ブログ「農場日記」

2022.06.01 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

スイートコーンの点滴養液栽培

こんにちは。
今回は、5月上旬に少し紹介した、「スイートコーンの点滴養液栽培」について
書かせていただきます♪

---点滴養液栽培とは?
露地作物は通常、畑の土に肥料を混ぜ込んでおき(=元肥)、そこに作物を植えます。
さらに生育ステージによって、土に肥料を足し、混ぜ込みます(=追肥・中耕)。
 点滴養液栽培は、元肥・追肥・中耕はせず、畑に潅水用の点滴チューブを設置し、
生育に必要な肥料成分を養液で定期的に潅水することによって補います。

栽培の様子はこのようになっています。
養液を打ち込むための装置や水源が必要になります。
 
点滴養液栽培

5/26時点の慣行区と比較した写真がこちらになります。
両区とも、播種日は4/11、品種はゴールドラッシュ86です。

慣行区 養液区
慣行区 養液区
(写真をクリックすると、拡大します)

養液区では、初期こそ肥料不足で黄化がみられたものの、現在、生育差はほとんど見られません。昨年同条件で行ったキャベツの試験では、生育の遅れがみられていたため、さっそく品目の違いが現れているのかなと思います。

今後も、出穂タイミングや耐倒伏性の違いについて観察していきます👓
状況はまた追ってブログでお伝えしていきます☺

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