栽培サポート課では様々な取り組みを行っていますが、今回は先日行ったドローンでの遮光剤散布の様子を報告します。
まだ東海地方では遮光剤をドローンで散布しているところがほとんど無い一方、ハウスは高軒高の大型ハウスが多く遮光剤の塗布が大変な作業となっていて、労力の問題も然ることながら、高所での作業となり危険が伴う作業となっています。
そこでドローンによる散布が期待されているのですが、田畑での散布と違い、ハウスの下からオペレーターが目視でドローンを操作することは難しく、オペレーターが高い位置からの操作が必要だったり、補助がいてもハウスをオーバーランして通り過ぎてしまうことや、実際に操作しようと思うと電線が近くを通っている、遮光剤のドリフトなど多くの課題もあり、一見簡単な操作に思える作業ですが、実際にはほとんど行われていないのが実状です。
今回のドローンによる散布は、愛知県豊川市のお客様の圃場で行いました。当社では、以前からドローンによる遮光剤散布の試験飛行に取り組んでいたこともあり好成績を収めましたが、今回新たな課題も見つかりました。
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