【イチゴ栽培】管理ワンポイント
ことし冬至は12月22日(日)頃に迎えます。
二十四節気の第22に当たります。
ちなみに第23、24は小寒、大寒となります。
私たちが住む日本・北半球でこの日が一年で最も昼の時間が短い。
一年で日射量が一番少ない時期になります。
気温も低くなります。
果実をつける作物は低温低日射に加え「着果負担」、
作物にマイナスのストレスがかかりやすい時期です。
【】管理のポイント【】
◉変温管理や 炭酸ガス施用など環境制御による光合成促進、
生育負担軽減を考慮した摘果・摘葉・摘芽などの作物管理を行いましょう。
◉曇雨天が予測される時は潅水を控える、
農業用水を水温10℃以上に温めてから潅水するなど根傷み軽減の工夫もしましょう。
【環境制御と併用したい低温低日照時のお勧め資材】
👉プロゲン(肥料登録資材)
高純度アミノ酸をたっぷりと含有。
低温低日照時の果実肥大、品質向上に。
施用:500倍で葉面散布
👉プリベンタマグ(亜リン酸マグネシウム肥料)
リン酸とマグネシウムの相乗効果で光合成促進、
発根及び肥料吸収促進、成り疲れ防止。
施用:葉面散布にて施用
👉ペンタキープHyper
葉緑素の素のアミノ酸5ALAを施用することで光合成をバックアップ。
軟弱徒長や根張り不足を改善しスタミナのある樹作りをサポート。
👉鉄力アクアF14
根からも葉からも吸収されやすい2価鉄を成分とする微量要素肥料。
低日照時ペンタキープHyperと混用がおすすめ!
👉だんぼう当盤(制御機器)
傾斜温度管理、学習機能による効率な加温、
湿度センサーを使った除湿運転など暖房機での環境制御を手軽にできる暖房機制御盤。
★着果負担がかかった時の樹勢維持
➤・・・ペンタキープHyper5000倍+プリベンタマグ1000倍葉面散布
★低日照時の品質向上
➤・・・ペンタキープHyper 5000倍+鉄力あくあF14 5000倍+プロゲン500倍葉面散布。
【病害虫防除】
◉気温が下がり、害虫の侵入は少なくなってきます。
静電噴口など農薬散布ムラを軽減、ハダニの防除を徹底し春先の天敵再導入に備えましょう。
◉病害防除は作物の結露で広がりやすい灰色かび病、
結露と乾燥の繰り返しで広がりやすい、うどんこ病の防除を中心に行います。
《天敵に影響の少ない農薬散布参考例》
《ご注意ください》
※農薬散布にあたっては、農薬登録内容を農薬ラベル等で確認の上、農薬散布を行いましょう。
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