2022.08.30 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]
栽培サポート課では様々な取り組みを行っていますが、今回は先日行ったドローンでの遮光剤散布の様子を報告します。
まだ東海地方では遮光剤をドローンで散布しているところがほとんど無い一方、ハウスは高軒高の大型ハウスが多く遮光剤の塗布が大変な作業となっていて、労力の問題も然ることながら、高所での作業となり危険が伴う作業となっています。
そこでドローンによる散布が期待されているのですが、田畑での散布と違い、ハウスの下からオペレーターが目視でドローンを操作することは難しく、オペレーターが高い位置からの操作が必要だったり、補助がいてもハウスをオーバーランして通り過ぎてしまうことや、実際に操作しようと思うと電線が近くを通っている、遮光剤のドリフトなど多くの課題もあり、一見簡単な操作に思える作業ですが、実際にはほとんど行われていないのが実状です。
今回のドローンによる散布は、愛知県豊川市のお客様の圃場で行いました。当社では、以前からドローンによる遮光剤散布の試験飛行に取り組んでいたこともあり好成績を収めましたが、今回新たな課題も見つかりました。
2022.08.29 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは。施設管理課です。
今回は、ハウス3年補償についてご紹介をします。
当社は、建設(新設)していただいた
TSKハウス(丸型)・
屋根型ハウスに関して、お客様が3年補償を希望されたハウス物件に対して、お引き渡し後に3年補償をつけさせていただいております。
※クリックで拡大します。
内容としましては、風災・水災・雹災・火災・雪災などや、鳥害・車両の衝突等・火災などの被害に遭われた場合に補償をさせていただきます。
2022.08.27 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
こんにちは!
当チャンネルでは、商品紹介、サービス紹介、使い方やメンテナンス動画などを公開中です!
ぜひチェックしてください♪
①ブロッコリー「マルス」ご紹介!
②誘引結束機「テープナー」ご紹介
研究農場で使用してみた様子です!
③ハウス洗浄機 ご紹介!
今後も更新していきますので、チャンネル登録をよろしくお願いいたします!
2022.08.26 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]
メンテナンス課では、弊社設置のハウス内外の設備(建物含む)・給液システム関係等(以下システム)の保守点検業務を請け負っております。
例えば、新設置のシステムから年数が経過する物(数年、十数年、数十年)まで、様々請負います。新設置のシステムであれば、設置からしばらくの間は、故障等は中々起こらないものですが、ある程度年数が経過した物であれば、年数を重ねる度に様々な不具合が生じてきます。細部、部品の摩耗から劣化、知らず知らずのうちの部品の脱落や、紛失、破損等様々です。
また、数十年ご利用の古い機器、機種の場合では、細かい部品の入手ができず(生産販売終了)、後続機種の購入をお勧めする場合もあります。
何にしましても、機器類の『保守点検』は栽培管理の上で非常に重要であり、また経営の面でも多くの場面で、より経済的な部分へと繋がる事と言えます。
(作の終わりから開始直前までの間の保守点検が適期。通常、作を開始してからの長期に渡る修理、改修には大きなリスクを伴います。)
例えば、蓋を開けて、しばらく経過すると蓋が開かなくなった。蓋が開かず、その後は内部パーツの清掃ができない。あるいは交換が出来ず最終的には、その使用が不可能になった等、少ない例とは言えません。この様な状況に陥る事が無い様に、機器類内部の清掃や、パーツ交換が終了した時点で蓋を閉じる際には、サビや液漏れにより起こる固着等を防ぐ為の、グリス・アップの実施をお薦めします。
(注:溶剤は、ゴム製品、樹脂製の部品を傷める場合有り。また、潤滑油では流出(流水と共に)してしまう。その様な箇所では、潤滑油が対象物に留まる様、グリスを施す。)
また、システムを経由し肥料成分を供給する際には、投入物によっては詰まり(成分の結晶や成分の固着による)の一因となる事があります。作の終了の時点で、液肥タンク内を一度、きれいに清掃することをお薦めします。
簡単な作業ひとつでも機器類への影響は大きく、また、結果的には経費削減のきっかけとなる事もあります。わずか数百円で解決する所が、数万円の費用を投じなければならない事態もあり得ます。
お客様での保守点検が、実施しきれない部分を、メンテナンス課へお任せいただけましたら『機能が設置の頃に近く、能力を充分活かせる』を心掛けて保守点検致します。
2022.08.22 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]
こんにちは!
入社2年目の社員です。研究農場に所属しています。
最近は担当のハウスや露地の栽培が始まり、作業や作物の管理に追われています。
夏になってからはだいぶ疲れやすくなりました。
特に一日を通して暑い日は家に帰ると食欲がありません☹
そんなときに私は冷麺を食べることにハマっています!
トッピングにキュウリやキムチ、ナムルをのせて、その日の気分でお酢をたっぷりかけて食べています。
食べやすく体もいい具合に冷えるのでおすすめです!
熱中症対策として「食事と睡眠」が大切です☀
今年の夏も暑いので体調管理には気を付けていきましょう!
2022.08.18 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]
皆さまこんにちは。
8月に入り、厳しい暑さと共に、台風などの自然災害が気になる季節となりました。
弊社ブログ記事から「台風」と検索してみると、過去たくさんの記事がアップされていたことが、よくわかります。
今回は、最近よく見聞きするようになったBCP(事業継続計画)について、農林水産省のホームページに“農業版”と書かれたものがありましたので、紹介させていただきます。
BCPをごく簡単に表現すると、自然災害やウイルス流行などの緊急時に、被害や損害を最小限に抑えるための計画となります。
決めごとを予め文面でまとめておくと、ご家族や働いている方との情報共有ができて、初動は早くなります。
皆さまのご参考になれば幸いです。
■自然災害等のリスクに備えるためのチェックリストと農業版BCP
出典:「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリストと農業版BCP」(農林水産省)
https://www.maff.go.jp/j/keiei/maff_bcp.html
(2022年8月9日利用)
2022.08.18 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]
こんにちは。
栽培サポート課です。
栽培サポート通信8月号をお届けします。
今回は、作の始めの注意したいポイントについてです。
「活着がうまくいかない…」「メガネが発生している…」「コナジラミが多く発生している…」
こんなときの対策をご紹介しております。是非、御覧ください。
2022.08.17 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]
こんにちは!施設設計課です。
暑い日が続いていますので、熱中症などお身体にお気をつけください。
さて、台風シーズン真っ只中なので、台風前に確認すべき点とハウス補強工事(台風対策編)の一部をご紹介します。
《台風前に確認すべき点と対応策》
☆フィルムを止めているスプリングが抜けていないか?
▶変形しているものや上手く取付けできないものは交換がおすすめです。
☆フィルムを止めているビニペットが緩んでいないか?
▶ビスで止め直すor専用金具で固定し直すことでしっかり止まります。
☆フィルムの破れはないか?
▶補修テープで応急処置をすることでフィルム飛散防止、ハウス浮き上がり防止に繋がります。
▶フィルムの展張年数が長い場合は張替もおすすめです。
上記に必要な部材は、弊社にて取り扱いがありますので、必要な際はお声掛けください!
《ハウス補強工事(台風対策編)》
☆ダブルアーチ補強(パイプハウス向け)
▶パイプハウス全体補強のため、ハウスアーチパイプの内側に補強用にアーチパイプを専用金具で取付けます。
こちらの金具以外でも直感パイプやワイヤーを使った補強方法などもあります。
☆入口戸カンヌキ取付け
▶台風時に被害を受けやすい入口戸にカンヌキを取付けます。
ハウス形状によって金具は異なりますが、どのハウスにも取付け可能です。
既存ハウスに後付け可能ですので、これを機にご検討はいかがでしょう?
その他にも、専用金具を使用した「ワイヤーロック取付け(屋根型ハウス天窓補強)」などもあります。
今回ご紹介した商品、工事等は、台風到来前のみに関わらず、来年度に向けてのハウス強化のためにも、ぜひご検討いただける内容かと思います。
2022.08.17 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
みなさんこんにちは。
今年の5月、ブログにて弊社のグリーンカーテン作りをご紹介したのを覚えていますでしょうか?
現在はすくすくと成長して、張ったネット一面に葉が覆うまでになりました。
グリーンカーテンによって影ができた部屋は、少しばかり涼しく感じ、効果を感じております。
さて、これから次作に備えて土づくりや定植を行う方が増えてくる頃ではないでしょうか。
そこで弊社おすすめ商品「楽農美人」をご紹介します!
肥料成分を含まない「微生物資材」で、土を健康にし、ネハリをよくすることで疲れを抑え、収量アップが期待できます!
使用する工程は、「土づくり」「定植」「かん水」「葉面散布」となり、殺菌剤や農薬との併用が可能のため、使い勝手がよいとご好評いただいでおります。
特に「好熱菌」作用で微生物の豊かな土壌作りに効果を発揮します!
栽培を続けると、特定の微生物しか存在しない土壌になってしまいますが、楽農美人を散布することで、少なくなってきた微生物が増え、元の土壌に回復していきます。
~実際に使用されたお客様からの感想~
◎秀品率が上がった
◎根張りが良くなった
◎病気になりにくくなった(炭疽病の軽減)
◎センチュウによる被害が軽減
2022.08.12 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
こんにちは、研究農場です。
春に新入社員が1名加わり、社員7名、パートさん1名のスタッフで業務を行っています。
農場では、7~8月は各種作物の片付け作業と、次作の準備作業で忙しい時期になります。
特に片付け作業は、ハウス内は40℃近くになる環境の中での作業になるため、水分補給と休憩をこまめにとり、熱中症に気を付けて作業しています。
次作の準備としては、各種作物の育苗や、畑の準備になります。
写真はトマトとキャベツの苗の様子です。
写真:トマト育苗
写真:キャベツ育苗
暑い中での育苗なので、温度が上がりすぎていないか、水が不足していないか、毎日こまめな観察が欠かせません。
また、キャベツ・ブロッコリーを定植する畑には、他のハウスで使用したココバッグを入れています。肥料分が含まれたヤシガラなので、良い土壌改良材になります。
廃棄物の有効利用なのでSDGsの『つくる責任つかう責任』ですね
ここ数年は、コロナの影響で農場への来場数が減ってしまい、スタッフ一同寂しく感じています。
そこで『
インスタグラム』を最近始めました。直接お越しいただかなくても、農場の状況や最新情報をお届けしたいと思いますので、ぜひインスタもチェックしてみてください!
(インスタアカウント @toyotane_nojo)
農場へのお越しも、お待ちしております!
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2022.08.05 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]
こんにちは。経理課です。
春の組織変更で総務課と分かれて、女性スタッフ5名で経理業務をしています。業務上、総務課と連携・相談することが多いので、総務課の仕事も勉強しながら、経理の専門性も深めたい欲張りな課です。
日々の業務は、月次決算の作成、資金管理、出納作業、税務申告のような会計業務が中心となりますが、社員の健康診断、車両、携帯電話の管理などにも携わっています。
お客様・お取引先様にもご迷惑をおかけしないよう、2023年開始のインボイス制度にも対応できるように登録番号の取得、適格請求書発行と準備も進めています。
経理の大きな役割は会社のお金の流れを明確にすることなので、日々間違いのないよう確認作業を大切にしています。
これからも皆様のお声に耳を傾けながら、お役に立てるよう頑張りますので宜しくお願い致します。
2022.08.05 [ クロロフィル通信 | ご案内 ]
こんにちは!
当チャンネルでは、商品紹介、サービス紹介、使い方やメンテナンス動画などを公開中です!
ぜひチェックしてください♪
一部の動画をご紹介します!
①ココバッグをご使用の方へ
②寒藍品種ご紹介!
今後も更新していきますので、チャンネル登録をよろしくお願いいたします!
2022.08.02 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
只今ナーセリー課では、日本初の種子繁殖型イチゴ『よつぼし』の定植苗の生産の試験を行っています。
種子繁殖型イチゴとは、従来のようなランナーで増殖する栄養系ではなくて、種子から育てる実生系のイチゴ品種です。
☆種子繁殖型イチゴ品種のメリット
1.育苗期間が短縮でき、省力化につながる。
2.種子から育てるので、ランナーによる増殖の手間が無い。
3.育苗期間が短いので、イチゴの重要病害である炭疽病への感染リスクが低減できる。
4.ランナーで増殖しないので、病害の親子間伝染が回避できる。
このようなメリットから、種子繁殖型イチゴは省力化と病害に関するリスクの低減で生産者の方に貢献できる品種だと考えております。
種子繁殖型イチゴは「よつぼし」だけでなく、品種開発も進んでいく予定です。
定植苗生産は、7月、8月のトマト苗のシーズンと重なり、技術的にも課題は多いですが、数量限定での生産を検討しております。販売が出来るようになりましたら、ぜひご検討を頂きたく宜しくお願い申し上げます。
2022.08.01 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]
加工課のある本社ではセミの声が聞こえ始め、夏の始まりを体感しています。
愛知県は6月に梅雨明けが宣言され、徐々に気温も上がってきました。本年は、梅雨明けが早いということで、7月は晴れの日が多い前提で仕事の予定を組んでいました。
ところが…、7月に入ってからもかなり雨の日が多く、出勤日のおよそ半分は雨でした。天気予報も、1週間後の晴れ予報が段々悪くなり、数日前に予報が雨に変わるということが何度かありました。
そのような状況ですが、納品遅れは発生させずに納品させていただいております。通常業務の合間に時間を見つけ、関係部署と配達予定を調整することが、最近の加工課で多く見られる日常です。
写真:雨で配達待ちの予約ビニール
7月末から愛知県の予想最高気温が30度を超える日が多く見られ、暑さが本格的になります。コロナ感染対策も重要ですが、この時期は熱中症対策をしっかり行い、体調にはくれぐれもお気を付けいただければと存じます。