◎「三寒四温」と言われるように気温の低い日と温暖な日が交互にやってきます。
また一日の中でも寒暖差が大きく、雨量も比較的多い時期になります。
◎近年は極端な温度変化・乾燥・湿害により生理障害が問題となりやすいですね。
潅水・追肥・土寄せ・消毒をタイミングを逃さず実施することが重要です。
◎お奨めとして
活用することで低温・風による生育不良やヒヨドリなどの鳥害軽減に役立ちます。
【春のお勧め資材】
◇P-マックス-L
亜リン酸の働きで発根が良くなり、環境ストレスに強くなる力が養成されます。
施用内容:1000~1500倍で葉面散布。
規格内容:1L、10L (比重約1.4)
※注意事項
カルシウム資材、アルカリ資材及びアルカリ性農薬・銅剤との混用はできません。
◇鉄力あくあF14
根からも葉からも吸収されやすい2価鉄やホウ素など成分とする微量要素肥料。
ホウ素欠乏などの生理障害予防に。
施用内容:5000~10000倍で葉面散布
◇ペンタキープHYPER
配合内容:5ALAプラス微量要素。
施用内容:5000倍にて2~3回葉面散布。
【病害虫防除】
◎「越冬したコナガ」が東海地方では活動をはじめる時期です。
(比較的病害虫は少ない時期ですが)
「初期防除」:食害がみられたら収穫前日でも散布可能なBT剤などで。
◎「根こぶ病・菌核病など」の病害発生株は早めに抜き取り圃場外処分を行いましょう。
◎「収穫残渣」がコナガなどの害虫繁殖場所になるので収穫が終了したら早めにすき込む。
「再生残渣」も早めに除去しましょう。
◎根こぶ病発生圃場
「休眠胞子」への殺菌効果もあるフロンサイドを低温期であっても定植前に散布土壌混和することで菌密度を減少させることができます。
◎菌核病発生圃場
「栽培終了」後、すき込み前に微生物殺菌剤ミニタンWDGを800g/10a散布し土壌混和。
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