2019.04.09 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
◇晴れの日は初夏の陽気となり、日照時間、日射量とも多い時期になります。 気温の上昇と雨により生育が一気に進み生理障害、病害虫の被害が広がることがあるので計画的収穫や防除が必須となる時期です。 |
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◇「コブ減り大根」は、おとり効果で根コブ病菌の胞子の目を覚まさせ根毛に根コブ菌を感染させることで土壌の菌密度を減らす緑肥作物です。 また、根コブ病耐病性品種を作付けすることでも、おとり効果が期待できます。土壌中の胞子を眠らせる「ネビジン」のような薬剤を使っている圃場では使用中止後2~3年は効果が無いので注意してください。 |
薬剤名 |
主な適用病害虫 |
使用時期 |
使用倍率 |
散布回数 |
備考 |
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1 |
トアローフロアブルCT |
コナガ、ヨトウムシ、アオムシ |
収穫前日まで |
500~2000 |
- |
BT剤、エスマルク、デルフィンと同一系統。使用回数制限なし |
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まくぴか |
シリコーン系展着剤 |
- |
3000~10000倍 |
農薬を均一散布、汚れ軽減、散布後の乾きを早める |
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2 |
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アニキ乳剤 |
コナガ、アオムシ、ハスモンヨトウ |
カリフラワー収穫前日まで ブロッコリー収穫3日前まで |
1000~2000 |
3回以内 |
アファーム乳剤と同系統 |
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まくぴか |
シリコーン系展着剤 |
- |
3000~10000 |
- |
農薬を均一散布、汚れ軽減、散布後の乾きを早める |
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3 |
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カッパーシン水和剤 |
黒腐病 |
収穫21日前まで |
1000 |
4回以内 |
ブロッコリーのみに登録、予防効果のある銅と治療効果のあるカスガマイシンの混合 |
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ミックスパワー |
- |
3000 |
- |
展着剤 農薬を均一散布、汚れ軽減 |
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4 |
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ディアナSC |
コナガ、アオムシ、ハイマダラノメイガ |
収穫前日まで |
2500~5000 |
2回以内 |
スピノエースと同系統 |
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まくぴか |
シリコン系展着剤 |
- |
3000~10000 |
- |
農薬を均一散布、汚れ軽減、散布後の乾きを早める |
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