ブログ「農場日記」

2014.01.11 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

施設栽培の暖房について

寒波の影響で全国的に気温の低い日が続いています。

弊社研究農場があるのは愛知県豊橋市で比較的温暖な気候ではありますが、それでも早朝は氷点下近くまで気温が下がっています。

施設での栽培では作物により多少の違いはありますが、多くの場合冬季は暖房を使って栽培を行います。暖房の熱源として最も多く利用されているのが重油ですが、近年の原油高騰により重油の値段も非常に高くなり、施設栽培農家さんの経営を圧迫しています。

燃料の消費を少しでも抑えるためには施設の保温性を高める必要があり、弊社研究農場でも2重カーテン資材をはじめ、様々な保温資材の試験をしています。

また、意外と見落としがちですが、ハウス内の『隙間』を塞ぐことも保温性を高めるためには重要です。屋根のフィルムに穴が開いていないか。谷やサイドの換気部分に隙間ができていないか。内貼りカーテンの合わせ目がきちんと閉じているか。このような小さな隙間をきちんと塞ぐだけでも保温性は非常に高くなり、暖房の節約に有効です。

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