2024秋冬総合カタログ
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- 異常気象を乗り越える生理障害対策
ーズ
ブラウンビ
収穫期の高温乾燥による老化のストレス、強日射などでの
老化によって個々の蕾が部分的に枯死して起こる症状。
耐暑性の違いで品種間差みられる。
花蕾発達期の肥切れ、急激な吸肥を
緩効性肥料に置き換えて対策して
みませんか?
イ
キャッツア
高温や根痛み・日照不足により、
花蕾で十分な数の花芽が発達さ
れずに花蕾の基部が見え、ネコの
目の様になる。
欠乏しやすい微量要素(苦土、ホウ素、マン
ガン)を配合したV字型肥料。
元肥・追肥どちらにも使用できて、硝酸カリ
由来で品質も安心。
元肥:4∼5袋/10a 追肥:1∼3袋/10a
異常気象を乗り越える育苗対策
育苗の基本3点
①発芽の適温/20∼25℃(夏場は約1.5日程度で発芽する)
育苗の適温/15∼20℃
※培地温度が30℃を超えるとムレなど発芽不良を引き起こ
す。
トレー辺り約2L(乾かない程度)の水分を含ませ、乾
燥させない管理を。
②広げるタイミング
子葉が持ち上がった段階(1.5日∼2日後)で明るい風通
しの良い場所へ移動させる。
地面から10㎝以上の高さを確保し熱気がこもらないよう
にする。
③発芽後に徹底すべきは水分と温度の管理
晴天時には朝たっぷり、夕方は葉水程度を灌水
(トレーの端から乾くため端多めに)
曇天時には極力控える。→ハウス内の温度を下げる
には打ち水なども効果的。
培地温度が30℃を超えないように10時から15時を目
安に遮光。
暑さに負けない
苗作り!
二価鉄の力で根張り
と葉色UP。育苗期か
ら微量要素吸収で能
力向上。地上部が生
育しすぎた場合など
根域とのバランスを
整える作用も。
葉面散布:5000倍希釈
徒長
萎縮
カネカペプチド
揃い
発芽不
他社製品
酸化型グルタチオンを主体とした高機能性肥料。
生育時のストレス低減によって植物本来の力を引き
出し、光合成能を安定化させ、増収が期待できる。
本葉展開時と定植3日前の2回施用がオススメ。
葉面散布・灌注:1000倍希釈(1g/1トレー)
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