2月24日に播種したホワイトコーンと、3月11日に播種したイエローコーンの収穫が始まりました。
コーンの調査は、収穫物の糖度や重さ、粒の列数、樹の高さや葉枚数などです。
コーンには、違う品種の花粉が飛来すると本来の特性が損なわれてしまう
「キセニア」という現象が問題になることがあります。
白色のコーンと黄色のコーンの花粉が交配してしまうと、白色の中に黄色の粒が混じってしまい、ホワイトコーンと呼べなくなってしまいます。
そこで、
キセニア対策として、ホワイトコーンはハウスで栽培をしています。
ハウス栽培のように限られた空間で栽培すれば、他から異なった品種の花粉が飛来する危険性は少なくなり、本来の甘くて皮が軟らかいホワイトコーンを生産することができます。
産直市場での評価を確認するために、今年は3本包装で産直へ試験出荷予定です。
記事 研究農場 スタッフより
【アールスメロン品種調査】
試験ハウス:研究農場第4圃場Jハウス
定植日:5月10日にアールスメロンを定植しました。
目的:アールスメロン品種比較
品種数:14品種
調査内容:玉肥大・ネットの出方・作終了までの樹勢の確認をしていきます。
ハウス内環境制御について
「プロファームコントローラー」で行っていて温度や湿度のコントロールをしています。
収穫:8月上旬の予定です。
【初夏取りキャベツ調査】
また5月26日には、第6圃場で栽培している初夏取りキャベツの調査を行いました。
弊社オリジナル品種の「初夏9009」を初めとする10品種の比較です。
こちらは玉の揃いや大きさ、切った時の結球度や芯の大きさなどの調査を行いました。
記事 研究農場スタッフより