こんにちは。研究農場です。
今回は、アスパラ栽培の話題です。
研究農場では、今年初めてアスパラの栽培に取り組んでいます。
まずはアスパラ基本情報から。
・ 英 名: Asparagus 和名:アスパラガス
・ 原産地: 南欧からロシア南部
・ 分 類: ユリ科アスパラガス属
・ 生育適温:15~20℃
野菜では珍しく多年草で、春~夏にかけて萌芽する新芽を『アスパラ』として収獲します。その後は株を育てて根に養分を蓄積させ、冬は一旦地上部が枯れますが、また春には芽が出てきます。
毎年この繰り返しで、10年近くも収獲を続けられるとのこと!
昨今の燃料高騰のため、冬季に無加温で栽培できる作物を色々考えていますが、アスパラであればハウスで無加温栽培が可能です。
128穴セルトレーに播種し、23℃で保温して約2週間程度で発芽しました。
アスパラは発芽率があまり良くないと聞いていましたが、80%くらいの発芽率でした。
発芽したばかりの姿は、極小のアスパラです。
発芽後2-3週間でこのくらいに成長します。成長はかなり遅いです。
針葉樹の林みたいですね。
発芽から1か月でポットに鉢上げしました。
株元から新しい芽が増えてきています。
このまましばらく育苗し、5月中旬頃に本圃へ定植します。
定植1年目は株をしっかり作り、根に養分を蓄えさせて、収獲は来年の春からになります。
アスパラ栽培の様子は、定期的にブログで公開しようと思いますので、お楽しみに!
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
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