2022.02.09 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
まだまだ寒い日が続きますが、2月に入り急激に日射が強くなったと感じます。
ちょうどこの時期は、ハウスを閉めたままでは暑すぎ、換気すれば寒すぎるという中途半端な状態で、温度管理が非常に難しい時期です。
この時期の管理ポイントをいくつかご紹介すると、
・ハウスサイドの内張カーテンは朝開けて夕方閉めるようにする。
・午前中の温度設定を少し下げて、早めに窓が開くようにする。
・窓の『感度』が調整できる機種なら、感度を大きくして一気に窓が開かないようにする。
・手動開閉の窓の場合は、早めに風下を少しだけ開けておく。
・換気すると湿度が急激に下がるので、ミストを噴霧する。
以上のような工夫をしています。
植物も春にむけて徐々に慣らしていく必要があるので、冬の管理から春の管理へ見直しが必要な時期です。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2022.02.01 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは!
第2圃場ではブロッコリーとカリフラワーを栽培しています。
今回はカリフラワーをご紹介します。
11品種のカリフラワーを4作に分けて栽培しており、
ブロッコリーと同じく調査をしています。
調査項目としてブロッコリーと違う点は
花蕾の色(白色~クリーム色)、毛羽立ちの有無、芯葉の形状(まっすぐ~ねじれ)です。
ブロッコリーよりもさらに根傷みに注意しなければいけませんが、
ほぼ同じ方法で栽培できます。
興味のある方はぜひご問い合わせください。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2022.01.25 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは!
何度か変わり種トマトの生育状況をお伝えしてきましたが、今回は青果物をご紹介します。
農場ではミニトマトとカラートマトを、一つずつ並べて展示を行っています。
比べると色や形の違いが分かりやすいです。
【ミニトマトとカラートマト】
中玉トマトは7品種栽培しています。
【中玉トマト】
見るだけでなく食べ比べもできるので、ご興味のある方はお問合せください。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2022.01.13 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
第7圃場のハウスでは、イタリア野菜などの変わった野菜をいくつか栽培しています。
中でも、今回紹介するのは、「ソフトスティックカリフラワー」です。
農場では、通常のカリフラワーのように栽培していきます。
9/9に播種、10/5に定植をしました。
すると、11/27に花蕾が見えてきました。
ここから大きくなるのを待ち、花蕾を10日程おくと、茎が伸びて花蕾が開いてきます。
12/31時点でこのような様子です。
かなり大きくなってしまいました。。。。。。。
収穫適期は、花蕾が2000gほどになった頃。
ボリュームがありますね!
以上、変わったカリフラワーの観察日記でした。
★その他のイタリア野菜ご紹介(過去のブログ記事ご紹介です!)
2022.01.07 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
9月上旬に播種をしたサラダスナップとスジナインの収穫が11月下旬から始まりました。
絹莢のスジナインは週2回、実豌豆のサラダスナップは週1回収穫をしています。
以前にも紹介しましたが、今年が2年目の栽培になります。
今年は栽培期間中に、商品テストとして「木綿のネット」の耐候性テストと、誘引資材の「パクットクリップ」の試験展示を行っています。
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[木綿ネット] |
今年の栽培期間は、昨年は3月下旬までの栽培でしたが、今年は4月下旬までの栽培を目指しております。12月上旬時点では、30~32段の節数で、草丈は1.8m程になっています。
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サラダスナップ生育状況 |
サラダスナップ・スジナインのココバック栽培にご興味の有る方は是非農場へお越しください。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2022.01.07 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
先日、浜松市内と田原市内の2か所で行った、弊社オリジナルキャベツ『ないと』の圃場見学会に参加してきました。
「見学会圃場」
見学会では、品種の特性をご説明させていただき、圃場の立毛、収穫物の品質をお客様の目で見ていただきます。
ちなみに、『ないと』の特徴は、黒腐病に強く、肥大力に優れているところです。
農場でも、キャベツの品種比較をしているので、お客様に圃場に来ていただき、栽培状況などをお伝えする機会はあるのですが、種苗担当の営業の方の説明は、とても勉強になりました。
いろんな圃場での『ないと』を見てきた営業の方だからこそ、お客様に合った扱い方の提案をされている点がとてもいいなと思いました。
今後とも、よりお客様のお役に立つ情報を提供できるよう努めてまいります。
弊社研究農場での品種比較試験の様子も、ぜひご確認ください。
ご来場お待ちしております。オンライン視察対応も可能ですので、お問合せお待ちしております。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2021.11.29 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
今回は、第4圃場Iハウスで行っている「養液栽培の排液リサイクル試験」のご紹介です。
当社研究農場で行っている試験は、野菜種子の品種比較試験だけではありません。
オリジナル商品の開発や改善につながる栽培試験もいくつか行っています。
その1つが「養液栽培の排液リサイクル」です。
通常の養液栽培では、植物が吸わなかった水、つまり「排液」は圃場外へ流れていってしまいます。
その排液を<ろ過><肥料成分を調整>することで、再び「給液」としてリサイクルするシステムを開発しています。
・水質汚染を防ぐ
・水という資源を大切にする
・肥料使用量が減る
というメリットがあり、SDGsの観点からも、取り組んでいきたい内容になっています。
【排液リサイクルシステム全体】
排液リサイクル栽培試験は、8月下旬から大玉トマトとミニトマトを半面ずつ行っています。
【排液リサイクル 大玉トマト栽培】
【排液リサイクル ミニトマト栽培】
今回ご紹介する「養液栽培の排液リサイクルシステム」にご興味のある方は、ぜひ研究農場へお越しください。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2021.11.16 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
今年も、子持ち高菜の栽培展示を行っています。
昨年は、8月20日頃と播種時期が早く、良い花蕾が少なかったので、今年は9月8日に播種をしました。
☆今年の現在の圃場状況
昨年は、花蕾が細長いものが多く、良い花蕾が出来ませんでした。
育成元のメーカーに確認したところ早蒔が原因とのことでした。
早生の品種なので少しでも早出しを狙い8月下旬に播種しましたが、結果、コブ状の花蕾の出現が少なく失敗でした。
☆昨年の細長い花蕾
現在の状況は、定植後2回目の追肥を行い順調な生育をしています。
1株あたり20個ほどの花蕾を収穫1ケ50円で販売し株あたり1,000円の売上を目標にしております。
☆正常な花蕾
子持ち高菜は、まだまだ認知度が低く、知って頂くことも目標に一つです。
食せば、ほんのり辛味が有り、茎ブロッコリーのような食感がします。
天ぷら・炒め物やパスタの具材として使えます。
また、葉も御浸しと使え、販売もできます。
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TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
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2021.11.10 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
年内どりの作型が、いよいよ収穫に近づいてきました。
この作型は、盆明け連日の大雨の後、なんとか定植した作でした。
~作型のおさらい~
◎冬キャベツ
①年内 (11月)作 8/24定植 11品種
②年またぎ(12~1月)作 9/1定植 20品種
③年明け (1~2月)作 9/10定植 20品種
④年度末 (3~4月)作 9/24定植 15品種
◎春キャベツ
①年明け (1~2月)作 9/24定植 12品種
年内作で最も早生な品種は、現在こんな様子。
キャベツは、11月下旬には収穫し、病気や草姿の観察、収量や品質の調査をしていきます。
また、公開調査という社内勉強会も行い、社員のキャベツの知識をどんどん深めていきます。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2021.10.28 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは!
研究農場ではブロッコリーを4作に分けて栽培しています。
先日4作目の定植をし、活着も順調!ということで2021年度のブロッコリーが勢ぞろいしました。
1作目 年内作(11月~12月上旬収穫)
ブロッコリー:18品種 カリフラワー:4品種
2作目 年またぎ作(12月中旬~1月中旬収穫)
ブロッコリー:25品種 カリフラワー:3品種
3作目 年明け作(1月下旬~2月下旬収穫)
ブロッコリー:19品種 カリフラワー:3品種
4作目 年度末作(3月上旬~4月上旬収穫)
ブロッコリー:9品種 カリフラワー:2品種
これからも天候や病気に気を付けながら栽培していこうと思います。
興味のある方はぜひ見学にいらしてください!
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TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。