ブログ「農場日記」

2017.06.16 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

「コーン収穫はじまる!!」

2月24日に播種したホワイトコーンと、3月11日に播種したイエローコーンの収穫が始まりました。
コーンの調査は、収穫物の糖度や重さ、粒の列数、樹の高さや葉枚数などです。

コーン

コーンには、違う品種の花粉が飛来すると本来の特性が損なわれてしまう「キセニア」という現象が問題になることがあります。

コーン収穫調査

白色のコーンと黄色のコーンの花粉が交配してしまうと、白色の中に黄色の粒が混じってしまい、ホワイトコーンと呼べなくなってしまいます。
そこで、キセニア対策として、ホワイトコーンはハウスで栽培をしています。
ハウス栽培のように限られた空間で栽培すれば、他から異なった品種の花粉が飛来する危険性は少なくなり、本来の甘くて皮が軟らかいホワイトコーンを生産することができます。

ホワイトコーン

産直市場での評価を確認するために、今年は3本包装で産直へ試験出荷予定です。

記事 研究農場 スタッフより
【アールスメロン品種調査】
試験ハウス:研究農場第4圃場Jハウス
定植日:5月10日にアールスメロンを定植しました。

アールス0526

目的:アールスメロン品種比較
品種数:14品種
調査内容:玉肥大・ネットの出方・作終了までの樹勢の確認をしていきます。

ハウス内環境制御について
「プロファームコントローラー」で行っていて温度や湿度のコントロールをしています。
収穫:8月上旬の予定です。

【初夏取りキャベツ調査】
また5月26日には、第6圃場で栽培している初夏取りキャベツの調査を行いました。

初夏Cabbage①-2

初夏Cabbage②-2

弊社オリジナル品種の「初夏9009」を初めとする10品種の比較です。
こちらは玉の揃いや大きさ、切った時の結球度や芯の大きさなどの調査を行いました。

記事 研究農場スタッフより

2016.02.04 [ 農場日記 | 公開調査 ]

キャベツ公開調査

 2月4日今期4回目のキャベツの公開調査を実施しました。
今回は、冬系キャベツ年明け作になります。
この年明け作(1月~2月収穫)は豊橋市、田原市では一番メインと言って良い作型になります。
暖冬傾向で安値が続いたキャベツの相場も2月の冷え込みで、安値もひと段落です。
「そらと」をはじめとする弊社オリジナル品種を含む23品種での収穫物、圃場での生育状況を確認してから各自投票をおこないました。
農場スタッフ以外に15名の参加者があり、今期の成績から来期産地に勧める品種をどうするか意見交換もありました。

 今作も、年内から年明けまでの暖冬傾向の影響で生育が進み、本来3月頃の晩生品種がちょうど収穫適期になっていたり、2月にはいってからの急激な冷え込みの影響で外葉の枯れこみがあったりと昨年までとは違う評価の品種もあり、この品種が今年儲かる品種かも!と熱い公開調査でした。

2016.01.08 [ 農場日記 | 公開調査 ]

キャベツ公開調査

 本日、研究農場にて寒玉キャベツの公開調査を行いました。
昨年12月に実施した、年内収穫の寒玉キャベツ、年内~年またぎ作の春系キャベツに続き、
今期3回目の寒玉キャベツ公開調査です。
今回はトヨタネ社員を中心に15名の参加がありました。



 暖冬の影響で生育が進みいつもより早めの公開調査です。
通常集荷向けの品種と、加工向けの品種に分けて圃場と収穫物の確認をして各自投票をした後に、種苗担当者より産地情勢報告、種苗課担当より各品種の品種特性などの情報提供がありました。

 寒玉キャベツの品種に求められるのは、適度な大きさ、形状、外見、中身の締り具合と色、在圃性(長期間畑においておけるか)、耐病性などさまざまな要因がありますが、最終的にズバリ農家さんに言われるのは高値の時に出荷できる儲かる品種!ですから、年や栽培時期によって農家さんの評価が変わる品種もあります。
 また、最近では加工カット野菜向けの出荷が増加傾向にあり、加工向けとして大きなサイズで安定して出荷できる加工向けの品種の注目度が高まっています。











2015.08.20 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

体感温度とセンサーの値

農場のTSKハウスでミニトマトを定植しました。
気象センサーがあるので、データを見てみました。曇天で遮光を入れないと その日はたまたま
気温が35度を越え、湿度が予想以上に低いことがデータを見ると分かりました。

 作業をしていると汗が出てきて、蒸し暑いので湿度が高い様に感じていましたが、センサーの数値を
見ると予想外に低く、体感と数字は異なると実感しました。データを見ながらより良い管理をしていきたいと思います。 (立秋を過ぎ、日の入りも早くなりましたが、人間の方も水分補給に気を付けていきたいと思います。)


2015.08.11 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

ホワイトコーン収穫

研究農場へは、最近産直市場に出荷さる方への情報提供をするための栽培をしています。

その一つとしてホワイトコーンのハウス栽培をしています。

6月4日に蒔いた、コーンが収穫を迎え地元の産直場へ出荷しました。

ホワイトコーンは従来のイエロー系品種より、甘味が強く、皮もやわらかいです。

しかしコーンには、キセニアと言う現象があります。違う品種の花粉が飛来すると本来の特性が損なわれ

てしまう現象があります。ハウス栽培の様に限られた空間で栽培すれば,他から異なった品種の花粉が飛

来する危険性は少なくなり、本来の甘くて皮が軟らかいホワイトコーンを生産できます。

反面ハウス栽培では、受粉が、風媒による受粉の為、不結実になったりします。栽植本数や、いかに受粉

しやすくするか、検討項目が出てきました。

また、出荷期間も幅が狭く播種間隔をずらして出荷期間を長くする方法なども検討項目です。

価格は、今回は2本で350円で販売しました。1回で20袋前後でしたが、直ぐに売れきれてしまいました。

2015.08.07 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

農場勉強会

本日は、研究農場課内勉強会を行いました。

本日のテーマは「病害虫について」

もうすぐ秋冬作の定植も始まり、高温期ということで害虫の発生が多くなるかと思います。

農場でも定期的な農薬散布や、除草を行い防除に努めていますが・・・

 

勉強会風景:みなさんしっかり聞いてくれました!(゜o゜)

様々な勉強会を通して、これからも課員の知識向上していきます。

2015.08.05 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

土壌改良中

猛暑が続いておりますが農場では次作のキャベツ、ブロッコリーに向けて土壌改良を行っております。

単年での効果は出にくいですが継続的に毎年行い、より良い栽培試験ができるようにバテながらですが皆で頑張っています。

横たわっている方もギリギリ生きているようです・・・。(笑)

 

 

2015.07.22 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

アールスメロン試しどり



以前にご紹介のアールスメロンを収穫しました。
交配50日を越えて、糖度調査や大きさを測定しました。
品種は弊社品種「夏系15号」です。 

2015.06.18 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

社内農場成果発表会開催

去る6月11日に社内向け農場成果発表会が開催されました。
先に圃場巡回を行い、試験内容の発表/質疑応答がありました。研究農場での試験内容を社内に伝え、
お客様に有用な情報を出来る様な開催を目指していきます。
当日は約40名の社員の出席があり良い緊張感の中での開催と感じました。