SDGs

トヨタネの食育 総務チーム ~ブロッコリー~

総務部では
「トヨタネの食育」 ~野菜を知ってもらおう!野菜を食べてもらおう!~
をテーマに、野菜の栽培をしています。最後は収穫した野菜を使い、レシピも配信予定です。

野菜の様子は定期的に配信していくので、楽しみにしていてください*
皆さんも一緒に栽培してみませんか?
野菜を身近に感じ、野菜に興味をもち、野菜をたくさん食べてもらえたら嬉しいです!

電球・・・栽培ポイントのマークです。野菜を作るときの参考にしてみてください!



目次 CONTENTS

ブロッコリー
①2023年9月21日 苗をプランターに植える
②2023年10月5日 追肥1回目(追加で肥料をあげる)
③2023年10月19日 追肥2回目(追加で肥料をあげる)
④2023年10月26日 アオムシ駆除のため農薬をかける
⑤2023年11月24日 花蕾を発見
⑥2023年12月13日 収穫する
⑦2023年12月21日 調理方法と栄養素について



【植え付け】2023年9月21日 ブロッコリー苗をプランターに植える
総務チームでは、ブロッコリーの栽培を始めました。収穫は11月下旬~12月上旬の予定です。


【用意したもの】
プランター・培養土
苗(7.5cmポット)

※プランターは幅34cm×深さ26cm×長さ67cmのプランターを選びました。
※今回使った土は肥料(野菜が育つための栄養)入りです。
※苗は市販の苗でOKです。


【栽培場所】
日当たりの良い場所で栽培しています。今回はトヨタネ本社の屋上です。
電球ご家庭でも、日当たりの良い場所での栽培をオススメします!

本社と店舗⇒あり 屋上の様子⇒あり
    

【作業の様子】
植え付け(磯貝 水かけ(北林

水が出ていきやすいように、地面の熱さがそのままに当たらないように、木でプランターと地面を少し離しています。(なくても問題なく生育できます。)

①プランターに土を入れて、苗を植える用の穴を開ける。 穴と穴の間隔は30cm程あけ、深さは苗の土が埋まり、少し土が被るくらいです。
②苗を植えて土を薄く被せ、上から軽く押さえる。
③しっかりと水をかける。
電球はじめは土に水がないため、たっぷりかけてください。翌日以降は土の様子を見ながら、土が乾いたら、たっぷり水をあげてください。


 ブロッコリーの豆知識
 ・ヨーロッパの地中海沿岸地方が原産です。丸まらない(球状にならない)キャベツが祖先だといわれていて、遠い昔のローマ時代に今の形になったと言われています。 
・仲間にキャベツやカリフラワーなどがあります。



【追肥1回目】2023年10月5日 ブロッコリーに追肥する(追加で肥料をあげる)

今回は植付けから2週間経ち、大きくなってきたブロッコリーに追肥をしました。

【用意したもの】
・有機入り肥料(葉菜用)
※ブロッコリーは葉菜類に属します。葉菜類は、葉を食べる野菜や、ブロッコリーのように花蕾(花のつぼみ)を食べる野菜などです。
※「有機入り」でなくても問題なく生育できます。

【作業の様子】
溝を作るコメ有り 肥料をまくコメ有り 

①プランターの両側に肥料をまくための溝を作る。
電球溝の位置が、ブロッコリーの根に近すぎると、肥料が効きすぎて根が傷んでしまいます。
そのため、根元から10cm程離して溝を作りました。

②溝に沿って肥料をまき、土を被せる。
電球土が乾いていたら肥料を効きやすくするために、水をあげてください。


【前回の植え付け時からの成長】
植え付け時

 今回追肥作後の様子    
植え付け時の大きさ
追肥時の大きさ
とても大きくなりました*しかし、風が強く、ブロッコリーが横倒しになっています。

電球横倒しになると成長がゆっくりになってしまうため、根元に土を寄せて、ブロッコリーをできるだけ立たせてあげましょう。



【追肥2回目】2023年10月19日 ブロッコリーに追肥する(追加で肥料をあげる)

今回は前回の追肥から2週間経ち、葉や茎を成長させるために追肥をしました。

※用意したもの・作業内容は、前回の追肥1回目と同じです

 【前回の作業からの成長】
前回作業時の様子
今回作業時の様子
前回作業時の様子 今回作業時の様子

葉がとても大きくなりました*

次回はアオムシの駆除(害虫を退治すること)について配信予定です。



2023年10月26日 ブロッコリーにアオムシを駆除するための農薬をかける

今回はブロッコリーの葉にアオムシを見つけたため、農薬をかけて駆除(害虫を退治)しました。

【用意したもの】
・農薬 (市販されているスプレータイプの殺虫剤)
 ※作物が限定されている農薬もあります。
使用する際は、ブロッコリーに使用できる農薬を選んでください。

【作業の様子】
・ブロッコリーの葉の表面・裏面にしっかりスプレーを吹きかける。

電球アオムシは葉の裏面にいることが多いです。重点的に裏面にかけましょう。
できるだけ風がない、曇りの日か晴れた日に行いましょう。早朝がオススメです。

アオムシと食害

電球アオムシが葉を穴だらけにしてしまうと、葉が光合成※を行えず、成長に必要な栄養が不足してしまいます。虫を見つけたら、早めに駆除しましょう。

※光合成って?
緑色植物が光のエネルギーを使って、二酸化炭素と水から酸素やデンプンなどを作ることです。作ったデンプンなどが植物の栄養になっています。



2023年11月24日 ブロッコリーの葉の中に花蕾を発見
今回はブロッコリーの葉の中に、小さいブロッコリー(花蕾-からい)を発見しました。

【現在の様子】
葉の中に花蕾を見つけました。大きさは直径3~5cmです。

花蕾の様子
花蕾


全体の様子
全体

ブロッコリー全体を見ても、まだ花蕾の存在は目立ちません。これから徐々に大きくなっていきます。12月10日くらいには収穫できるかなと思います。楽しみです!!

前回はアオムシ駆除の記事を配信しましたが、現在は気温も下がり、虫の活動が落ち着いたのか、虫の被害はなくなりました*




2023年12月13日 ブロッコリーを収穫する
今回は待ちに待った、ブロッコリーの収穫をしました!

【作業の様子】
①収穫するブロッコリーを選ぶ。
 収穫するブロッコリーの大きさの目安は、直径が10~12cmのものです。

今回収穫したブロッコリー(直径11cm)
収穫したブロッコリー

電球 ブロッコリーは花蕾が硬くしまっているものが良いものとされます。硬くしまっているうちに収穫しましょう。気温が上がってくると花蕾が柔らかくなるので、収穫する時間帯は朝がおすすめです。

②収穫する。
ナイフや包丁を使い、茎を切る。収穫後、茎には葉がついているので、ナイフや包丁で切り落とす。
※ナイフや包丁を使う時は刃で手を切らないように、十分注意して作業を行いましょう。

電球 切り落としたブロッコリーの葉は少し硬めの食感ですが、炒め物にしたり、花蕾や茎と一緒にゆでてサラダなどにして楽しむことができます!ぜひ試してみてください。

収穫の様子
収穫作業後の様子
収穫の様子 収穫後の様子

立派なブロッコリーが収穫できました!今回収穫できたのは、6本中1本です。
他のブロッコリーはまだ小さいので、少しの間収穫を楽しめそうです*



2023年12月21日 ブロッコリーの調理方法と栄養素について
今回はブロッコリーの調理方法で、栄養素がどのように違ってくるのか調べました。

【ブロッコリーの栄養素について】
ブロッコリーはビタミン(ビタミンA、ビタミンCなど)が多く含まれており、ビタミンA・Cは免疫力の低下を防いでくれる効果があります。カリウムも豊富に含んでおり、カリウムは摂りすぎた塩分を体外に出してくれる効果があります。また、タンパク質も他の野菜に比べて多いです。タンパク質は炭水化物・脂質と並び、ヒトの体にとって大切なエネルギー源と言われています。
【比較した調理方法】
・生
・茹でる
・茹でる(電子レンジ使用)
・焼く
・油でいためる

ブロッコリーの栄養素

【調理方法】
下準備:小房一つ一つを包丁で切る。ブロッコリーの中心の大きな房の塊は、塊のまま茎から切り落とす。切り落とした大きな房の茎部分に包丁で切り込みを入れ、手で割いて大きさを揃える。

①小房を切る
②大きな房の塊を落とす
小房を切る 大きな房の塊を落とす

③包丁で切り込みを入れる

④手で割く
包丁で切り込みを入れる 手で割く

電球 ※緑のつぼみ部分まで包丁で切ってしまうと、バラバラに散らばってしまいます。食べる部分が減ってしまい、片付けも大変なので、切り込みを入れる深さは茎までにしましょう。

※切り方の一例です。参考にご覧ください。

茹でる:沸騰したお湯に2分程入れて茹でる。茹で終わったらザルにあげる。
茹でる(電子レンジ使用):耐熱容器に入れ、ふんわりラップをかけて1株あたり3分30秒ほど(500W)様子を見ながら加熱する。※今回は1/4株だったため、50秒加熱しました。
焼く:フライパンに入れ、中火で焼き目がつくまでそれぞれの面を焼く。
油でいためる:フライパンにサラダ油を適量しき、中火で焼き目がつくまでいためる。

電球今回は花蕾を使って調理しましたが、もちろん太い茎の部分も食べられます!
茎部分は表面の硬い皮をむき、乱切りなど調理方法に合わせて切り方を変えてください。茹でてから、炒めものやサラダなどにすると使い勝手が良いです。
※包丁を使う時は刃で手を切らないように、十分注意して調理しましょう。


調理前後の様子

【調理前】

調理前
【茹でる】
【茹でる(電子レンジ使用)】
茹でる 【茹でる(電子レンジ使用)】
【焼く】
【油で炒める】
焼く 油で炒める


成分の違い(※花蕾の成分で比較しています)
成分の違い
栄養素の表(日本食品表示成分表より引用)

調理方法で、摂れる栄養素の量が変わることが分かりました。
自分の好みに合わせて楽しみながら調理、食事をしてみてください!
           
吹き出し

調理したブロッコリーを食べた感想
「熱湯で茹でたもの」は柔らかく、食べやすい硬さでした。「レンジを使って茹でたもの」は、しっかりした食感・味を感じました。「焼いたもの」は香ばしさとしっかりした味を感じました。「油でいためたもの」は花蕾に染みた油のせいか、全体に味がまろやかでした。

個人的には、焼いたブロッコリーが美味しかったです。
いつも茹でたブロッコリーを食べることが多いので、焼いたことで香ばしさを感じられました!いつもと違う食べ方をするのも、色々な味わいが感じられて楽しいですね。

現在の様子
遠目からでも花蕾が見えるほど大きくなりました。とても嬉しいです!初めての栽培でしたが、予想以上に立派なブロッコリーを作れたため、皆さんも是非栽培に挑戦してみてください!

【全体の様子】
全体の様子

ブロッコリーについての配信は以上です。
ご覧いただき、ありがとうございました!!