2023.12.04 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは、渥美営業所です。
寒さも一段と増してきました。体調管理に十分ご注意下さい。
今回は、植物の光合成を促進し、低日照・低温条件でも生育を維持・促進する効果が期待できる高機能液肥「ALA-FeSUTA(アラフェスタ)」を紹介させていただきます。
特徴
・ ALA(5アミノレブリン酸)と2価鉄の相乗効果で光合成に必要な葉緑素を積極的に生成し、代謝能力を向上させます。
・耐寒性・耐塩性を向上させます。
・亜リン酸や機能性糖類を最適に配合しています。
・曇天や雨続きの日、低日照時の作物の生育の維持・促進を手助けします。
使用方法
・1000倍~2000倍で希釈して葉面散布して頂くのがオススメです。
・午前中または、日差しの強い日中を避け午後から夕方に散布してください。
・「ホストップ」、「ホスマグ」など他の液肥と混用するとさらに効果的です。
但し、石灰、硫黄合剤、アルカリ性資材との混用は避けてください。
規格
ALA-FeSUTA 1kg(780ml)
ALA-FeSUTA 10kg
別紙のチラシも合わせてご確認ください。
2023.11.17 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
皆さんこんにちは。
今回は、サイド換気や谷換気だけではものたりない方や換気効率をもっと高めて作物、人に良い環境を作りたい方、天窓開口部にネットを展張したいが上手に隙間なく張りたい方に向けて、佐藤産業株式会社様のパイプハウス専用の天窓「クールジャパン」をご紹介させて頂きます。耐久性が高く丈夫な天窓を、既存のハウスに取り付ける事ができます。
クールジャパンの特徴・仕様は、以下のとおりです。
【特徴】
・ パイプハウス・丸型ハウス向けの天窓として開発。
・ 錆に強く、耐久性がある
・ パイプ止金具(NPJ)でアーチパイプに設置が可能な為、既存ハウスへの後付けも可能になっております。
・ 屋根面に沿って防虫ネットの展張ができるので、見た目が向上しネットの劣化も大幅に軽減します。
【仕様】
・ 1枚 幅600mm 長さ3000mm で連結可能
・ 材質は、アルミ設計(一部ステンレス)
・ ラックピニオンによる駆動(1mピッチ)
注意)既存ハウスへ後付け設置の場合
▶ 屋根(天井)の傾斜角度が緩い、または無いハウスですと設置が困難です。ご注意ください。
2023.11.13 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
だんだんと気温も下がってきて、低日照や低温で作物へストレスがかかってくる時期になってきました。
そんな時期におすすめしたいのが「ペンタキープ ハイパー5000」です。
【ペンタキープ ハイパー5000】
植物の光合成を高めるALA(5-AminoAcid)を配合した液体肥料です。
[ALAとは?]
・植物生体内に存在する天然のアミノ酸。
・
マグネシウムと結びついて葉緑素をつくります。
・光合成能力の増加による根張りの促進や、葉色が濃くなるなどの効果が期待できます。
~「ペンタキープ ハイパー5000」おすすめポイント~
①葉面散布でもタンク投下でも使用可能
→葉面散布は即効性、タンク投下は持続性が期待できます。
②農薬と混用可能
→消毒の際に混用して葉面散布できます。
→液肥のみで散布しなくてよいので省力化になります。
③各作物に使える
→果菜類、葉菜類、花卉など使用事例多数です。
[使用方法]
・
10a当たり80ml使用。(葉面散布でもタンク投下でも同様です。)
・7-10日間隔で継続的に使用がおすすめです。
[使用するタイミング]
◎トマトなどハウス栽培の果菜類
- 苗を2000倍希釈した養液にドブ漬け。
- 3段目の着果から葉面散布もしくは灌水で施用。
◎
ブロッコリー
- 苗を2000倍希釈した養液にドブ漬け。
- 定植3週間後に葉面散布。
- 2.の10日後に葉面散布。
◎
キャベツ
- 苗を2000倍希釈した養液にドブ漬け。
- 結球開始後に葉面散布。
- 2.の10日後に葉面散布。
[使用時の注意点]
・ 農薬を含むアルカリ性資材、石灰、硫黄剤等との混用は避けてください。
・ 展着剤を含む混合の場合にはご注意ください。
ご紹介しました「ペンタキープ ハイパー5000」ご興味のある方は、弊社HPの「
お問い合わせ」、または
お近くの営業所までお問い合わせください。
ペンタキープHyper5000《葉面散布剤》
2023.11.07 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは。
あれだけ暑かったのが嘘のように気温も下がり、木々は紅葉をし始め、富士山は雪がみえています。
さて、私達、営業部広域エリアは、毎日西に東に飛び回っております。全国を飛び回っている中で、最も問い合わせが多いのが「イチゴの高設栽培システム」です。
今回は、問い合わせの多いイチゴ高設栽培システムについて簡単にご紹介します。
イチゴ高設栽培システムとは、栽培槽を作業しやすい位置に設置した養液栽培システムの事です。
弊社のイチゴ高設栽培システムの良い所をいくつかご紹介します。
・ 通常の土耕栽培に比べて、作業負担が少ない。
・ 養液栽培がメインなので、イチゴにとって最適な環境を作りやすい。
・ イチゴ狩り観光農園に来られるお客様が、イチゴ狩りをしやすい。
・ 作業をマニュアル化しやすいので、規模拡大がしやすい。
・ 弊社独自の給液管理や栽培管理、給液装置などのマニュアルがあるので、初心者の方でも安心して導入できる。
・ 弊社スタッフの定期訪問や栽培サポートセンターを設けており、栽培時のお困り事をお聞きし、解消に向けアドバイスができる。
全国を回っていると色々なお客様に出会い、様々なご依頼をいただきます。今回は、お問合せが多いイチゴ高設栽培システムについてご紹介させていただきましたが、それ以外の事でもなんでもお気軽にお声掛けください。
イチゴの高設栽培システム
2023.10.26 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは、営業企画課です。
今回は、夏場においての試験結果を報告いたします。
まず、試験内容、条件を簡単におさらいします。
試 験 品:POクール 対照区:他社製PO
試験内容①:4月下旬~9月中頃までの約5ヶ月間の温度データを取り温度比較
試験内容②:夏場の酷暑においての温度比較
比較条件は以下のとおりです。
Aハウス 間口2.8mx奥行30.5mx単棟 妻 0.15 POクール 天井、サイド 0.1 POクール |
Bハウス
間口2.8mx奥行30.5mx単棟 妻 0.15 他社製PO 天井、サイド 0.1 他社製PO |
【試験内容①の結果】
・ 劇的な温度差は無いが、平均的にハウス内温度を下げていた。
・ お客様作業時に、体感としてPOクール区と対照ハウス区と比較し、POクールの方が明らかに涼しさを感じた。
【試験内容②の結果(8/28実施)】
・ 最高、最低温度が3℃程POクール区の方が温度低い
【結論と今後について】
・ POクールによる温度低下効果は優位性がある。→夏場の猛暑対策で役に立つ。
・ 猛暑時においても効果を発揮し、ハウス内温度を下げる。→夏場の作業時に、人間にとっても作業しやすい環境を生み出せる。
・ 今後は、冬場の無加温条件で、本試験場所で冬場の試験を行う
POクールの試験結果、報告は以上となります。
人間にとっても作物にとっても、今後ますます夏場の猛暑対策の需要は高まってきます。
そんな時、POクールを思い出していただければ幸いです。
また、冬場においての試験についても、随時ブログにてご報告させていただきたいと考えておりますので、今後も注目していただきますようお願い申し上げます。
2023.10.06 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは、種苗販売課です。
今回は、秋まき緑肥のご紹介です。
緑肥というと、東海地域ではソルゴーなどの春まき利用が多いですが、秋まき可能な種類もございます。今回は、秋まき緑肥のメリットを3つご紹介します。
<秋まき緑肥のメリット3選!>
1. 冬の圃場を有効活用!
冬が休閑地となる場合、緑肥を育てることで圃場を有効活用できます。秋から冬は雑草が少なく、緑肥は初期生育で雑草に負けることなくスムーズに育ちます。耕作放棄地の解消においても、夏雑草から秋雑草に植生が移る頃を狙って、秋まき緑肥を活用すれば、環境保全や景観美化にも貢献できます。
根粒菌による窒素固定効果が期待できるマメ科の緑肥を栽培すれば、土壌の肥沃度の向上に繋がります。緑肥が地表を覆うことで、風や雨による土壌、肥料分の流亡も防ぐことができます。
2.微生物を守り、土づくりをサポート!
冬は、乾燥や低温で雑草の発生も少ないため、休閑地となる圃場は日光にさらされてしまい、紫外線に弱い土壌微生物にとっては、過酷な環境となってしまいます。
良い土は、微生物の活動によって作られるので、その活動を促進するためにも、地表は常に雑草や落ち葉などで覆われていた方がよいのです。
冬の緑肥は、雑草や落ち葉の代わりになって、土壌微生物を保護してくれます。
3.春夏作のスタートダッシュをアシスト!
ムギ類やマメ科の緑肥は、他の作物の発芽を抑制するアレロパシー効果が期待でき、冬の間に緑肥を栽培することで、春先に雑草が発芽するのを抑えることができます。
冬の間は、緑肥の茂みが天敵のすみかになり、春夏作の作物につく害虫の防除に役立ちます。クリムソンクローバーやカラシナのように野菜の花より早く咲く花は、昆虫を呼び寄せ、作物の受粉も助けてくれます。春夏野菜を元気に育てるためにも、秋まき緑肥はおすすめです。
秋まき緑肥のおすすめ品目
☆ ヘアリーベッチ(マメ科植物)
・ 根粒菌によって空中窒素を土壌に固定し、地力の増進や土質改善効果があります。また、アレパシー効果による雑草抑制効果も期待できます。
・ 大豆の後作や、遊休地の雑草対策に。果樹園にも。
・ 5月頃から紫の花が咲くので景観作物としても利用できます。
・ 秋まき:9月中旬~11月上旬
・ 播種量:3~5kg/10a
☆ れんげ
・ 田植え前にれんげを作付けする「れんげ農法(れんげ米)」としておなじみの緑肥です。
・ 窒素固定はもちろん、景観用としても活躍します。
・ 播種期:9月下旬~11月上旬(4月下旬~開花)
・ 播種量:3~4㎏/10a
☆ エンバク野生種
・ 春・秋まきが可能で栽培がしやすく、短期有機物補給が可能です。
・ キタネグサレセンチュウの密度抑制効果も期待できます。
・ 秋大根の収穫後やトンネルメロンの後作に。
・ 秋まき:10月~11月
・ 播種量:10~15㎏/10a
☆ ライ麦
・ 低温発芽性が良く、他の麦類より遅くまで播種可能です。
・ 初期成育が良いので、短期間での緑肥栽培に。
・ 秋まき:9~11月
・ 播種量:8~10㎏/10a
2023.09.22 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは。
営業企画課です。
秋の味覚といえば何を思い浮かべますか?
リンゴ、栗、サンマ、柿、サツマイモなど、これから旬を迎える食材が多いですが、今回ご紹介する商品は、秋の味覚の一つに挙げられるぶどうの日焼け防止に活躍する「タイベック製ぶどう傘」です。
東京都中央卸売市場のぶどうの取扱量(令和4年)は、7月頃から出荷量が増え、9月頃にピークを迎えます。
という事は、真夏の暑い日差しに耐えなければいけません。
シャインマスカットをはじめ、様々な品種を栽培している生産者様にタイベック製ぶどう傘を実際に使用していただき、使い心地をインタビューさせていただきました。
【ここが良いね!】
・ 日焼け防止につながる
・ ぶどう傘自体が熱を持ちにくいので温度抑制できている
・ 紙の傘と比べて耐久性があり、複数回、数年使用可能
・ 破れにくく、水にも強いので使い勝手が良い
・ 光を反射し葉に光が当たる
・ 着色ムラが少ない
もちろんメリットばかりではありません。
1枚当たりの値段は高価なので少し手が出しづらいですが、タイベック製ぶどう傘を圃場の日の当たりやすい場所で使用し、葉が混んだ遮光できている場所では、紙製の傘を併用することでコストを抑えられます。タイベック製ぶどう傘は、耐久性があり何度も使えますし、ゴミの削減にもなりますので、長い目でみて経費削減に繋がるのではないでしょうか。
また、タイベック製ぶどう傘はホッチキスで簡単に止めることが出来ますが、風により傘が回ったりズレたりする事があります。その場合は「カサジゾウ」という保護器具使用することで抑制できます。
【規格・包装単位】
25cm×25cm、27cm×27cm、30cm×30cm / 1箱2,000枚入り
2023.09.13 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは、施設部です。
今回は、東都興業株式会社様から発売された、電気工事不要の自動換気装置「電動カンキットN制御盤Lite-Solar」をご紹介します。
電動カンキットN制御盤Lite-Solarは、ソーラー電源対応の自動巻上げ換気装置です。ソーラー電源で場所を選ばず換気を自動化できます。
製品の特徴
✧1日30分駆動の場合、フル充電で最大5日間駆動可能
✧温度制御(動作時間設定式)で緩やかに温度管理
✧温度・感度・動作時間・休止時間の4STEPで簡単自動化
✧トランス盤不要のコンパクト設計
✧非常用サーモ(40℃)内蔵
✧雨センサー対応で雨水の流入リスクも回避できます。(雨センサーはオプションとなります。)
電動カンキットN制御盤Lite-Solarには、電動カンキットN制御盤Lite-Solarパネルセット1セットと駆動機2台が接続可能です。単棟の育苗ハウスにお勧めです。
別途バッテリー(24Ah以上12V鉛蓄電)2台につきましてはお客様にてご用意ください。
2023.08.30 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
皆さんこんにちは。
今回は、種子系イチゴの定植苗のご紹介です。
磐田ナーセリーで試験的に生産を行っています。
品種は三好アグリテック様の「すず」です。
【写真:育苗中のハウス内圃場の様子】
すずの特長
・ 果実が硬く、パックで出荷される方に最適。
・ 種子から生育させるので、親株からの病害の感染が無い。
・ 甘みが強く、コクがありおいしい。
・ 前半型の品種なので、年内からの出荷が可能。
・ 炭疽病に比較的強い。
今回ご紹介するイチゴ定植苗は、苗テラスという設備を使って、出荷前の20日間を夜冷処理し、早期の花芽分化が期待できるサブスト苗(※)です。
【写真:育苗中の苗の様子】
※ サブスト苗とは、培養土を分解性ペーパー(セルロース繊維が主成分)で円筒形に包んだ小型ポットの苗で定植後に分解されます。
サブスト苗なので、直接定植が出来てポットのゴミが出ず、環境にも配慮した苗となっています。
夜冷処理を行いますが、花芽分化を保証するものではありませんので予めご了承くださいませ。
ご紹介するイチゴ定植苗にご興味があるお客様は、
お近くの営業所または
HPにてお問い合わせください。
8月23日現在で、まだ4000株程度の納品が可能です。お届けは9月末ごろを予定しております。
2023.08.28 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは、営業企画課です。
猛暑が続く中、いかがお過ごしでしょうか?
私は暑さ対策として、外出する時や、ハウス内で作業をする際に、空調服を着ています。
最近では、冷たい水を電動ポンプで循環させて身体を冷やすことが出来る水冷服も発売されています。
さて、本日は土壌診断についてご紹介します。早速ですが、土壌診断をされたことありますか?
肥料価格高騰対策事業の化学肥料の低減計画書の取り組みメニューの一つにも土壌診断が選定されており、行う方が増えています。
車の定期点検や車検があったり、人間の健康診断があったりするように、農地の土壌も定期的な診断が必要です。
その理由は、土壌養分の必要量は作物によって異なる上、前作や気候などの影響で毎年のように変化するからです。
土壌診断をするメリット、土壌分析内容は下記の通りです。
【土壌診断をするメリット】
土壌の状態を把握することで、肥料成分量の把握ができます。
【土壌分析内容】
☆ 土に含まれている肥料成分のうち、主となる6成分を分析することができ、含まれている成分量の数値と、バランスが一目で分かります。
☆ 分析可能項目
▶ 窒素全量、硝酸態窒素、アンモニア態窒素、リン酸、加里、石灰、苦土、pH、EC、石灰/苦土比、苦土/加里比
☆ 所要日数 約7日
土壌分析についての説明動画も是非御覧ください。
注目度が上がっている土壌分析を行ってみてはいかがでしょうか。