2017.11.01 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
10月5日の記事で紹介しました農場の胡瓜の状況です。
農場では蔓下ろし栽培を行っており、親づるを14節目で摘芯し、側枝を4本伸ばす仕立て方をしています。
昨年度は摘芯した部分から病気が発生してしまったので、今年は予防策として切り口に農薬を塗布しました。
定植してからもうすぐ1ヵ月が経ちますが、今年は曇天続きの影響で側枝の発生が悪いように思います。
側枝の発生を助長するために、親づるを摘花してみましたが・・・効果があることを祈るばかりです。
記事 研究農場 スタッフより
2017.10.13 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
研究農場の品種比較栽培のキャベツ。
今年は集中豪雨や台風の被害も無く順調に生育しているなあと安心していたら、最近様子がちょっと変です。
心配なのは7月24日は種、8月18日定植の冬系キャベツ年内収穫の作型です。
通路が見えないくらい外葉が肥大し栄養成長気味となり球肥大が遅れています。
今年は定植してから猛暑日がつづき加えて雨もすくなく生育はゆっくり、9月11日に1回目追肥、土よせを実施、その後も雨がすくなく生育がゆっくりだったので、我慢しきれずに10月2日に2回目の追肥土よせ。
今思うと、あせらずに結球が進んだ段階で2回目の追肥をすればよかったと生育に合わせた追肥の難しさを実感しています。
葉物野菜のキャベツは基本的には栄養生長気味に管理すれば良いのですが、生育が旺盛になりやすい年内収穫の作型は栄養生長に傾けすぎない肥料管理も必要です。
とはいえ、10月、11月は研究農場キャベツ圃場で各作型・生育段階による品種の違いを見ることができる良い時期になります。
ご来場お待ちしております!
記事 研究農場 スタッフより
2017.10.05 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
研究農場第4圃場のDハウスでは、きゅうりの養液栽培展示を行います。
昨年度は培地加温試験を行いましたが、今年の試験内容は
★TF濃縮トマトとTFフルミックスの肥料比較試験
★給液時間の違いによる生育の差の確認
★品種比較試験の3項目です。
今はまだ育苗中ですが、様子を見つつ10月上旬ごろ定植する予定です。
きゅうりの養液栽培は全国的にはまだまだ普及しておりませんが、
「きゅうりの養液栽培といえばトヨタネ!」といって頂けるよう栽培技術を確立させていきたいと思います。
出展:「世界のA農」日本農業新聞」9/1より
(北海道より北の国でのキュウリ養液栽培)
記事 研究農場 スタッフより
2017.09.21 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
8月25日の定植時ミニトマトは、
9月15日現在2~3段目が開花している状態です。
写真のように順調に生育しています☆
品種によって樹勢が違ってきているので、管理を統一するのが大変ですが、しっかり比較できるよう栽培していきたいです。
研究農場の第4圃場は、
キュウリを残して、全てのハウスでの定植が終わりました。
これからも栽培状況などを随時お伝えしていきたいと思いますので、宜しくお願いします。
記事 研究農場 スタッフより
2017.09.07 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
8月25日に、弊社第四圃場Aハウスにてミニトマト品種比較試験の定植を行いました。
1ハウスでレギュラー品種が21種類、好食味品種が15種類で、合計36種類の品種を栽培し、比較していきます。
調査項目は収量、糖度など果実の調査の他に、開花段数や葉枚数、伸長速度などを調査していく予定です。
定植から2週間ほど経ちますが、開花スピードにも品種の差が見受けられます。
ホルモン処理も9月4日から開始しましたので、収量、樹姿にこれからどのような差がでてくるのか楽しみです。
記事 研究農場 スタッフより
2017.08.30 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは*
まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様元気にお過ごしでしょうか。
今回は産直向け品種として農場で栽培している、ベビーキュウリ「ミニQ」についてご紹介したいと思います。
ミニQ圃場栽培状況
ミニQ出荷パッケージ
ミニQは名前の通り、果長8~10cm、果重40g前後のミニサイズのキュウリです。
イボのないタイプで、皮、果肉ともに柔らかくなっています。
サラダや手巻き寿司などでもおいしく召し上がれますが、水分がやや多めなので、ピクルスや一夜漬けに適しています。
私のお勧めの食べ方は浅漬けです。
市販の浅漬けの素を使用すれば、お手軽においしい浅漬けが食べられます。
キムチの素をかければ、ピリ辛な大人の味に仕上がります!!
キュウリのピクルスのレシピは、インターネットで多く紹介されていますので、是非お気に入りのレシピを探してみてください!
キュウリは夏場のカリウムと水分の補給に適していると言われており、クールダウン効果のほかにむくみをとる効果も期待できますので、この時期積極的に食べたい野菜のひとつですね☆
記事 研究農場 スタッフより
2017.08.03 [ 農場日記 | 公開調査 ]
7月27日に、5月10日に定植したアールスメロンの公開調査を行いました。
*詳しくは6月1日の農場日記をご覧ください*
公開調査では、玉の大きさやネットなどの見た目などの調査。
また食味調査の結果を踏まえてそれぞれの品種について意見交換を行いました。
公開調査
食味調査
また各営業所の種苗担当の方からは、産地情勢について説明して頂きました。
アールスメロンは味だけでなく、カット販売したときに見た目が良いものや結果枝の太さなど。
品種を選ぶ上で重要になるポイントが多くあることを学びました。
記事 研究農場スタッフより
2017.07.21 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
第4圃場のB・Cハウスでは、大玉トマトの育苗が始まりました。
今作は夜冷制御がトマトにあたえる影響を調査していきますので、育苗の段階から夜冷制御ハウスと夜冷制御を行わないハウスで別々の管理をしています。
また定植時は、夜冷制御ハウスと夜冷制御を行わないハウスそれぞれの中でも、育苗時に夜冷を行った苗とそうでない苗の2種類を定植し、育苗時の夜冷制御の効果を調査していきます。
これからは他の作物の育苗も始まっていきますので、しっかりと準備・管理をし、定植していきたいと思います。
記事 農場スタッフより
2017.07.05 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
研究農場では、産直に出荷される農家様向けに産直向け品種の栽培を行っております。
今年は葉物野菜やカブ、ダイコンなどを栽培しましたが、今回は人参について紹介したいと思います。
プランターでの栽培で、3列の条まき、間引きを2回行い最終的な株間は6cm程にしました。
間引き後の株間は、広ければ肥大が早くなります。
人参は本葉が7枚程度のときに根長が決定しますので、間引き適期を逃さないことが大切です。
肥大する前の時期が、人参にとって一番大切な時期になります。
最近はカラフルな人参も多くあるので、様々な色の人参を組み合わせて出荷するとインパクトがあって良いかもしれませんね☆
記事 研究農場 スタッフより
2017.06.16 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
2月24日に播種したホワイトコーンと、3月11日に播種したイエローコーンの収穫が始まりました。
コーンの調査は、収穫物の糖度や重さ、粒の列数、樹の高さや葉枚数などです。
コーンには、違う品種の花粉が飛来すると本来の特性が損なわれてしまう
「キセニア」という現象が問題になることがあります。
白色のコーンと黄色のコーンの花粉が交配してしまうと、白色の中に黄色の粒が混じってしまい、ホワイトコーンと呼べなくなってしまいます。
そこで、
キセニア対策として、ホワイトコーンはハウスで栽培をしています。
ハウス栽培のように限られた空間で栽培すれば、他から異なった品種の花粉が飛来する危険性は少なくなり、本来の甘くて皮が軟らかいホワイトコーンを生産することができます。
産直市場での評価を確認するために、今年は3本包装で産直へ試験出荷予定です。
記事 研究農場 スタッフより