今季一番の寒波が襲来!
寒風吹く中、キャベツの公開調査を行いました。
弊社研究農場では、年4作のキャベツ品種比較栽培を行っています。
今回は年内収穫作の冬キャベツと春キャベツ、合わせて40品種!の比較検討を行いました。
また各産地でも新品種の試作は行っていただいています。
しかし1箇所の畑にこれだけ多くの品種を集めて、
公平な条件で栽培するというのは、全国的に見てもかなり珍しいのではないかと思います。
年4作で冬系春系合わせれば、品種数は合計100種類以上にもなります!
今作は定植初期の猛暑はあったものの、
その後は台風被害や病気発生も無く比較的順調に生育しました。
ただし毎年同じ条件にはなりません。
同じ品種でも何年か栽培してみて特性をきちんと把握する必要があります。
次年度もお客様により良い品種をご提案できるように、
研究農場スタッフと社内関係者が集まってしっかりと品種特性を確認しました。
研究農場 y.o
朝晩の冷え込みが一段と厳しくなり、本格的な冬を迎えました。
ナーセリー(苗生産)において、冬春シーズンのウリ類(スイカ、メロン、キュウリなど)
接木苗の生産が本格的にスタートしております。
今回はウリ科野菜の接木について、
その工程やメカニズムを解説していきたいと思います。
ウリ類の接木には、ナスやトマトの接木と異なります。
基本的にプラスチック製のチューブを使用せずに、
穂木を台木に挿し込む「挿し接ぎ」と呼ばれる方法で接合します。
まず、穂木と台木が接合した部分に褐色の糊(のり)状物質が発生してきます。
これを「カルス」といいます。
この「カルス」が仮導管細胞に分化し、仮の通導組織としてつながっていきます。
仮導管は養水分を台木から穂木に送る仮パイプの役目をします。
順調に活着すれば、この仮導管が台木から穂木へ網目状に密に繋がります。
接木から5日目頃には細胞の隔壁が消失し、パイプ状の導管になります。
穂木、台木それぞれの導管が網目状に完全につながって初めて接木が完成します。
接合部が活着するまで、およそ7日間。
穂木と台木の間で養水分を十分にやり取りできない間は、温度、湿度を一定に保ったトンネルや養生室で管理をしていきます。
この間の温度、湿度などの管理の仕方、手のかけ方が苗の仕上がりを決めます。
更には本圃でのパフォーマンスを左右する重要なポイントとなります。
今回説明させていただいた、接木に関する管理だけでなく、
播種から一次育苗、二次育苗における苗の状態においても、
緊張感と責任を持って、お客様に満足していただける苗作りに努めてまいります。
種苗部 h.n
こんにちは
仕事柄、愛知県外のお客様の元へ車で移動することが多いです。
そのときにとてもお世話になっているものがあります。
そう、スマートフォンの地図アプリです。
知らない土地に行くときも、地図アプリのナビ機能があれば安心です。
また訪問するお客様から次のお客様までの移動時間も調べることが出来ます。
その日の行動予定を立てるのにも非常に役立っています。
また移動先での食事場所を探すのにも活躍します。
遠くに行った際の食事も仕事中の楽しみの1つです。
スマートフォンの地図アプリに頼っているので、
仕事中バッテリーが無くなりそうだと、ヒヤヒヤします。
ナビが無い時代があったことを思うと、
ナビの有る時代に仕事ができていて良かったなぁと思います。
栽培サポート t.s