ブログ「農場日記」

2018.03.05 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

「子持ち高菜」のご紹介!

研究農場では、新しい産直品目のご紹介のため、
四川児菜(アーサイ)の栽培を行っています。

平成28年度にも栽培しJA産直の食彩村へ出荷しました。

栽培概要と昨年の販売状況をご紹介いたします。

[栽培概要]
①播種日:9月上旬 
②128穴トレー播種
③育苗期間:約30日
④畝間と株間70cm×50cm
⑤元肥(成分量)(10a当り)N:14kg P:6kg K:14kg
追肥(成分量)(10a当り)N:16kg P:2kg K:5kg
元肥はやや少なめで様子を見ながら追肥で調整していきます。
追肥は2回に分けて散布

10月中下旬・11月上旬。
農薬は登録農薬少なく、なばな類と野菜類が適用農薬になります。
年内にアブラムシ・ヨトウムシ・コナガ等害虫中心に防除します。
後半は病気の防除が中心になります。

収穫は1月下旬から3月上旬になります。
15ケ~20ケの児菜が収穫できます。
葉の付け根にわき芽が着きますので、それを順次もぎ取って収穫します。
頂花蕾に6芽ほど着きますが2月の寒さに痛み全ては収穫できませんでした。
パオパオ等防寒資材の利用が有効的と思われます。

[昨年の販売実績と調理法]
5ケをパックに入れて250円で販売。
株あたり750円~1,000円になりました。
やはり馴染みが浅くあまり多く出すと売れ残る日が、
児菜(アーサイ)を食べた方に聞くと
ほろ苦さがあるが大変美味しいとの評判でした。

調理は天ぷら・炒め物が向いています。
また葉もお浸しとして食しても美味しくいただけます。

児菜の天ぷら
児菜の天ぷら

出荷荷姿
出荷荷姿

栽培圃場
栽培圃場   

記事 研究農場スタッフより

前の記事を見る

次の記事を見る

トラックバック

このページのトラックバックURL:
https://www.toyotane.co.jp/p/trackback/001181

コメント

この記事に対するコメントはまだありません。

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

前の記事を見る

次の記事を見る