2022.04.15 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
先月3/15にスイートコーンの品種比較試験の栽培が始まりました!
作型は、収穫タイプで分けており、
早生作(82~85日タイプ) 3/15播種
晩生作(84~90日タイプ) 4/11播種予定
早生・晩生の2作型で品種比較試験を行っていきます。どちらも、生分解マルチを用いて、圃場直播で行います。
早生作は、3/15に播種し、4/8時点は写真のような状況です。
【コーン生育良好】
【コーン発芽不良】
発芽には地温を14℃以上に保つことが必要ですが、
□3月後半に夜が冷える日が続いた
□マルチが乳白色で地温の上昇が難しい
□穴あけを急いでしまった
以上のことなどから、発芽不良の品種もあります。
挑戦的な作型にはたくさんの工夫が必要であることを学びました…ですが、予備苗で補植を行い試験区はしっかり確保できています。
試験は引き続き行っていくので、状況はまた追ってブログでお伝えしていきます☺
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2022.03.29 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは!
最近、暖かくなり日差しも強くなってきましたね。春の訪れを感じます!
さらに、ハウスに入ると暑いと感じることが多くなりました。
今回ご紹介するキュウリは、温度がとても重要になります。
温度が高くなると伸びるスピードが早くなります。こまめに誘引を行い、伸びてくる側枝を取る作業をしなければなりません。側枝をそのままにしておくと養分が分散し、作業の邪魔にもなります。
また、肥大のスピードも早くなるので収穫の際は、取り遅れがないようにしましょう。
これも養分が分散しますし、収量低下につながります。
暑いハウスの中での作業は大変なので、水分補給をして体調に気を付けましょう!
ぜひ参考にしてみてください。
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2022.03.25 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
アーサイ(子持ち高菜)の栽培も3年目となりました。
当地区では、余り馴染みのない野菜ですが、食すれば辛味が少しあり、食感は茎ブロッコリのように柔らかく、天ぷらや野菜炒め、パスタの具材などと幅広く使え、とても美味しい野菜です。
品種も、早採り品種が出てきて1月から3月上旬まで収穫できます。また、収穫は芽キャベツのように節事に脇芽が付き、一株で40日ほどの収穫期間があり、産直に向いている作物です。25芽~30芽の収穫。
主な作型を紹介しますので是非一度栽培をしてみてください。
1)播種時期:9月15日頃(早蒔は良い花蕾の期待できません。)
2)128穴プラグトレーで約1ケ月の育苗。
3)栽植本数:株間50cm、条間70~80cm(株が大きくなり条間は広めが良い。)
4)基準施肥量:N=10kg・P=20kg・K=10kg・Mg=28kg目安
樹勢が強いので、窒素は控えめで樹勢を見ながら追肥で調整します。
5)収穫開始:1月上中旬から(湖南児菜…早採り品種)
6)病害虫:アブラムシが付きやすいので、11月までは気を付けて防除する。
7)登録農薬…なばな類・野菜類の登録農薬。なばなのみの登録農薬は使用できません。
アーサイ花蕾
アーサイ圃場
アーサイ売場写真
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2022.03.24 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
最近、スーパーで並んでいるブロッコリーが安くなっていることにお気づきでしょうか?
理由としては、ブロッコリーが市場にあふれてしまっているからです!
そうなってしまった原因は、気温と降水量を振り返ってみるとわかってきます。
弊社研究農場のある豊橋市におけるデータを、過去5年のものと比較してみました。
ここからわかることは、
■12月末から3月頭まで平年より低い気温が続いた
■1月下旬~3月の降水量が少ない
■先週から急に温度が上昇した
ブロッコリーは収穫適期が短いため、収穫時期が重ならないよう、いくつもの品種や作型を組み合わせて栽培し、供給しています。
しかし、
□低温・乾燥により、1,2月収穫予定のブロッコリーの生育がストップ
□急な温度の上昇により、一気に生育が進み始める
などにより、
“1~3月収穫分のブロッコリーが一気に市場に出てきてしまった”のです!
ぜひみなさん、農家さんを支えるためにも、美味しくブロッコリーをいただきましょう!
「ブロッコリー 大量消費」など、ネットでレシピを検索すると、美味しそうな料理がたくさん出てきますよ♪
最後に研究農場のブロッコリーを少しご紹介します。
左がマルス、右がグリーンライガです。
【マルス】 |
【グリーンライガ】 |
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どちらも2月下旬~3月中旬を目指して収穫する品種になります。
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2022.03.04 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは!
突然ですが、トマトの色といえば赤!という方がほとんどだと思います。
しかし、トマトは赤色だけではありません!今回はイエローミニトマトをご紹介します。
研究農場では、イエローミニトマトを3品種、クリームイエローミニトマトを1品種栽培しています。
大きさ、果房のつき方、ゼリーの透け感、色味、食味...など、同じ色といってもよく見ると品種ごとに違いがあります。
食味も見た目も良いカラートマトは食卓を彩ってくれるはずです!
見かけた際はぜひ手に取ってみてください。
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2022.02.18 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
以前のブログでスナップ豌豆のココバック栽培の紹介をしましたが、今回は中間報告をします。
栽培開始から5ヶ月が経過しました。
節数は40段ほどになっています。
着花状況はダブル花房で来ていましたが、最近は樹勢が少し落ちシングル花房になってきました。
給液ECを1.2から1.6に高めて様子を見ています。
併せて酸素供給剤(フレッシュサンソ液剤)を流して根張りが良くなるか見ています。
施用量は0.33kg/20m(100倍液)で行います。
樹勢の回復を期待しています。
また様子を報告させて頂きます。
スナップ生育状況1月
スナップ生育状況2月-1
スナップ生育状況2月-2
フレッシュサンソ
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2022.02.17 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
みなさん、プンタレッラという野菜を知っていますか?
聞き慣れない言葉ですが、
プンタレッラとはイタリア語で先端部分という意味だそうです!
別名はアスパラガスチコリーと言い、チコリの仲間になりますが、
プンタレッラという名前の通り抽苔してきた新芽の部分を食べます。
イタリアでは、シャキシャキした食感を生かしてサラダで食べるのが一般的だそうです!
日本ではあまり販売されていない珍しい野菜になりますが、
栽培にご興味がある方はぜひお問い合わせください!
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2022.02.09 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
まだまだ寒い日が続きますが、2月に入り急激に日射が強くなったと感じます。
ちょうどこの時期は、ハウスを閉めたままでは暑すぎ、換気すれば寒すぎるという中途半端な状態で、温度管理が非常に難しい時期です。
この時期の管理ポイントをいくつかご紹介すると、
・ハウスサイドの内張カーテンは朝開けて夕方閉めるようにする。
・午前中の温度設定を少し下げて、早めに窓が開くようにする。
・窓の『感度』が調整できる機種なら、感度を大きくして一気に窓が開かないようにする。
・手動開閉の窓の場合は、早めに風下を少しだけ開けておく。
・換気すると湿度が急激に下がるので、ミストを噴霧する。
以上のような工夫をしています。
植物も春にむけて徐々に慣らしていく必要があるので、冬の管理から春の管理へ見直しが必要な時期です。
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2022.02.01 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは!
第2圃場ではブロッコリーとカリフラワーを栽培しています。
今回はカリフラワーをご紹介します。
11品種のカリフラワーを4作に分けて栽培しており、
ブロッコリーと同じく調査をしています。
調査項目としてブロッコリーと違う点は
花蕾の色(白色~クリーム色)、毛羽立ちの有無、芯葉の形状(まっすぐ~ねじれ)です。
ブロッコリーよりもさらに根傷みに注意しなければいけませんが、
ほぼ同じ方法で栽培できます。
興味のある方はぜひご問い合わせください。
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2022.01.25 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは!
何度か変わり種トマトの生育状況をお伝えしてきましたが、今回は青果物をご紹介します。
農場ではミニトマトとカラートマトを、一つずつ並べて展示を行っています。
比べると色や形の違いが分かりやすいです。
【ミニトマトとカラートマト】
中玉トマトは7品種栽培しています。
【中玉トマト】
見るだけでなく食べ比べもできるので、ご興味のある方はお問合せください。
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