2021.08.30 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
今年もいよいよキャベツの播種・定植時期になりました。
農場では、収穫時期によって以下の4つの作型を設けています。
①年内(11月)
②年またぎ(12~1月)
③年明け(1~2月)
④3~4月
もう3作目までの播種が済み、1作目の定植をしたいなというところですが、連日の大雨により畑に入ることができず、定植が1週間ほど遅れる見込みとなっています。
□雨の止むのを待っていると老化苗になってしまう
□早く植えていたとしても雨で苗が流されてしまっていたかも
など、いろいろ考えますが、これという正しい方法はその年が終わってみないとわからない
というのが、露地作物の難しいところだなあと思います。
そこで農場では、老化苗対策に「ホストップ」を使っています。
窒素中断の効果があり、苗が大きくなるのを阻止してくれ、引締まった苗にしてくれます。
ホストップとは、亜リン酸とカリウムを配合した液体肥料で、老化苗対策にオススメの使用倍率は800倍です。
お盆から雨天・曇天が続き、あんなに暑くて嫌になっていた太陽が待ち遠しいです。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2021.08.20 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
弊社では6月末から、2023年入社の方向けの“オンラインインターン”がスタートしています。
オンラインインターンの中でも、農場との中継では、
・農場のメイン圃場の紹介
・目線カメラによる作業体験
といったプログラムをご用意しています。
先日、オンラインインターンの第4回が行われました。
毎回たくさんの学生さんに参加していただき、とても嬉しく思います。
オンラインで、ハウスの規模感やトマトの生育状況などをお伝えするのは思ったよりも難しいな、と感じています。
テレビの中継って当たり前の技術ではないのだなあ、と感心してしまいます。
研究農場では、オンラインインターンで皆さんにより多くのものを感じ取っていただけるように、実施後は反省点を検証し改善に努め、精一杯準備してお待ちしております!
2021.08.19 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
研究農場では、8月中旬からキャベツ・ブロッコリー等の露地秋冬野菜の定植が始まります。
しかし、毎年この時期に心配なのが台風です!
この記事を書いている日も、ちょうど台風9号が接近中で、思ったよりも風が強く、ハウスの換気をこまめに調整しました。
昨年は、研究農場のある豊橋では幸運にも台風の接近がゼロでした。
今年もゼロだと嬉しいのですが、台風は毎年来るものと思って、万全の備えをしていきたいと思います。
台風による作物への被害をいかに小さくするか、また被害を受けてしまった場合はいかに素早く回復させるか、この2点が栽培管理者の腕の見せ所となります。
研究農場では、台風対策のノウハウがいろいろとありますので、今後もブログ記事で順次紹介していければと思います。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2021.08.18 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
農場では、スナックエンドウのココバック栽培を2年間行っています。
豌豆は連作を嫌い、有効な土壌消毒剤も今後の規制で使いづらくなる中、特に土壌病害である立ち枯れ病の発生が問題になってきます。
そうした中、土壌と切り離したココバック栽培で、スナックエンドウの栽培ができれば、有用な栽培となると期待しています。
この2年間での栽培では、収穫期間が3月下旬までとなっています。
収穫段数を50段以上で、4月下旬まで収穫期間が伸ばせれば、十分、土耕栽培以上の収益性はあると思います。
今年も継続して試験栽培を行いますが、特に給液と排液のバランスを検討していく予定です。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2021.08.04 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは!
農場ではミニトマト、トマトの次作準備が始まりました。
現在は定植前の段階です。
8月上旬には、私が初めて担当を持つことになる変わり種トマトが始まります。
黄色や緑色、紫色などのカラフルな品種や色だけではなく、プラム型など形も様々な品種を扱います。
珍しいトマトを一度にたくさん見る機会もなかなかないので今から楽しみです。
またその様子もお伝えしたいと思います。
興味のある方はぜひお問い合わせください!
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2021.08.03 [ 農場日記 | 公開調査 ]
こんにちは。
8月に入り、本格的に暑い日が続いていますね。
突然の雷雨に悩まされる日々も、しばらく続きそうです…。
さて、4回に渡ってご紹介してきたアールスメロンも、収穫を終えました。
例年に比べると見学に来てくださった方は少なかったですが、ブログを通じて皆様のもとに情報が届いていれば幸いです。
アールスメロンは、7月27日に交配後52日で収穫を行い、16品種すべてのメロンを並べて、外観や食味の調査を行いました。
単体で見てもわからない違いも、比較してみると意外と違いが分かり、面白いですね。
アールスメロンの栽培は、これで終了となります。
今後は、トマトの品種比較試験や、キュウリやイチゴの栽培が始まります。
これらの栽培状況なども、随時お伝えしていきますので宜しくお願い致します!
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。