こんにちは。
今回は、第4圃場Iハウスで行っている「養液栽培の排液リサイクル試験」のご紹介です。
当社研究農場で行っている試験は、野菜種子の品種比較試験だけではありません。
オリジナル商品の開発や改善につながる栽培試験もいくつか行っています。
その1つが「養液栽培の排液リサイクル」です。
通常の養液栽培では、植物が吸わなかった水、つまり「排液」は圃場外へ流れていってしまいます。
その排液を<ろ過><肥料成分を調整>することで、再び「給液」としてリサイクルするシステムを開発しています。
・水質汚染を防ぐ
・水という資源を大切にする
・肥料使用量が減る
というメリットがあり、SDGsの観点からも、取り組んでいきたい内容になっています。
【排液リサイクルシステム全体】
排液リサイクル栽培試験は、8月下旬から大玉トマトとミニトマトを半面ずつ行っています。
【排液リサイクル 大玉トマト栽培】
【排液リサイクル ミニトマト栽培】
今回ご紹介する「養液栽培の排液リサイクルシステム」にご興味のある方は、ぜひ研究農場へお越しください。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
今年も、子持ち高菜の栽培展示を行っています。
昨年は、8月20日頃と播種時期が早く、良い花蕾が少なかったので、今年は9月8日に播種をしました。
☆今年の現在の圃場状況
昨年は、花蕾が細長いものが多く、良い花蕾が出来ませんでした。
育成元のメーカーに確認したところ早蒔が原因とのことでした。
早生の品種なので少しでも早出しを狙い8月下旬に播種しましたが、結果、コブ状の花蕾の出現が少なく失敗でした。
☆昨年の細長い花蕾
現在の状況は、定植後2回目の追肥を行い順調な生育をしています。
1株あたり20個ほどの花蕾を収穫1ケ50円で販売し株あたり1,000円の売上を目標にしております。
☆正常な花蕾
子持ち高菜は、まだまだ認知度が低く、知って頂くことも目標に一つです。
食せば、ほんのり辛味が有り、茎ブロッコリーのような食感がします。
天ぷら・炒め物やパスタの具材として使えます。
また、葉も御浸しと使え、販売もできます。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
こんにちは。
年内どりの作型が、いよいよ収穫に近づいてきました。
この作型は、盆明け連日の大雨の後、なんとか定植した作でした。
~作型のおさらい~
◎冬キャベツ
①年内 (11月)作 8/24定植 11品種
②年またぎ(12~1月)作 9/1定植 20品種
③年明け (1~2月)作 9/10定植 20品種
④年度末 (3~4月)作 9/24定植 15品種
◎春キャベツ
①年明け (1~2月)作 9/24定植 12品種
年内作で最も早生な品種は、現在こんな様子。
キャベツは、11月下旬には収穫し、病気や草姿の観察、収量や品質の調査をしていきます。
また、公開調査という社内勉強会も行い、社員のキャベツの知識をどんどん深めていきます。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。