本日、研究農場にて寒玉キャベツの公開調査を行いました。
昨年12月に実施した、年内収穫の寒玉キャベツ、年内~年またぎ作の春系キャベツに続き、
今期3回目の寒玉キャベツ公開調査です。
今回はトヨタネ社員を中心に15名の参加がありました。
暖冬の影響で生育が進みいつもより早めの公開調査です。
通常集荷向けの品種と、加工向けの品種に分けて圃場と収穫物の確認をして各自投票をした後に、種苗担当者より産地情勢報告、種苗課担当より各品種の品種特性などの情報提供がありました。
寒玉キャベツの品種に求められるのは、適度な大きさ、形状、外見、中身の締り具合と色、在圃性(長期間畑においておけるか)、耐病性などさまざまな要因がありますが、最終的にズバリ農家さんに言われるのは高値の時に出荷できる儲かる品種!ですから、年や栽培時期によって農家さんの評価が変わる品種もあります。
また、最近では加工カット野菜向けの出荷が増加傾向にあり、加工向けとして大きなサイズで安定して出荷できる加工向けの品種の注目度が高まっています。