2013.10.30 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
先日、弊社の黄化葉巻病耐病性ミニトマト『
TYワルキューレ』の栽培圃場の巡回を行いました。
今年は定植直後の異常なまでの猛暑で、例年の生育をしていない中、『TYワルキューレ』は草勢もしっかりとしており、元気に生育してくれていました。
TYワルキューレは黄化葉巻病にイスラエル、マイルド両系統に耐病性を持ち、葉かび病に強い弊社のオリジナル品種です。
初期はシングル果房中心で収量に物足りなさを感じるかもしれませんが、3段目以降はダブル果房も発生し、栽培後期まで見てみれば、収穫の山谷が非常に少なく、また、裂果も少ないので秀品率が高く、収量が出る品種です。
特に草勢は強めで、肥料に鈍感なので、草勢の維持は容易です。
大変栽培しやすいミニトマト品種となっております。
試作もお受けいたしますので、来年の作では是非お試しください!
種苗課 坂神
2013.10.28 [ クロロフィル通信 | 社内行事 ]
こんにちは!
先日トヨハシ種苗本社の入り口付近にある花壇に、花苗を植えました。
三列の、前から、
①パンジー
②金魚草
③なでしこ
となっています。
現在は前列のパンジーしか咲いていませんが、
これから金魚草となでしこが咲いて、とてもカラフルな花壇になるはずです・・・!
トヨハシ種苗にお越しの際は、ぜひご覧になってください。
2013.10.25 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
10月に入ったのにも関わらず、台風が発生していますね…。
強風や大雨による被害ももちろんですが、台風が巻き上げてきた塩分による塩害も気になる所です。
そんな塩害対策として、「サカタ液肥GB」をお勧めします!
■「サカタ液肥GB」とは?
「サカタ液肥GB」は、植物を環境ストレスに対して強くする液肥です。
主には、暑さ、寒さ、乾燥、そして塩類集積など…。
「グリシンベタイン」が主成分となっています。
これはアミノ酸の一種で、マングローブや、てんさいなどに含まれており、これが植物体内に蓄積されると、細胞の浸透圧を調節する働きがあります。それにより、様々な環境ストレスから植物体を保護してくれるようになるのです。
■使用方法
台風被害などですぐに立て直しをしたい場合は、1000倍希釈で葉面散布してください。
台風後の立ち直りがスムーズに行われ、また塩害による萎れが軽減します。
塩害や生育不良にお困りでしたら、是非試してみてください☆
週末にかけて、また大きな台風が近づいてきています。。
一体、いつになったら落ち着くのやら?
台風通過前も通過後も、早めの対策を。充分お気を付け下さい。
≪肥料農薬担当≫
2013.10.24 [ クロロフィル通信 | イベント情報 ]
23日(水)~25日(金)にかけて、アグロ・イノベーション2013が東京ビッグサイト(東6ホール)で開催されています。
弊社は、今年も出展するために春から準備を進めてきました。
そして、ついに昨日、スタートを切りました!!
今年の弊社の出展テーマは、こちらです↓↓
農業の未来を創る
~栽培技術と環境制御の融合~
開催前に会場入りしたスタッフから、ブース設置の写真が送られてきました。
この大きなパネルは、会場内でも目立つこと間違いなしです!
また、初日の昨日は盛況の内に終わったようです。
私も、今日からスタッフとして行ってきます。
台風の影響が危ぶまれますが、昨年以上のご来場と反響をいただけるように、スタッフ全員で力を合わせて頑張ります!
ブース位置は
D-13です。
アグロ・イノベーション2013にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
アグロ・イノベーションスタッフ
2013.10.22 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]
先日、平成25年度 静岡県鳥獣害防止対策研究集会に参加してきましたので、そのことをお話したいと思います。
野生鳥獣による農作物に対する被害は、過疎高齢化による耕作放棄地の増加、人馴れした野生動物の増加等により、中山間地域を中心に拡大の一途をたどっているとの報告が各地で出されていますが、静岡県も同じように深刻な状況にあります。
ニホンジカの報告がありましたので一部抜粋して取り上げます。
ニホンジカは、 なんでも食べる( ヒノキ等の樹木、キャツベツ等の野菜、米・トウモロコシ等の穀類、シイタケ等きのこ類、中でも一番好きなのが牧草 )ことに加え、高い妊娠率(70~90%)、2歳から出産可能のため、年率20%の増加率となっているそうです。そのため、捕獲しない限り減ることはないそうです。
静岡県内は既に超高密度となっており、
伊豆地域:21.9頭/Km2
富士地域:23.0頭/km2
との調査結果があります。
環境省による農林業被害があまり大きくならない密度が、1~2頭/km2 となっており、静岡県内での密度との開きは深刻です。
静岡県内にこれほどニホンジカが生息していることに驚くのと同時に、農林業関係者の方からすると本当に深刻な問題なのだろうと心が痛みます。
一朝一夕で解決できる問題ではないですが、農林業への被害を防ぎ、野生動物たちと共存していけるよう、様々な分野の方々が協力しあうことの大切さを感じました。
社長室
2013.10.18 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]
今年も豊橋まつりの季節となりました。
豊橋まつりは、今年は10月19日(土)、20日(日)に行われ、ディズニーのキャラクターも参加する、パレードとカーニバルを融合させた、『パレカ』等、東三河最大級の祭りとして、毎年盛り上がります。
その中で、私が毎年参加して、楽しみにしているのが、『総おどり』です。
『総おどり』とは市民1万人以上が参加し、駅前大通りと広小路通りが踊りの輪でつなぐ豊橋まつりのメインイベントです。
『豊橋音頭』、『新・豊橋とんとん唄』、『マツケンのええじゃないかⅡ』の3曲に合わせて、踊ります。
1万人以上の人が、凝った衣装を付け、踊り歩く姿は、すごく迫力が有り、参加するとストレス解消になり、本当に楽しいです。
私も3年ほど前から、参加していますが、各曲には公式の振り付けが有り、中でも『マツケンのええじゃないかⅡ』は難しいです。
振付動画を貼り付けておきますので、みんなで練習して、来年は参加しましょう!
種苗課 坂神
2013.10.16 [ クロロフィル通信 | 最近の世の中 ]
このたびの台風26号により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申しあげます。
最近、露地の白菜の葉の緑が濃くなっているのが見受けられます。
葉が立ってくる時期にたくさんの水分が必要なのにもかかわらず、9月16日の台風18号~10月9日の台風24号までほとんど雨が降りませんでした。
そのため渇水でカルシウムが吸えず、窒素ばかりを吸収してしまった結果だと考えられます。
そのままにしておくと十分に大きくならず、収穫時期が遅れ、アンコが発生しやすくなります。
①一週間雨が降らないようなら潅水し、②週一回の消毒の時にカルシウムの葉面散布も一緒に行うとよいでしょう。
2013.10.15 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]
3~4日前から、急に涼しくなってきて秋らしくなってきましたね。
先日の3連休に西尾の方をドライブしていましたら、一面のコスモス畑を見つけました。ちょうど満開を向かえたころだったようで、とてもキレイでした。
西尾市の景観作物推進事業として、転作田にコスモスやヒマワリを植えているそうです。
運転する視界の端々に華やかなピンクが入りこんで、心を和ませてくれるステキな事業だなと思います。
西尾のコスモスは運転中で写真が撮れなかったので…、
こちらの写真は、昨年掛川のコスモス畑で撮った写真です。
こちらの掛川のコスモス畑はかなり広く、感動する美しさでした。
西尾も掛川も、コスモスの場所をお伝えできないのが残念です。( 地図を見ても、どこだったのか分からなくって。。 )
この台風で散ってしまわないか心配ですが、もしこの地域の方へ行く機会がありましたら、道路わきに目を向けてみてください。和やかな気持ちになるかもしれません◎
2013.10.11 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
10月に入り、トマトにはマルハナバチを使う時期になってきました。
こちらの方にも、マルハナバチに関する問い合わせが増えてきています。その中でも多かった事を幾つか挙げさせて頂きます。
◎ハウスにネットをしっかりと張ってください。
出入り口、天窓、側窓、換気扇など、隙間が出来る所には必ずネットを張ってください。セイヨウ種は外来生物法の関係がある他、在来種のクロマルハナバチも隙間があるとそこから逃げてしまいます。ネットを張ってある方も、今一度破れやたるみで隙間がないか確認してみてください。
◎直射日光は避けてください。
徐々に秋らしい気候になってきていますが、日中のハウス内はまだまだ夏の暑さです。直射日光が当たり、巣箱の温度が上がると働きバチが飛ばなくなったり、下手をすると死んでしまいます。ダンボール板やすだれ一枚のような日よけではなく、しっかりと空間と日陰ができるような日よけをしてください。
◎農薬の日数に注意してください。
トマトなどの定植時に使用するベストガード粒剤や、アルバリン(スタークル)粒剤など、ネオニコチノイド系の粒剤は影響日数が長いです。ハチを導入する前に、今一度確認をしてみてください。
他にも、ハウスの中にコーヒーの缶やドリンクのボトルのゴミを置いておくと、甘い匂いに釣られてボトルに入り込み、出られなくなっているハチもいます。
ハチが減っているなぁ…と思っていたら、ボトルの中にたくさん詰まっていた、なんてことも…。(特にオ○ナミンは人気のようです)
写真はキュウリの花に迷い込んでいたクロマルハナバチです。キュウリにはハチの受粉は必要ないので、このハチは遊んでいますね。。
まだハチにとっては、ちょっと過ごしにくい季節です。管理には十分気を付けてください。
2013.10.10 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]
今年は残暑が長いですね、10月に入ってもこの暑さです。
弊社の緑のカーテンも、今年は長い期間茂りました。
上の写真は、今年の夏のカーテンです。
壁一面が緑に染まって、涼しげですね!
秋になってもカーテンは青々としていましたが、
ついに役目を終えてきたので、一部を片付けました。
こちらは、最後に採れたゴーヤです。
実物はもっとビッグサイズでした!
今年の夏は例年以上に暑かったです。
ですが、緑のカーテンは夏バテもせず昨年より長く育ちました。
植物の底力を感じますね。
緑のカーテンさん、お疲れ様でした(^^)
編集室
2013.10.09 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]
もう10月のはずが、最近はなかなか蒸し暑いですね。
最近、伊勢神宮で式年遷宮が行われ、神社が話題になっていますので、今日は神社神道について少しお話ししたいと思います。
我が家は神道なのですが、お葬式や法事等にて神社の宮司さんを頼む事が最近多く、参加した親戚の人々が色々な呼び方をしています。
神主(かんぬし)様 ・ 宮司(ぐうじ)様 ・ 禰宜(ねぎ)氏様 等‥
妻から質問されましたので調べてみたところ、神主様等は神社における役職ではなく、職業としての名前だそうです。
お寺のお坊さんという職業名がなく、実際には『住職』『僧侶』と呼ばれているのとよく似ているのかなと思いました。
なかでも“宮司”とは、その神社の責任者の方を指すようで、
役職順位では、一般的に、“宮司(ぐうじ)”、“権宮司(ごんぐうじ)”、“禰宜(ねぎ)” という順とのこと。
一社一名が基本のようで、大きな神社では正式な神職以外にも職員が多くいるようです。
神社は全国で8万社もあるそうですが、そのうち6万社は常駐している宮司さんがいないのが現実だそうで、他の神社も兼務している宮司さんも多いようです。
ちょっとしたことですが、自分の家の宗教について調べてみると、新しい発見があって面白いかもしれませんね。
社長室
2013.10.07 [ クロロフィル通信 | 会社の取り組み ]
某大手自動車部品の会社さんによる、勉強会に参加致しました。
『独創的なモノづくり』を追求した、有名な方式のほんのさわりの部分を伺っただけですが、弊社の業界と自動車で業種、業界は全く違えど、参考になる部分が多く見つかりました。
特に、生産性を落とすことなく、必要に応じて、作業人数を増減できる仕組みや、問題点の改善の方法等、日常業務での『気づき』とも言えるレベルから始めて行くのが良いのではないかと感じました。
我々の会社の深く取り入れるのは大変だと思いますが、自分にできる範囲から改善に取り組もうと感じました。
2013.10.04 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]
9月25日(水)に豊橋商工会議所にて、シャープ住宅用太陽光発電システムのスキルアップ研修会を行いました。
参加者は、各営業所の所長とサブリーダー、そして、以前に開催した太陽光の社内研修を受講していない営業課員の総勢21名です。
冒頭で、弊社社長・川西より、
①弊社は長年お客様(農家さん)と共に歩んでいるため、その信頼を強めたい。
②日本の環境問題に役立つ商材を取り扱っている、という強みを生かして、受注活動に勤しんでほしい。
との訓示をいただきました。
午前中は、シャープATOM担当様による、太陽光発電システムの基礎研修を受講して知識を高めました。
午後は、5人1組で太陽光営業マン(回答者)1人とお客様(質問者)4人に分かれ、ロールプレイング式の質疑応答をする研修を行いました。
太陽光営業マンは、質問に即答できれば自力で回答し、即答できなければシャープさんに回答をいただき、全員で情報を共有しました。
最後に、営業所ごとに「目標必達書」を作成し、近田専務に励ましの言葉とともに受理いただきました。
参加された皆様にとって、今後の取り組みに活かせられる研修になったと思います。
担当・企画開発室 中西(雅)
2013.10.04 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
初夏どり甘藍のお勧め品種のご紹介を致します。
昨年度より販売を開始させていただきました、
『初夏9009甘藍』です。
この品種の特長は
- 裂球が遅く、秋蒔きで5月上旬~中旬より収穫ができる寒玉系中早生品種。
- 弊社の『はつ夏甘藍』を収穫後、連続して収穫ができる。
- 秋蒔きで問題となる、カルシウム欠乏症の発生が少ない。
- 秋蒔きでも腋芽の発生が少ない。
- 馬力が有り、業務加工向け出荷に最適。
非常に栽培しやすい寒玉系5月収穫用品種です。
栽培のポイントとしては
- 馬力が強く、渥美の砂質土壌に最適な品種ですが、豊橋等の肥沃な土壌で栽培される場合は元肥を控え、外葉の出来すぎを抑え、五角球、ぶか球の発生を減少させる。
- べと病対策として、4月の殺虫剤と併用して、『ランマンフロアブル』等で予防的な殺菌をする。
- 元肥は控え、年明けから春の追肥により、球の充実を促す。
以上の点にご注意頂き、『はつ夏』⇒『初夏9009』⇒『夏いち』で、トヨタネの甘藍品種で連続収穫が出来ます。
是非生産者様の収穫のラインナップの1品種として、お試し頂きます様、お願い申し上げます。
初夏9009甘藍リーフレット