先日の連休に、滋賀県の多賀大社へ初詣に行ってまいりました。
せっかく滋賀県まで来たからと思い、近郊をネットで調べたところ、近くにある西明寺というお寺が紅葉で有名らしかったので寄ってみました。
さすがにこの時期はどの木も寂しい雰囲気になっていましたが、蓬莱庭はこの寒さの中でも苔が青々としてとてもキレイでした。不断桜が咲いているので、紅葉の時期は紅葉と桜を同時に見ることができるそうですし、普通に夏の青々した参道を歩くのも気持ちが良さそうです。
本堂は、鎌倉時代初期に建立され、釘を一本も使わない純和風建築で、国宝に指定されているそうです。
こちらのお寺の本尊の脇に配されている十二神将は、頭に干支の動物を載せていて、自分の干支の生まれ年の神将にお願い事をすると願いがかなうといわれ、西明寺は「えと寺」としても知られているそうです。
お寺の方が、私たち観光客の干支を聞きながら、十二神将の頭の上の干支をひとつひとつ懐中電灯で照らして、いろいろと楽しくお話しをしてくれました。
当時の日本に虎はいなかったため、この虎は犬のようなネコのような不思議な姿をしているんだよーなど、ところどころで歴史の時代背景や歴史上の人物を垣間見ることができて、とても興味深かったです。
西明寺は、百済寺、金剛輪寺と3つを合わせて『湖東三山』と呼ばれるそうです。
去年、湖東三山ICが開設したということで、本来なら「住職一代・数十年に一度」にしか公開されないというそれぞれ3つの国宝の本尊が、2014年4月から2ヶ月間一斉に公開されるそうです。
春ならば参道の桜も咲いて暖かいですし、お近くを通る際は寄ってみてはいかがでしょうか◎
総務部
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