ブログ「クロロフィル通信」

2024.11.15 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

三重県オリジナル種子繁殖型イチゴの新品種「うた乃」のご紹介

こんにちは!!松阪営業所です。

今回は、三重県オリジナル種子繁殖型🍓イチゴの新品種「うた乃」をご紹介します。
名前の由来としては、「歌のように広がり、愛されるイチゴになるように♪♫♪」との願いを込めて名付けたそうです。

三重県オリジナル種子繁殖型🍓イチゴの新品種「うた乃」

特性
・ 種子繁殖型のため、病害虫伝染リスクが低い。
・ 11月中・下旬から収穫可能な極早生品種。
・ イチゴの病害「炭疽病(※)」に抵抗性をもっている。
・ 糖度が高く食味良好。

※ 炭疽病とは、葉と葉柄とランナー(親株から垂れている細長い茎)に局部的に黒色の病斑が発生する。又は病斑が全く見えずにクラウン部に侵され株が枯死する。

【「うた乃」の栽培圃場】
「うた乃」の栽培圃場①


「うた乃」の栽培圃場②
 
品種開発者の方々や生産者さんの愛が詰まったイチゴ「うた乃」を、スーパーや産直センターなどで見かけたら、是非手にとって見て下さいね。

2024.11.05 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

バイオスティミュラント資材「グリベテンNK」のご紹介

こんにちは、田原営業所です。

今回は、田原営業所管内で出ているバイオスティミュラント資材のおすすめ商品「グリベテンNK」をご紹介します。

グリベテンNK

グリベテンNKには、カルシウム、ホウ素、グリシンベタインという成分が含まれております。

☆ カルシウム、ホウ素には、水分や熱ストレスに関連する生理機能を高め、細胞壁を安定化させる機能があります。

☆ グリシンベタインには、高湿度、低湿度、高塩分条件下での浸透圧の調整や、温度ストレスによって抑制されるルビスコという光合成に関わる重要な酵素を活性化させる働きもあります。

これらの効果から、グリベテンNKを施用することで細胞壁が柔軟になり、細胞膜内の外部濃度と内部濃度が大きく変化しないように調整され、細胞膜と細胞質の収縮と膨張の働きが円滑になります。

その結果、果実の微小なひび割れ、裂果、葉の傷みを軽減して出荷可能な果実の量を増やすことができます。グリベテンNKを使われたお客様からは、トマトの裂果が少なくなったとのお声をいただいております。

バイオスティミュラント資材は、近年の異常気象に作物を対抗させるために非常に有効な資材です。グリベテンNKを上手に活用して作物を守り、安定した収量を確保しましょう!

バイオスティミュラント資材についてのお問い合わせは、お近くの当社営業所、または当社ホームページのお問合せフォームにてお問い合わせ下さい。

2024.10.30 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

春ブロッコリーのおすすめ品種「令麟(れいりん)」のご紹介

こんにちは、種苗課です。

今回は、春ブロッコリーのおすすめ品種として「令麟(れいりん)」をご紹介致します。

令麟(れいりん)
 
「令麟(れいりん)」の東三河地域での適作型は、2月中旬~3月中旬の定植で、5月上旬~5月下旬収穫です。播種後105日前後で収穫できます。

◎ 特徴
・ 耐暑性があり、リーフィーや死花等の高温障害の発生が少ない品種です。
・ 花蕾は、極濃緑色のスムーズなドーム型で、締まりが良く重量があります。
・ 花蕾に発生する花蕾腐敗病や黒腐れ病等の発生リスクが低く、リスク回避に有効です。

◎ 注意点
・ 低温に遭遇すると、ブラインド(芯どまり)が発生する恐れがあるため、定植時期は2月中旬以降を推奨しております。

「令麟(れいりん)」にご興味のある方、またブロッコリーの品種選定についてお悩みの方は、お近くの営業所、または弊社HPの「お問合せフォーム」にて、お問い合わせください。

みなさんこんにちは、営業企画課です。

最近は、朝晩が寒くて日中は暑いという寒暖差の激しい日が続いており、何だか身体が重いなと感じる日もあります。季節の変わり目は、寒暖差による疲労がたまりやすいので、皆様もご注意ください。

さて今回は、当社オリジナルバイオスティミュラント資材として発売が決定した「高濃度二価鉄資材“アイアンチャージ”」について紹介をさせていただきます。

高濃度二価鉄資材“アイアンチャージ”

アイアンチャージとは、12,000ppmの高濃度の二価鉄を含有したバイオスティミュラント資材です。二価鉄以外の要素が入っていないので肥培管理がしやすい商品です。
 
高濃度二価鉄資材“アイアンチャージ”_商品ボトル

〈オススメポイント〉
・ 12,000ppmの高濃度の二価鉄をダイレクトに補給
・ 曇天、低日照時の光合成能力向上や根張り強化
・ 葉色の改善や、果菜類のなり疲れ軽減

〈使用方法〉
・ 葉面散布:5,000倍希釈
・ 灌注、灌水:10a当たり原液100~200ml
・ 使用間隔:7日~14日
・ 使用時期:育苗期~収穫期 あらゆるステージでの使用が可能

鉄は、作物が摂取する微量要素の中でも要求量の高い要素の一つで、葉緑素を作る際や窒素肥料をアミノ酸に変換する際に必要になり、作物の生命の根幹に関わる要素です。
また、作物は鉄不足になると、葉が黄白化したり、光合成の低下を引き起こしたりします。

土壌中には、鉄が豊富に存在しておりますが、近年の畑の条件では、鉄の大部分を作物が吸収できない状態(土中の鉄分は「溶けにくい鉄」=「植物が吸収にしにくい鉄」)になっています。
作物は、自身のエネルギーを利用して、三価鉄を二価鉄に変換させていますが、植物の力が弱っている際はそうした動きも弱く、鉄の吸収ができなくなります。
そのような状態のときには、作物が吸収できる二価鉄資材を与えることが大事になりますので、作物にとって必要な鉄を、欲しい時に素早く吸収させることができる高濃度の二価鉄を含有したバイオスティミュラント資材「アイアンチャージ」を試してみてはいかがでしょうか。

最後に、11/14(木)、15(金)に愛知県豊橋市の豊橋サイエンスコアで開催されるバイオスティミュラント展示会でも、アイアンチャージの展示・紹介がございますので、是非ご来場下さい。

【バイオスティミュラント資材展示会】のご案内は、⇒こちら


アイアンチャージに関するお問い合わせは、お近くの当社営業所、または当社HPのお問合せフォームにてお問い合わせ下さい。

2024.10.18 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

低コストハウス「TSKハウスWide」のご紹介

こんにちは、施設設計課です。
今回は、低コストハウス「TSKハウスWide」のご紹介をします。

強さと経済性を備えたTSKハウスシリーズに、間口8.0mのTSKハウスWideが加わりました。同ハウスは、2022年5月に愛西市で試験的に導入していただいた後、2023年2月に埼玉県でトマト栽培施設として建設して頂きました。

以前から、屋根型ハウスではコストが見合わず、低コストの丸型ハウスでのご要望があり、他メーカー様のハウス見積で対応していましたが、なかなか受注となりませんでした。

このような経緯から、低コストの丸型ハウスの自社開発に取り組むことになり、部品類を従来のTSKハウスと共用することで、弊社標準的な屋根型ハウスと比較して、60%程度のコストで建設可能となるTSKハウスWideの完成に至りました。

TSKハウスWide

TSKハウスWideの施設内に入ると、屋根型ハウスと比較しても遜色なく「広い」「開放感がある」と感じるハウスとなっています。
オプションとして天窓の取付、被覆材も農POフィルムだけでなく、長期展張が可能なエフクリーン張りにも対応が可能です。

TSKハウスWideにご興味のある方は、お近くの弊社営業所、又は弊社HPのお問い合わせフォームにてお問い合わせ下さい。

2024.10.09 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

液肥撹拌用「液肥タンクブロワー」のご紹介

こんにちは、九州出張所です。
今回ご紹介する商品は、九州のお客様に液肥撹拌用にご紹介している商品になります。

液肥を作る際に、動噴に取り付ける攪拌機や手持ちの攪拌機を使用される方が多いと思いますが、肥料作成直後と肥料が少なくなったタイミングとで給液倍率は同じなのに給液ECが変わることは無いでしょうか?

作成時はきちんと混ざっていても、時間が経つとタンクの上下で濃度が変わることがあるようです。

定期的にタンク内の液肥を動かし、濃度が一定になるよう使用する商品が、以下の物になります。

液肥タンクブロワー

エアポンプと塩ビ管を繋ぎ、タンクの底に設置します。エアポンプを動かすと、塩ビに開けた穴から空気がブクブクと出て液肥を動かします。

24時間稼働する必要はないので、エアポンプの電源を抜き差しするか、電源にタイマーコンセントを付けてタイマーで動かすと良いと思います。

使用されているタンクの大きさに合わせて、塩ビ管の長さを調整して作成するので、どなたでも導入可能です。

液肥タンクブロワーの塩ビ管

お客様の作業軽減や、役に立つサービスや商品を提供していければと思います。

今回ご紹介した「液肥タンクブロワー」にご興味のある方は、お近くの当社営業所、または当社HPのお問い合わせフォームにてお問い合わせ下さい。

2024.09.24 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

除去剤を使って光線透過率をUPさせよう

みなさんこんにちは。営業企画課です。

今年の夏も猛暑日が続き、高温対策として遮光剤・遮熱剤を使った方も多かったのではないでしょうか。これから日差しの弱まる時期は作物に光を与えるために、ハウスに残っている塗布剤を取り除くことをおすすめします。

そこで今回は、おすすめの「除去剤」をご紹介いたします。

除去剤とは?
農業用ハウスに残った遮光剤、遮熱剤を落とすことができます。
また、遮光剤・遮熱剤除去と同時に、フィルムの洗浄効果もあり、光線透過率の改善も期待できます。ハウスに入る光線が「1%」向上すると、収量が「1%」増加するとも言われています。

日差しが弱まる時期の日射量を改善したいと考えている方、ハウスのフィルムを綺麗にしたい方に下記商品をおすすめいたします。

●レディクリーン 20L
レディクリーン 20L
・ レディソル・レディヒートの専用除去剤です。
・ 環境に有害な成分を含まず、有機成分は生分解性のため使用済みの除去剤を自然界に放出できます。
・ 除去剤散布後は、数回の雨で流れ落ちます。直ちに除去したい場合は散布後に水で洗い流してください。
・ 1缶で約8aの散布が可能です。

●エクリプスネット 10L
エクリプスネット 10L
・ エクリプスF4・F6専用除去剤です。
・ 除去剤を使用すると、1時間ほどで除去することができます。
・ 吹付け後は、15分以上そのままお待ちいただき、水で洗い流してください。
・ 1缶で約8aの散布が可能です。

●トップクリア 20L
トップクリア 20L
・ トランスパー・エクリプスLD・オプティフューズ専用除去剤です。
・ 除去剤を使用すると、1時間ほどで除去することができます。
・ 吹付け後は15分以上そのままお待ちいただき、水で洗い流してください。
・ 1缶で約8aの散布が可能です。

まだ残暑厳しい日が続いて気温は高いですが、日射量は減りつつあります。

作物にとって必要な光がハウス内に入るよう、「除去剤」の使用をご検討下さい。
除去剤について詳しく知りたい方は、弊社HPに掲載しております。
是非参考にご覧ください。

遮光剤の商品一覧は こちら

「除去剤」に関するお問い合わせは、お近くの当社営業所、または当社HPのお問合せフォームにてお問い合わせ下さい。

2024.09.17 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

いちごの夜冷育苗ハウスのご紹介

こんにちは、施設部です。
今回は、いちごの夜冷育苗ハウスをご紹介します。
最近、いちごの夜冷育苗ハウスの見積依頼が増えています。

夜冷育苗ハウス①

夜冷育苗ハウスとは、日中は外で苗を管理し、夜はハウス(夜冷庫)で低温処理することにより、花芽分化の時期を早める設備です。

いちごは、花芽分化が早ければ収穫の時期も早くなり、いちごの需要の高い年内の出荷量を増やすことができます。

今まで夜冷をかけなくても年内出荷が可能な場合も、近年は温暖化による高温の影響で、花芽分化が遅れることがある様です。

今回建設させて頂いた夜冷育苗ハウスは、42㎡(約13坪)で外壁を断熱材で覆い、開口部は手動シャッターで、3段ベンチを2列設置しています。

夜冷育苗ハウス②

トレーの種類にもよりますが、約20a分(19,000本、2.5寸ポットの場合)の夜冷育苗が可能です。

ご興味のある方は、お近くの弊社営業所、または弊社HPのお問い合わせフォームにてお問い合わせ下さい。

2024.08.28 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

これからでもは種できる春系キャベツのおすすめ品種

こんにちは!種苗課です。
毎日、暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。秋冬作の作業も最盛期となり、ご多忙のことと思います。

そのような中、秋冬野菜のキャベツ作付けをまだご検討中の方もいらっしゃるのではないでしょうか!?
今回は、これからでもは種できる春系キャベツのおすすめ品種をご紹介させていただきます。
そのおすすめ品種とは「ゆいな」です。

カタログは ⇒こちら


[品種特性]
・ 耐病性、耐寒性、晩抽性に優れる良質春系品種。

[栽培ポイント]
・ 9月1日~20日は種、10月1日~20日定植、2月~4月上旬収穫。
   ※は種期、収穫期は愛知県東三河地域での目安となります。

[注意ポイント]
・ 基肥を控えめにし、追肥主体で肥切れしないよう管理する。
・ 尖り玉を防ぐために、定植を遅れないようにし、年内までの生育をスムーズにする。
・ 4月上旬までには収穫を終える。

以上が「ゆいな」の品種紹介でした。

ご紹介した「ゆいな」の他、キャベツを含めた品種の詳細についてのお問い合わせは、お近くの営業所、または弊社HPのお問合わせフォームにてお問合せ下さい。

こんにちは、営業企画課です。暑いですね、とにかく暑い。天気予報では、10月頃まで残暑が厳しい予報が出ています。

この暑さに影響を受けるのは、我々人間だけではないです。トマトやいちごの受粉に役立つマルハナバチも暑さの影響を受けます。代表的な影響と言えば、マルハナバチが受粉活動に専念しない。マルハナバチの寿命が短くなることがあげられます。

これは、巣内部の温度が高すぎると働きバチが授粉活動に専念せず、巣内にとどまって送風行動をとるからです。この送風行動で働きバチが体力を消耗し、結果として寿命が短くなってしまうことが原因です。

さて、ここからはハウス内が高温になる時期に、マルハナバチの巣箱内環境を快適な空間へと導いてくれる画期的な商品を紹介致します。


おすすめ商品 アグリ・トップまるはな冷すばこ(株式会社アグリセクト)

まるはな冷やす箱(アグリセクト社) 吹き出し


【おすすめポイント】
✧ 気化熱を利用して巣箱温度を下げ、巣箱内を快適な環境にすることができる。
✧ 季節を問わず使用できる「てきおん君(株式会社アグリセクト)」よりも安価で、高温対策目的で利用される方が、比較的導入がしやすい価格設定となっている。
✧ 重量も軽量で、100Vのコンセントと、水さえあればすぐに使用でき、使い方が簡単。

冷すばこ機能イラスト  冷すばこ部品(部品名入り)


【どんなお客様に購入していただきたいか】
✧ 暑さにより巣箱が熱くなりすぎて、マルハナバチが巣箱からでてこない。訪花活動をしてくれないという課題に直面しているお客様。
✧ 手軽にハチの巣箱の暑さ対策をしたいお客様。

昨年は、9月にマルハナバチが中々出てこなかったと聞いています。9月はマルハナバチを諦めてホルモン処理をするか、「アグリ・トップまるはな冷すばこ」を導入し、マルハナバチを使えるようにするかで、かなり作業効率は変わってきます。かゆい所に手が届く「アグリ・トップまるはな冷すばこ」をご検討してみてはいかがでしょうか。

ご紹介する「アグリ・トップまるはな冷すばこ」に関するお問い合わせは、お近くの当社営業所、または当社HPのお問合せフォームにてお問い合わせ下さい。