2013.12.12 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
今年は例年よりも遅くまで気温の高い日が続きましたが、ようやく本格的な冬の季節になりました。
施設園芸においては、昨今の燃料費高騰のため『省エネ』に対する関心が高まっています。
研究農場でも、暖房機の熱効率を良くしたり、ハウスの保温性を高めることで省エネを図る資材の試験を各種行っています。
ただ、栽培現場では夜間の管理温度を下げることによって燃料費を削減する方法がとられることも多々あります。
夜間の管理温度を下げてしまうと植物の生育速度は遅くなり、結果として収量は減少する可能性があります。
燃料費は減ったが収量も減ってしまったとなれば、収量あたりの燃料コストは変わっていないことになり結果として省エネにはなっていないということになります。
逆に、必要な時に適切な加温管理を行うことで収量を従来よりも増加させることができれば、収量あたりの燃料コストが小さくなります。
つまり、たくさんエネルギーを使ってもそれ以上に増収すれば、生産量当たりでみれば『省エネ』と言えます。
研究農場では、エネルギーコストと収量の最適なバランスを考えた栽培試験も行っています。
シェア:
2013.12.12 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
現在研究農場では白菜を栽培しており、もうそろそろ年内どりの収穫期を迎えています。
そのため収穫時期を決定するために試し取りを行いました。
今年は11月以降の寒さから例年に比べてやや収穫時期が遅れましたが何とかすべての株で収穫ができそうです。
鍋で温まりたい季節に白菜は必需品ですよね。
シェア:
2013.12.11 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
ハウス内のミニトマトは、ようやく着果負担も落ち着いて、少しずつ回復傾向にありますが、1本だけ日中萎れる株を発見。
何かと思い、ツル先からたどって株元の根を少しほじくり返してみると………茶色く褐色している。
昨年も少し出してしまったのですが、恐らく褐色根腐だと思われます。
特徴的なところは日中萎れて夜間に回復・根が茶色く褐変してコルク状になる・株元の茎を切断してみると維菅束の褐変が見られないなど(根腐萎凋は茎の維菅束が褐変してきます)。
また、褐変した根を指ではさんで表面の汚れを落とすように引いてみると、表面の褐色した部分だけはがれて綺麗な菅だけになってしまうところもひとつの特徴になります。
昨年、この病気を発病させてしまったため今年は思い切ってバックをすべて交換し、次亜塩素系の薬液でハウス内の消毒もおこなったのですが………どこかで菌が残っていたようで再発………。
とりあえず1バックのみなのでしばらくは様子見になりますが、これ以上被害が拡大しないように注意していきます。
シェア:
2013.12.09 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
プラム型ミニトマト品種試験を行っています。
定植が遅かったため、これからの収穫になります。
土耕栽培の為、樹勢のコントロールが難しく苦労しています。来年の春先まで栽培試験の予定です。
食味や糖度・収量性など、これからの調査になります
シェア:
2013.12.06 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
今日は小松菜の定植準備をしました!
来週中には播種をする予定です。
今は冬なので収穫は大体45日後になります。
収穫まで楽しみです!
そして上の写真の小松菜たちが10月22日に播種。
現在収穫をしている最中です。
シェア:
2013.12.05 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
先日紹介しました第6圃場TSKハウスで
エンドウの収穫が始まっています。
品種は「赤花55」と「スジナイン」です。
エンドウといえば、汁物や煮物などに入れたい野菜ですね!
エンドウはペラペラしていますが
思った以上の量が収穫できています。
農場では毎週水曜日がエンドウの収穫予定日です。
シェア:
2013.12.04 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
本日より12月採りブロッコリーの収穫を開始。
9月5日に定植を行ないましたが、例年よりも10~14日ほど遅れています。
渇水・台風などの影響もありどうなるかと心配しましたが、どうにか収穫までこぎつけました。
シェア:
2013.12.03 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
現在、第6圃場のTSKハウスでキヌサヤエンドウを栽培しています。
品種は、「スジナイン」と「赤花55」。
スジナインは名前の通り、スジのないさやえんどうになります。
先週、ハウスの畝間にもみがらをまきました。
もみがらをまくことで、地面の乾燥防止と除草効果があるそうです。
だんだんと寒くなってきましたが、もみがらのおかげ?かハウス内が温かく感じます。
シェア:
2013.12.02 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
先日、大玉トマトの消毒をしました。
今回農薬は殺虫剤でモスピラン、殺菌剤でオーソサイド、カリグリーンを使用しました。
オーソサイドはミニトマトの適用がないため注意が必要です。
前回書かせていただいた通りこの時期は病気を出しやすい時期になります。
病気を出さない管理がベストですがどうしても限度があるので上手に農薬を使いながら病気による減収を無くしていきたいです。
シェア:
2013.11.28 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
農場で新しいタイプの防虫ネット(2規格)の試験展張をしています。
0.2mm×0.6mm 0.3mm×0.6mm の2種類
特徴は、
①従来の0.4mm目合いより風の取り込みが良く通風性に優れている。
太さの違う糸で、編み込んであり表面がでこぼこしてます。この編み込み方で風を効果的に取り込むとの事です。
②コナジラミ・スリップスなど重要害虫の侵入を防ぐ。目合いのずれは無く
展張場所は第一圃場OハウスとPハウスになります。(平成25年8月23日展張)
・Oハウス:0.2mm×0.6mm
・Pハウス:0.3mm×0.6mm
(Pハウスのネット案内表)
平成25年11月27日メーカーの方と新しいネットの確認勉強会を行いました。
(農場の皆で目合いの状態を確認中)
シェア: