2021.08.03 [ 農場日記 | 公開調査 ]
こんにちは。
8月に入り、本格的に暑い日が続いていますね。
突然の雷雨に悩まされる日々も、しばらく続きそうです…。
さて、4回に渡ってご紹介してきたアールスメロンも、収穫を終えました。
例年に比べると見学に来てくださった方は少なかったですが、ブログを通じて皆様のもとに情報が届いていれば幸いです。
アールスメロンは、7月27日に交配後52日で収穫を行い、16品種すべてのメロンを並べて、外観や食味の調査を行いました。
単体で見てもわからない違いも、比較してみると意外と違いが分かり、面白いですね。
アールスメロンの栽培は、これで終了となります。
今後は、トマトの品種比較試験や、キュウリやイチゴの栽培が始まります。
これらの栽培状況なども、随時お伝えしていきますので宜しくお願い致します!
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2021.05.13 [ 農場日記 | 公開調査 ]
こんにちは。
今年もアールスメロンの品種比較試験を行うこととなりました!
品種は、「夏系15号」を始め16品種あります。
今作の予定は下記の通りです。
播種:4/21
定植:5/12(予定)
交配:6月上旬(予定)
収穫:7月下旬
今後もアールスメロンの状況を定期的に発信していきたいと思います。
ご見学も随時受け付けております。
お問い合わせ先電話番号:トヨタネ研究農場(0532)41-2007
2021.03.24 [ 農場日記 | 公開調査 ]
こんにちは。
春らしい陽気のなか、キャベツの品種公開調査を行いました。
研究農場では『寒玉』と呼ばれるキャベツを年4作栽培します。
今回は最後の4作目となります。
昨年8/24に種まきをして、冬の間じっくり生長し、春に収穫となる作型です。
今作は2月から暖かい日が続き、全体的に大きな玉になってしまいました。
生産者様としては、あまり大きすぎる玉は値段が安くなってしまうため、ほどほどの大きさで仕上がる品種を求められます。
ただしそのような品種は寒い年は逆に小玉過ぎて商品にならない可能性もありおます。
一概にこの品種が最適というのが難しいところです。
農場では毎年の天候による影響も考慮しながら、より良い品種をご提案できるように栽培試験を行っています。
キャベツの栽培状況は毎年10月頃~4月頃までご覧いただけます。
お気軽にお問い合わせください。
研究農場y.o
2020.12.23 [ 農場日記 | 公開調査 ]
今季一番の寒波が襲来!
寒風吹く中、キャベツの公開調査を行いました。
弊社研究農場では、年4作のキャベツ品種比較栽培を行っています。
今回は年内収穫作の冬キャベツと春キャベツ、合わせて40品種!の比較検討を行いました。
また各産地でも新品種の試作は行っていただいています。
しかし1箇所の畑にこれだけ多くの品種を集めて、
公平な条件で栽培するというのは、全国的に見てもかなり珍しいのではないかと思います。
年4作で冬系春系合わせれば、品種数は合計100種類以上にもなります!
今作は定植初期の猛暑はあったものの、
その後は台風被害や病気発生も無く比較的順調に生育しました。
ただし毎年同じ条件にはなりません。
同じ品種でも何年か栽培してみて特性をきちんと把握する必要があります。
次年度もお客様により良い品種をご提案できるように、
研究農場スタッフと社内関係者が集まってしっかりと品種特性を確認しました。
研究農場 y.o
2019.08.01 [ 農場日記 | 公開調査 ]
先日、アールスメロンの公開調査を行いました。
【耕種概要】です。
◎播種:4月19日
◎定植:5月10日
(この写真の撮影日:定植12日後です。)
◎交配:6月2日
<生育途中の写真>玉焼けしないようにカバーも。
◎収穫:7月24日
◎公開調査:7月25日
今作は「長雨の影響」でネットが消えてしまう品種もあり、
また着果節位が低く全体的に扁平気味に仕上がっておりましたが、
公開調査は15品種『それぞれの特性』が確認できるよい機会となりました。
今作は片付けが終わってしまいましたが、
次作も栽培予定ですので興味がある方はぜひご来場ください!
公開調査では「品種ごとのネットの出方」、大きさなどの「外見の調査」と、
「糖度」、「食味など果肉」の調査も行っております。
結果は弊社営業スタッフなどにお尋ねくださいませ*
記事研究農場スタッフ
2018.02.01 [ 農場日記 | 公開調査 ]
先日、弊社研究農場でトマト・ミニトマトの公開調査を行いました。
新人研修も兼ねて行ったので、収穫は新人さんにやっていただきました。
営業の方や事務の方、苗の生産の方など、普段収穫作業を行わない方がほとんどなので、
良い経験になったのではないかと思います。
食味調査も行いましたが、多くの方の意見が聞けたので参考にしていきたいです*
今週はキャベツの公開調査もありますので、
研究農場ではしっかり準備を進めていきたいと思います。
記事 研究農場 スタッフより
2017.08.03 [ 農場日記 | 公開調査 ]
7月27日に、5月10日に定植したアールスメロンの公開調査を行いました。
*詳しくは6月1日の農場日記をご覧ください*
公開調査では、玉の大きさやネットなどの見た目などの調査。
また食味調査の結果を踏まえてそれぞれの品種について意見交換を行いました。
公開調査
食味調査
また各営業所の種苗担当の方からは、産地情勢について説明して頂きました。
アールスメロンは味だけでなく、カット販売したときに見た目が良いものや結果枝の太さなど。
品種を選ぶ上で重要になるポイントが多くあることを学びました。
記事 研究農場スタッフより
2016.02.04 [ 農場日記 | 公開調査 ]
2月4日今期4回目のキャベツの公開調査を実施しました。
今回は、冬系キャベツ年明け作になります。
この年明け作(1月~2月収穫)は豊橋市、田原市では一番メインと言って良い作型になります。
暖冬傾向で安値が続いたキャベツの相場も2月の冷え込みで、安値もひと段落です。
「そらと」をはじめとする弊社オリジナル品種を含む23品種での収穫物、圃場での生育状況を確認してから各自投票をおこないました。
農場スタッフ以外に15名の参加者があり、今期の成績から来期産地に勧める品種をどうするか意見交換もありました。
今作も、年内から年明けまでの暖冬傾向の影響で生育が進み、本来3月頃の晩生品種がちょうど収穫適期になっていたり、2月にはいってからの急激な冷え込みの影響で外葉の枯れこみがあったりと昨年までとは違う評価の品種もあり、この品種が今年儲かる品種かも!と熱い公開調査でした。
2016.01.08 [ 農場日記 | 公開調査 ]
本日、研究農場にて寒玉キャベツの公開調査を行いました。
昨年12月に実施した、年内収穫の寒玉キャベツ、年内~年またぎ作の春系キャベツに続き、
今期3回目の寒玉キャベツ公開調査です。
今回はトヨタネ社員を中心に15名の参加がありました。
暖冬の影響で生育が進みいつもより早めの公開調査です。
通常集荷向けの品種と、加工向けの品種に分けて圃場と収穫物の確認をして各自投票をした後に、種苗担当者より産地情勢報告、種苗課担当より各品種の品種特性などの情報提供がありました。
寒玉キャベツの品種に求められるのは、適度な大きさ、形状、外見、中身の締り具合と色、在圃性(長期間畑においておけるか)、耐病性などさまざまな要因がありますが、最終的にズバリ農家さんに言われるのは高値の時に出荷できる儲かる品種!ですから、年や栽培時期によって農家さんの評価が変わる品種もあります。
また、最近では加工カット野菜向けの出荷が増加傾向にあり、加工向けとして大きなサイズで安定して出荷できる加工向けの品種の注目度が高まっています。
2015.01.23 [ 農場日記 | 公開調査 ]
年が明け、まままだ厳しい寒さが続いています。
そんな中、本日年明け収穫の公開調査を農場で行いました。
今年の作柄は10月に二つの台風が続けて上陸し、その後に長雨が続き作柄はあまり良くなく、
各産地からの報告も出荷されているキャベツは小玉傾向にあるとの報告でした。
そんな中、肥大性・球色が良くて、揃いの良い品種を求めて公開調査を行いました。
新しい品種で、少しでも産地の要望に応えられる品種を選び出すのに真剣に評価をしていきます。
数年後には、農家さんの畑で栽培される事と思います。