春夏 2023総合カタログ
- ページ: 24
- 季節ごとの緑肥
緑肥の活用
春の栽培 3∼4月 は種
5∼6月 すき込み
▶
ネグサレタイジ
(アウェナストリゴサ
【えん麦野生種】
)
ヘイオーツ
(アウェナストリゴサ
【えん麦野生種】
)
大根、人参など根菜類の大敵キタネグサレセンチュウの
抑制効果がある。
※おとり作物としての栽培のため、
根こぶ病対策で利用され
るフルスルファミド剤を前作で使用されている場合は機
能が十分に発揮されない可能性がある。
アブラナ科野菜の根こぶ病の軽減効果が期待できる。
ソルゴー類の連作障害への対策の緑肥として有効。
初期生育が旺盛で分げつも多く多収。茎葉が細くすき
込みしやすい草姿をしている。
特に根菜で問題となっているキスジノミハムシやキタネ
グサレセンチュウの密度を抑制する効果が期待される。
は種期
3∼6月、
8月下旬∼11月
は種期
は種量
すき込み期
10∼15㎏/10a
は種後60日程度の出穂始まり頃
すき込みが遅れると結実し、落下した種子が雑草化する恐れ
がある。穂バラミ期以降は倒伏しやすいのですき込みが遅れ
ないようにする。
ネグサレタイジ
夏の栽培 5∼8月 は種
2月下旬∼5月上旬、8月下旬∼11月
7∼10月
∼10月 すき込み
▶
ユタカソルゴー
サツマイモネコブセンチュウやキタネコブセンチュウの
密度を抑制する。
早生で根張りや分けつが良く、有機物を豊富に生産。
スーダン型なので茎葉が細くすき込みしやすい。
スーダン型なので茎葉が
は種量
4∼6kg/10a
TSソルゴー
約60日で草丈2m以上となる多収型。
初期生育が早く根張りが強いため倒伏に強く、排水性の
改善が大いに期待できる。
TSソルゴー
肥料成分の少ない圃場ではソルゴーの連作障害が発生
することがあります。連作障害は休閑で改善されます。
肥料成分の少ない圃場ではソルゴーの作付の翌年は
ギニアグラスやアウェナストリゴサの作付が有効です。
は種量
4∼6kg/10a
つちたろう(ソルガム)
サツマイモネコブセンチュウに高い抑制効果をもち、後作物の
被害を抑える。
出穂が遅く硬くなりにくい。
窒素、
カリの吸収量が多く、残肥を吸収し塩基バランスの
改善に役立つ。
は種量
4∼6kg/10a
ネマレット(パールミレット)
キタネグサレセンチュウに抑制効果がある。
栽培環境を選ばず、
ソルガム類のいや地発生圃場でも生
育する。
分げつ数が多く、
有機物確保の点でも優れる。
アブラムシがつきにくい。
ネマレット
(パールミレット)
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は種期
4kg/10a
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