2017.07.21 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
第4圃場のB・Cハウスでは、大玉トマトの育苗が始まりました。
今作は夜冷制御がトマトにあたえる影響を調査していきますので、育苗の段階から夜冷制御ハウスと夜冷制御を行わないハウスで別々の管理をしています。
また定植時は、夜冷制御ハウスと夜冷制御を行わないハウスそれぞれの中でも、育苗時に夜冷を行った苗とそうでない苗の2種類を定植し、育苗時の夜冷制御の効果を調査していきます。
これからは他の作物の育苗も始まっていきますので、しっかりと準備・管理をし、定植していきたいと思います。
記事 農場スタッフより
2017.07.05 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
研究農場では、産直に出荷される農家様向けに産直向け品種の栽培を行っております。
今年は葉物野菜やカブ、ダイコンなどを栽培しましたが、今回は人参について紹介したいと思います。
プランターでの栽培で、3列の条まき、間引きを2回行い最終的な株間は6cm程にしました。
間引き後の株間は、広ければ肥大が早くなります。
人参は本葉が7枚程度のときに根長が決定しますので、間引き適期を逃さないことが大切です。
肥大する前の時期が、人参にとって一番大切な時期になります。
最近はカラフルな人参も多くあるので、様々な色の人参を組み合わせて出荷するとインパクトがあって良いかもしれませんね☆
記事 研究農場 スタッフより
2017.06.16 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
2月24日に播種したホワイトコーンと、3月11日に播種したイエローコーンの収穫が始まりました。
コーンの調査は、収穫物の糖度や重さ、粒の列数、樹の高さや葉枚数などです。
コーンには、違う品種の花粉が飛来すると本来の特性が損なわれてしまう
「キセニア」という現象が問題になることがあります。
白色のコーンと黄色のコーンの花粉が交配してしまうと、白色の中に黄色の粒が混じってしまい、ホワイトコーンと呼べなくなってしまいます。
そこで、
キセニア対策として、ホワイトコーンはハウスで栽培をしています。
ハウス栽培のように限られた空間で栽培すれば、他から異なった品種の花粉が飛来する危険性は少なくなり、本来の甘くて皮が軟らかいホワイトコーンを生産することができます。
産直市場での評価を確認するために、今年は3本包装で産直へ試験出荷予定です。
記事 研究農場 スタッフより
2017.06.01 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
【アールスメロン品種調査】
試験ハウス:研究農場第4圃場Jハウス
定植日:5月10日にアールスメロンを定植しました。
目的:アールスメロン品種比較
品種数:14品種
調査内容:玉肥大・ネットの出方・作終了までの樹勢の確認をしていきます。
ハウス内環境制御について
「プロファームコントローラー」で行っていて温度や湿度のコントロールをしています。
収穫:8月上旬の予定です。
【初夏取りキャベツ調査】
また5月26日には、第6圃場で栽培している初夏取りキャベツの調査を行いました。
弊社オリジナル品種の「初夏9009」を初めとする10品種の比較です。
こちらは玉の揃いや大きさ、切った時の結球度や芯の大きさなどの調査を行いました。
記事 研究農場スタッフより
2015.08.20 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
農場のTSKハウスでミニトマトを定植しました。
気象センサーがあるので、データを見てみました。曇天で遮光を入れないと その日はたまたま
気温が35度を越え、湿度が予想以上に低いことがデータを見ると分かりました。
作業をしていると汗が出てきて、蒸し暑いので湿度が高い様に感じていましたが、センサーの数値を
見ると予想外に低く、体感と数字は異なると実感しました。データを見ながらより良い管理をしていきたいと思います。 (立秋を過ぎ、日の入りも早くなりましたが、人間の方も水分補給に気を付けていきたいと思います。)
2015.08.11 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
研究農場へは、最近産直市場に出荷さる方への情報提供をするための栽培をしています。
その一つとしてホワイトコーンのハウス栽培をしています。
6月4日に蒔いた、コーンが収穫を迎え地元の産直場へ出荷しました。
ホワイトコーンは従来のイエロー系品種より、甘味が強く、皮もやわらかいです。
しかしコーンには、キセニアと言う現象があります。違う品種の花粉が飛来すると本来の特性が損なわれ
てしまう現象があります。ハウス栽培の様に限られた空間で栽培すれば,他から異なった品種の花粉が飛
来する危険性は少なくなり、本来の甘くて皮が軟らかいホワイトコーンを生産できます。
反面ハウス栽培では、受粉が、風媒による受粉の為、不結実になったりします。栽植本数や、いかに受粉
しやすくするか、検討項目が出てきました。
また、出荷期間も幅が狭く播種間隔をずらして出荷期間を長くする方法なども検討項目です。
価格は、今回は2本で350円で販売しました。1回で20袋前後でしたが、直ぐに売れきれてしまいました。
2015.08.07 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
本日は、研究農場課内勉強会を行いました。
本日のテーマは「病害虫について」
もうすぐ秋冬作の定植も始まり、高温期ということで害虫の発生が多くなるかと思います。
農場でも定期的な農薬散布や、除草を行い防除に努めていますが・・・
勉強会風景:みなさんしっかり聞いてくれました!(゜o゜)
様々な勉強会を通して、これからも課員の知識向上していきます。
2015.08.05 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
猛暑が続いておりますが農場では次作のキャベツ、ブロッコリーに向けて土壌改良を行っております。
単年での効果は出にくいですが継続的に毎年行い、より良い栽培試験ができるようにバテながらですが皆で頑張っています。
横たわっている方もギリギリ生きているようです・・・。(笑)
2015.07.22 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
以前にご紹介のアールスメロンを収穫しました。
交配50日を越えて、糖度調査や大きさを測定しました。
品種は弊社品種「夏系15号」です。
2015.06.18 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
去る6月11日に社内向け農場成果発表会が開催されました。
先に圃場巡回を行い、試験内容の発表/質疑応答がありました。研究農場での試験内容を社内に伝え、
お客様に有用な情報を出来る様な開催を目指していきます。
当日は約40名の社員の出席があり良い緊張感の中での開催と感じました。