性がある
がある緑肥
緑肥
土壌病害低減などの機能を有する
サツマイモネコブセンチュウを強力に減らす!
ネマコロリ(クロタラリア)
品種の特長
初期生育が極めて良い、
細葉タイプのクロタラリア。
直根が深く入り、根の伸長量はソルガムより多いため排水性、透水
性改善効果が高い。
は種量
6∼8㎏/10a
すき込み期
葉茎が硬くなる前、播種後約50日前後がおすすめ
は種期
中間地、暖地:5∼8月
菌根菌により土壌中のリン酸の有効活用
緑肥ヒマワリ スイートコーン
・葱・玉葱と相性が良い
ジュニアスマイル
緑肥用ひまわり ジル
品種の特長
品種の特長
開花期の草丈は140∼180㎝。
適期まきでの開花日数は55∼65日前後。
美しい黄色の花を咲かせ、花ぞろいも良いため景観用に好適。
根が深く張るため土壌物理性が改善される。
土壌中の菌根菌を増やし、
後作宿主植物のリン酸吸収を
促進させる。
開花期の草丈は170∼200㎝。
適期まきでの開花日数は80日前後。
深根性で下層の土壌物理性の改善が期待できる。
後作が菌根菌と共生しやすい宿主植物の場合、その作
物のリン酸吸収力が強くなる。
は種量
は種期
すき込み期
1∼2㎏/10a
中間地、
暖地:5∼8月
開花後1週間以内。放置すると、
種子
が結実して雑草化するので注意。
ひまわりは湿害に弱いので、排水性の悪い圃場での作付
は避ける。成熟しすぎると茎が硬くなるので、早めに
ロータリーなどですき込む。花を観賞した後のすき込み
はチョッパーなどで5㎝くらいに裁断して行う。
菌根菌とは?
約4億年前から植物と共生している菌類で、
ヒマワリは菌根
菌の菌体数を増加させる。
菌根菌は定着した植物の根圏の外にある可給態リン酸を
効率よく吸収する。
菌根菌が根に定着することで、
生育が良くなり、
病原菌への
抵抗力が高まる。
後作に宿主植物を作付けした場合、
リン酸を25∼50%削
減可能。
※農薬や化学肥料の使用で土中の菌根菌は減少していく。
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菌根菌を利用できる作物、できない作物
【非宿主植物
(利用できない)
】
アブラナ科:ナタネ・キャベツ・
ブロッコリー・からしな等
【宿主植物
(利用できる)
】
上記以外のほぼすべての
植物体
菌根菌の様子
(画像提供:京都府立大学)
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