2024.11.27 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは、施設部です。
今回は、信越ポリマー株式会社様の施設のメンテナンス用の資材「ポリマエース」をご紹介します。腐食防止、劣化防止、漏洩補修、亀裂補修を素早く簡単に施工できる商品となります。
◎ 特徴
・ メンテナンスが必要な箇所に施し、大がかりな工具も必要ありません。
・ 既に腐食してしまっている箇所や漏水してしまっている箇所にも使用できます。
・ シリコーンゴム接着シートで離型性と接着性を併せ持ち、張り付けるだけで簡単に施工が出来ます。
◎ 使用用途
・ 配管部防食施工
・ ハウス柱の地際防食施工
・ 谷樋からの雨漏れ防止施工
・ その他漏水補修
※商品群は多くあり、使用用途にあわせて選択が必要となります。
【 施工事例】
◎配管腐食防止施工
配管に巻き付け、腐食を長期的にストップします。
漏水箇所にも巻き付けることができます。
◎柱の地際防食
柱と地際のコンクリートに貼り付け、腐食を長期間ストップします。
【商品例】
◎ポリマエースPG
FRP、金属、ガラス、木材に接着します。
コンクリートやアスファルトにも接着するため、地際の腐食を防止します。
◎ポリママルチテープ
水漏れ、錆止め、滑り止め、絶縁被覆等、多くの用途に使用することができます。
引っ張って巻き付けることでシリコーン素材同士が融着し一体化します。
2024.11.22 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
みなさんこんにちは。営業企画課です。
イチゴを栽培されている方は、ミツバチを使用する時期になってきたのではないでしょうか。
今回は、弊社でも多くの問い合わせがあり、注目されている花粉媒介昆⾍「ビーフライ(ヒロズキンバエ)」をご紹介いたします。
【基本情報】
○ 商品形態 蛹状態で1パック約1000匹入
○ 使用目安 イチゴ 4~5パック/10a (ビーフライのみ)
【ビーフライの特徴】
☆ 温度差に強い
・ ミツバチが15〜25℃で活動するのに対して、ビーフライは10〜35℃で活動することができ、紫外線をほとんど必要としないため雨天や曇天時に活用することができます。
・ 寒冷地でイチゴを栽培されているお客様からの問い合わせも多くいただきます。
☆ 奇形果の発生を抑制
・ 軽量なビーフライは蜜だけを餌として利⽤するため、訪花の際に花を傷つけず奇形果の発⽣を抑制できます。
☆ 刺される心配がありません
・ ビーフライには毒針がなく、攻撃をしないため安心してお使いいただけます。
その他にも、ミツバチが活動しにくい地域の栽培施設内でも訪花が期待でき、ミツバチに比べて導入のしやすさも注目されています。
【注意点】
☆ 寿命は2週間程度なので連続放飼が必要
・ 受粉効果を継続させるためには、7~10日ごとに新しいサナギを導入する必要があります。
☆施設内では蛹の遭遇温度に注意
・ サナギは40℃以上の高温下では死亡します。
・ 10℃以下の低温に⻑期間遭遇すると 羽化までに1ヶ月以上要する場合もございます。
☆ミツバチに使える農薬にも注意が必要
・ 農薬が残っているとビーフライが死んでしまう可能性もあります。
ミツバチをお使いの方も、ビーフライとの併用が可能です。是非ご検討下さい。
2024.11.15 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは!!松阪営業所です。
今回は、三重県オリジナル種子繁殖型🍓イチゴの新品種「うた乃」をご紹介します。
名前の由来としては、「歌のように広がり、愛されるイチゴになるように♪♫♪」との願いを込めて名付けたそうです。
特性
・ 種子繁殖型のため、病害虫伝染リスクが低い。
・ 11月中・下旬から収穫可能な極早生品種。
・ イチゴの病害「炭疽病(※)」に抵抗性をもっている。
・ 糖度が高く食味良好。
※ 炭疽病とは、葉と葉柄とランナー(親株から垂れている細長い茎)に局部的に黒色の病斑が発生する。又は病斑が全く見えずにクラウン部に侵され株が枯死する。
【「うた乃」の栽培圃場】
品種開発者の方々や生産者さんの愛が詰まったイチゴ「うた乃」を、スーパーや産直センターなどで見かけたら、是非手にとって見て下さいね。
2024.11.05 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは、田原営業所です。
今回は、田原営業所管内で出ているバイオスティミュラント資材のおすすめ商品「グリベテンNK」をご紹介します。
グリベテンNKには、カルシウム、ホウ素、グリシンベタインという成分が含まれております。
☆ カルシウム、ホウ素には、水分や熱ストレスに関連する生理機能を高め、細胞壁を安定化させる機能があります。
☆ グリシンベタインには、高湿度、低湿度、高塩分条件下での浸透圧の調整や、温度ストレスによって抑制されるルビスコという光合成に関わる重要な酵素を活性化させる働きもあります。
これらの効果から、グリベテンNKを施用することで細胞壁が柔軟になり、細胞膜内の外部濃度と内部濃度が大きく変化しないように調整され、細胞膜と細胞質の収縮と膨張の働きが円滑になります。
その結果、果実の微小なひび割れ、裂果、葉の傷みを軽減して出荷可能な果実の量を増やすことができます。グリベテンNKを使われたお客様からは、トマトの裂果が少なくなったとのお声をいただいております。
バイオスティミュラント資材は、近年の異常気象に作物を対抗させるために非常に有効な資材です。グリベテンNKを上手に活用して作物を守り、安定した収量を確保しましょう!
2024.10.30 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは、種苗課です。
今回は、春ブロッコリーのおすすめ品種として「令麟(れいりん)」をご紹介致します。
「令麟(れいりん)」の東三河地域での適作型は、2月中旬~3月中旬の定植で、5月上旬~5月下旬収穫です。播種後105日前後で収穫できます。
◎ 特徴
・ 耐暑性があり、リーフィーや死花等の高温障害の発生が少ない品種です。
・ 花蕾は、極濃緑色のスムーズなドーム型で、締まりが良く重量があります。
・ 花蕾に発生する花蕾腐敗病や黒腐れ病等の発生リスクが低く、リスク回避に有効です。
◎ 注意点
・ 低温に遭遇すると、ブラインド(芯どまり)が発生する恐れがあるため、定植時期は2月中旬以降を推奨しております。
「令麟(れいりん)」にご興味のある方、またブロッコリーの品種選定についてお悩みの方は、
お近くの営業所、または弊社HPの「
お問合せフォーム」にて、お問い合わせください。
2024.10.23 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
みなさんこんにちは、営業企画課です。
最近は、朝晩が寒くて日中は暑いという寒暖差の激しい日が続いており、何だか身体が重いなと感じる日もあります。季節の変わり目は、寒暖差による疲労がたまりやすいので、皆様もご注意ください。
さて今回は、当社オリジナルバイオスティミュラント資材として発売が決定した「高濃度二価鉄資材“アイアンチャージ”」について紹介をさせていただきます。
アイアンチャージとは、12,000ppmの高濃度の二価鉄を含有したバイオスティミュラント資材です。二価鉄以外の要素が入っていないので肥培管理がしやすい商品です。
〈オススメポイント〉
・ 12,000ppmの高濃度の二価鉄をダイレクトに補給
・ 曇天、低日照時の光合成能力向上や根張り強化
・ 葉色の改善や、果菜類のなり疲れ軽減
〈使用方法〉
・ 葉面散布:5,000倍希釈
・ 灌注、灌水:10a当たり原液100~200ml
・ 使用間隔:7日~14日
・ 使用時期:育苗期~収穫期 あらゆるステージでの使用が可能
鉄は、作物が摂取する微量要素の中でも要求量の高い要素の一つで、葉緑素を作る際や窒素肥料をアミノ酸に変換する際に必要になり、作物の生命の根幹に関わる要素です。
また、作物は鉄不足になると、葉が黄白化したり、光合成の低下を引き起こしたりします。
土壌中には、鉄が豊富に存在しておりますが、近年の畑の条件では、鉄の大部分を作物が吸収できない状態(土中の鉄分は「溶けにくい鉄」=「植物が吸収にしにくい鉄」)になっています。
作物は、自身のエネルギーを利用して、三価鉄を二価鉄に変換させていますが、植物の力が弱っている際はそうした動きも弱く、鉄の吸収ができなくなります。
そのような状態のときには、作物が吸収できる二価鉄資材を与えることが大事になりますので、作物にとって必要な鉄を、欲しい時に素早く吸収させることができる高濃度の二価鉄を含有したバイオスティミュラント資材「アイアンチャージ」を試してみてはいかがでしょうか。
最後に、11/14(木)、15(金)に愛知県豊橋市の豊橋サイエンスコアで開催されるバイオスティミュラント展示会でも、アイアンチャージの展示・紹介がございますので、是非ご来場下さい。
【バイオスティミュラント資材展示会】のご案内は、⇒
こちら
2024.10.18 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは、施設設計課です。
今回は、低コストハウス「TSKハウスWide」のご紹介をします。
強さと経済性を備えたTSKハウスシリーズに、間口8.0mのTSKハウスWideが加わりました。同ハウスは、2022年5月に愛西市で試験的に導入していただいた後、2023年2月に埼玉県でトマト栽培施設として建設して頂きました。
以前から、屋根型ハウスではコストが見合わず、低コストの丸型ハウスでのご要望があり、他メーカー様のハウス見積で対応していましたが、なかなか受注となりませんでした。
このような経緯から、低コストの丸型ハウスの自社開発に取り組むことになり、部品類を従来のTSKハウスと共用することで、弊社標準的な屋根型ハウスと比較して、60%程度のコストで建設可能となるTSKハウスWideの完成に至りました。
TSKハウスWideの施設内に入ると、屋根型ハウスと比較しても遜色なく「広い」「開放感がある」と感じるハウスとなっています。
オプションとして天窓の取付、被覆材も農POフィルムだけでなく、長期展張が可能なエフクリーン張りにも対応が可能です。
2024.10.09 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは、九州出張所です。
今回ご紹介する商品は、九州のお客様に液肥撹拌用にご紹介している商品になります。
液肥を作る際に、動噴に取り付ける攪拌機や手持ちの攪拌機を使用される方が多いと思いますが、肥料作成直後と肥料が少なくなったタイミングとで給液倍率は同じなのに給液ECが変わることは無いでしょうか?
作成時はきちんと混ざっていても、時間が経つとタンクの上下で濃度が変わることがあるようです。
定期的にタンク内の液肥を動かし、濃度が一定になるよう使用する商品が、以下の物になります。
エアポンプと塩ビ管を繋ぎ、タンクの底に設置します。エアポンプを動かすと、塩ビに開けた穴から空気がブクブクと出て液肥を動かします。
24時間稼働する必要はないので、エアポンプの電源を抜き差しするか、電源にタイマーコンセントを付けてタイマーで動かすと良いと思います。
使用されているタンクの大きさに合わせて、塩ビ管の長さを調整して作成するので、どなたでも導入可能です。
お客様の作業軽減や、役に立つサービスや商品を提供していければと思います。
2024.09.24 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
みなさんこんにちは。営業企画課です。
今年の夏も猛暑日が続き、高温対策として遮光剤・遮熱剤を使った方も多かったのではないでしょうか。これから日差しの弱まる時期は作物に光を与えるために、ハウスに残っている塗布剤を取り除くことをおすすめします。
そこで今回は、おすすめの「除去剤」をご紹介いたします。
除去剤とは?
農業用ハウスに残った遮光剤、遮熱剤を落とすことができます。
また、遮光剤・遮熱剤除去と同時に、フィルムの洗浄効果もあり、光線透過率の改善も期待できます。ハウスに入る光線が「1%」向上すると、収量が「1%」増加するとも言われています。
日差しが弱まる時期の日射量を改善したいと考えている方、ハウスのフィルムを綺麗にしたい方に下記商品をおすすめいたします。
●レディクリーン 20L
・ レディソル・レディヒートの専用除去剤です。
・ 環境に有害な成分を含まず、有機成分は生分解性のため使用済みの除去剤を自然界に放出できます。
・ 除去剤散布後は、数回の雨で流れ落ちます。直ちに除去したい場合は散布後に水で洗い流してください。
・ 1缶で約8aの散布が可能です。
●エクリプスネット 10L
・ エクリプスF4・F6専用除去剤です。
・ 除去剤を使用すると、1時間ほどで除去することができます。
・ 吹付け後は、15分以上そのままお待ちいただき、水で洗い流してください。
・ 1缶で約8aの散布が可能です。
●トップクリア 20L
・ トランスパー・エクリプスLD・オプティフューズ専用除去剤です。
・ 除去剤を使用すると、1時間ほどで除去することができます。
・ 吹付け後は15分以上そのままお待ちいただき、水で洗い流してください。
・ 1缶で約8aの散布が可能です。
まだ残暑厳しい日が続いて気温は高いですが、日射量は減りつつあります。
作物にとって必要な光がハウス内に入るよう、「除去剤」の使用をご検討下さい。
除去剤について詳しく知りたい方は、弊社HPに掲載しております。
是非参考にご覧ください。
2024.09.17 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは、施設部です。
今回は、いちごの夜冷育苗ハウスをご紹介します。
最近、いちごの夜冷育苗ハウスの見積依頼が増えています。
夜冷育苗ハウスとは、日中は外で苗を管理し、夜はハウス(夜冷庫)で低温処理することにより、花芽分化の時期を早める設備です。
いちごは、花芽分化が早ければ収穫の時期も早くなり、いちごの需要の高い年内の出荷量を増やすことができます。
今まで夜冷をかけなくても年内出荷が可能な場合も、近年は温暖化による高温の影響で、花芽分化が遅れることがある様です。
今回建設させて頂いた夜冷育苗ハウスは、42㎡(約13坪)で外壁を断熱材で覆い、開口部は手動シャッターで、3段ベンチを2列設置しています。
トレーの種類にもよりますが、約20a分(19,000本、2.5寸ポットの場合)の夜冷育苗が可能です。