2013.12.26 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
農場では現在大玉トマト24品種を品種比較試験しています。
24品種すべて切って並べると形や部屋数など違いがわかります。
今回は大玉トマトの糖度調査を行いました。
糖度調査では糖度や部屋数、玉の硬さ、食味など調査しています。
24品種もあると、終わったころにはお腹がいっぱいです。
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2013.12.25 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
農場では毎年12月中旬から下旬にかけて白菜の結束をしています。
結束の理由としては耐寒や頭が開かないなどがあげられます。
これが終わるといよいよ1年も終わりに近づいたなという感じになります。
寒い時期の作業なので体は冷えますが来年に向けての体調管理もしっかりしていきたいです。
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2013.12.24 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
12月22日は冬至でした。
冬至とは、一年の内で最も太陽の角度が低くなる日で、日照時間も最も短くなる日です。
まだ外はこれからが冬本番ですが、ハウス内では冬至以降、春から夏の管理へと変わっていきます。
太陽の角度が高くなってくるとハウス内は気温が一気に上がるようになり、2月になれば室温が30℃近くになる日も出てきます。ただし外はまだ真冬の気温なのでハウス内外の温度差が20℃以上になることも珍しくなく、作業者も体調を崩しやすくなり、注意が必要です。
また、ハウス内が暑くなると換気をしますが、外気温が低いため、ほんの少しの換気でハウス内の温度が急激に変わってしまい、換気管理が非常に難しい時期でもあります。研究農場ではハウス内外の温度差を測定し、効率の良い換気のできる方法の試験もしています。
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2013.12.21 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
少し前の話になりますが、ミニトマト圃場内にて『斑点病』にかかっている株を発見。
発病初期のものだったため、今現在は治まってはいますが、ハウス内の条件的にはこれからがもっとも発生しやすい季節になりますので注意が必要です(20~25℃+加湿)。
一昔前はあまり聞かなかった病気になりますが、最近は葉カビ耐病性のついた品種がほとんどで以前のように葉カビのための薬散回数が減ってきてしまったために多く発症するようになってしまいました。
ミニトマトについてはまだまだ斑点病耐病は標準装備になっていないので、今後の品種展開として『LS(リーフスポット)』に耐病の付いたものも重要な選定基準になってきますので、しっかりと様子を見ていきたいと思います。
(斑点病 写真)
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2013.12.19 [ 農場日記 | 公開調査 ]
小雨が降り、寒波も少し緩んだ今日、白菜の公開調査を行いました。
今回の調査は、年内収穫の品種検討です。
丁度良いサイズ(30cm前後)で、球内色が良く(黄色が濃い)
生理障害(アンコ・ゴマ症)に強い品種を選びます。
今年は、播種・定植直後の9月が高温乾燥で、充分な玉伸びが
出来ない作柄でした。農場の作柄も決して良くなかったですが
こんな年回りでも良い白菜が収穫できる品種を見つけていきたいと思います。
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2013.12.18 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
小松菜の播種を本日しました!
株間5cm、条間15cm シーダーテープで17品種ほど播種。
播種後は保温と乾燥防止のために、不織布を全体にかけます。
最近、またぐっと夜の温度も低く寒くなりましたが、寒さに負けずすくすくと成長してくれるといいです。
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2013.12.17 [ 農場日記 | 公開調査 ]
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2013.12.16 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
トマトの管理作業を進めています。
本日は下葉取り、誘引、つる下げを行いました。
ハイワイヤーのハウスのため管理作業はベンチ上からの作業が多いです。
下から株を見上げても上の状況はイマイチ見えません。
作業をするのと同時に株の様子を見ていきます。
またベンチ上からだと下の作業ができません。
下の人と協力しながら必要な作業を行っていきます。
お互いのちょっとした気遣いで作業は確実に早くなります。
次の作業、相手のことを考えながら作業を進めていきたいですね。
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2013.12.13 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
TSKハウスではサヤエンドウを栽培しています。
最近またぐっと冷え込んできてハウス内の温度も10度を下回るようになりました。
2品種栽培していますが、どちらも成長具合がそれぞれ違って観察していてとても楽しいです。
寒さのせいか、収量も少しずつ減ってきている気がします…。
寒さにまけずたくましく成長してほしいです。
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2013.12.12 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
今年は例年よりも遅くまで気温の高い日が続きましたが、ようやく本格的な冬の季節になりました。
施設園芸においては、昨今の燃料費高騰のため『省エネ』に対する関心が高まっています。
研究農場でも、暖房機の熱効率を良くしたり、ハウスの保温性を高めることで省エネを図る資材の試験を各種行っています。
ただ、栽培現場では夜間の管理温度を下げることによって燃料費を削減する方法がとられることも多々あります。
夜間の管理温度を下げてしまうと植物の生育速度は遅くなり、結果として収量は減少する可能性があります。
燃料費は減ったが収量も減ってしまったとなれば、収量あたりの燃料コストは変わっていないことになり結果として省エネにはなっていないということになります。
逆に、必要な時に適切な加温管理を行うことで収量を従来よりも増加させることができれば、収量あたりの燃料コストが小さくなります。
つまり、たくさんエネルギーを使ってもそれ以上に増収すれば、生産量当たりでみれば『省エネ』と言えます。
研究農場では、エネルギーコストと収量の最適なバランスを考えた栽培試験も行っています。
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