ブログ「クロロフィル通信」

こんにちは!
10月に入っても、日差しのきつい日が続きますね。
日差しは強いですが、暗くなるのは早くなり、冬が近づいているのを実感しています。
今日は施設栽培にとって欠かせない に注目した商品 「ひかり当盤」 を紹介させて頂きます。

ひかり当盤とは、日射センサーでハウス内の日射量を測定し、測定した日射量に応じて、潅水管理などを行う制御盤です。
冬から春 日射量が増えるタイミング、快晴や雨の日などの曇天時の潅水頻度の調節など、日射量の変化に応じて、潅水の頻度を変えたい方にオススメです。

制御盤イメージ
ひかり当盤 制御盤
現在の積算日射量・現在の設定値・ON回数などが表示されます。


日射センサーの設置イメージ
ひかり当盤 日射センサー設置
植物群落内に設置して、ハウス内の日射量を測定します。



設置したお客様の感想
☆晴れの日は多く、雨の日は少なく、天候の変化に応じた潅水ができている。
☆1日の日射量やON回数が表示されるので、細かな調整などの設定もカンタン。

ご紹介する「ひかり当盤」にご興味のある方は、弊社HPまたは最寄りの営業所までお気軽にお問い合わせ下さい。

ひかり当盤カタログはこちら!

2021.10.11 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

マルハナバチ専用商品「はち頭巾(中)」のお知らせ


かぶせるだけで ハチの巣内温度を快適に!

商品名:はち頭巾(中)
☆はち頭巾(中)の特長
 ✧潜熱蓄熱材(ノルマルパラフィン)を利用した(株)アグリセクトのマルハナバチ商品専用の恒温カバーです
 (アグリ・トップクロマルキューブを除く)。
 ✧はち頭巾(中)が蓄熱・放熱することで、マルハナバチの巣内温度を快適に保ち、働きバチの安定的な活動を
  可能にします。
 ✧はち頭巾(中)を弊社マルハナバチ商品(アグリ・トップクロマルキューブを除く)にかぶせて、
  固定用ベルトで固定するだけ。
 ✧はち頭巾(中)は電源不要です。
 
はち頭巾 1 はち頭巾 2
※ 弊社マルハナバチ商品は別売です。 高温期は専用遮光カバーを装着して使用
 ※弊社マルハナバチ商品は別売です。
                         

☆使用上の注意点
高温期に夜温が25℃以下にならない環境では、潜熱蓄熱材が凝固するための放熱が不十分になる場合があります(潜熱蓄熱材の融点・凝固点:約26℃)。
その場合、はち頭巾(中)を弊社マルハナバチ商品から外して5℃~20℃程度の涼しい場所に一晩置いて、潜熱蓄熱材を凝固させてください。

ご興味のある方は、弊社ホームページ「お問い合わせ」、またはお近くの営業所までお問い合わせください。

2021.10.02 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

「マルチ資材」のご紹介

みなさんこんにちは。
最近は暑さも和らぎ、ようやく秋らしくなってきましたね。

今回は「マルチ資材」について紹介します。
マルチには白、黒、グリーン、シルバーなど、色々な種類がありますが、マルチの色によって使用用途が異なります。

☆白マルチ(主な使用期間:秋~春)
  半透明のため、地温が1番上がりやすいです。
  ただ、半透明のため光が入って草が生えやすくなります。

☆黒マルチ(主な使用期間:秋~春)
  黒色のため、草が生えてきにくく、除草効果があります。
 
☆グリーンマルチ(主な使用期間:秋~春)
  地温は黒マルチと比べると上がり、除草効果は黒マルチと比べると落ちます。
  黒マルチと白マルチの中間タイプのようなイメージです。

☆シルバーマルチ(主な使用期間:初夏~秋)
  草が生えてきにくく、夏場は地温を下げる効果があります。

上記ご紹介するマルチの他に、穴あきマルチや生分解マルチの取扱いございます。

また、弊社ではマルチのスリッター加工も受け付けております。
お客様のご希望の幅にスリッターすることが可能です。

マルチ スリッター品   スリッター品の断面
※スリッター加工には、別途スリッター代がかかります。また、スリッター加工後に残反が出た場合は、残反分もご購入いただきます。ご了承下さい。
  
商品、スリッター加工に関するお問合せは弊社ホームページ、またはお近くの営業所にお問合せ下さい。

2021.09.30 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

秋まき緑肥のご紹介

日に日に秋が深まって来ておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

今回は、秋まき緑肥のご紹介です。

緑肥というと、この地域ではソルゴーなどの春まき利用が多いですが、秋まき可能な種類もございます。
空いている畑がありましたら、次作に向けて緑肥を栽培してみてはいかがでしょうか。

「収穫出来ないものを作るのは・・・」と思うかもしれませんが、地力が改善されれば肥料・農薬の節約にもなります。また、春の景観作物としての利用にもおすすめです。


秋まき緑肥の各種
☆ヘアリーベッチ(マメ科植物)
・根粒菌によって空中窒素を土壌に固定し、地力の増進や土質改善効果があります。
 また、アレパシー効果による雑草抑制効果も期待できます。
・大豆の後作や、遊休地の雑草対策に。果樹園にも。
・5月頃~紫の花が咲くので景観作物としても利用できます。 
・秋まき:9月中旬~11月上旬
・播種量:3~5kg/10a
 
☆れんげ
・田植え前にれんげを作付けする「れんげ農法(れんげ米)」としておなじみの緑肥です。
・窒素固定はもちろん、景観用としても活躍します。
・播種期:9月下旬~11月上旬(4月下旬~開花)
・播種量:3~4㎏/10a

☆エンバク野生種
・春・秋播種可能で栽培がしやすく、短期有機物補給が可能です。
・キタネグサレセンチュウの密度抑制効果も期待できます。
・秋大根の収穫後やトンネルメロンの後作に。
・秋まき:10月~11月
・播種量:10~15㎏/10a

☆ライ麦
・低温発芽性が良く、他の麦類より遅くまで播種可能です。
・初期成育が良いので、短期間での緑肥栽培に。
・秋まき:9~11月
・播種量:8~10㎏/10a

 おすすめ品種を紹介させて頂きますので、ご興味のある方は弊社HPの「お問い合わせ」、またはお近くの営業所までお問い合わせください。

2021.09.15 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

「静電ノズル」のご紹介

段々と暑さが和らぎ、過ごしやすい日々が多くなってきました。
日中と比べて朝晩は冷え込むので、温度変化には十分注意していきたいですね。

今回は、防除作業を効率的に行うことができる商品「静電ノズル」をご紹介したいと思います。

●縦3頭口式静電ノズル(3頭口)
キュウリ・トマト・ナスなどの立体作物の防除に最適です。
縦3頭口式静電ノズル

●ちどり式静電ノズル(4頭口)
立体作物の防除に最適です。
ちどり式静電ノズル

●すずらん式静電ノズル(5頭口)
平面作物のネギ・イチゴ・キャベツなどの防除に最適です。
すずらん式静電ノズル



この商品は「静電付加」を利用しております。

【静電付加とは?】
通常植物は「+」と「-」が分布しています。
ノズルの外周電極部に7500Vの電圧をかけると、霧が電極部を通過する際に帯電し「-」になります。
「-」に帯電した霧が葉に近づくと、葉の表と裏面は「+」に分極をするため付着することができます。

静電付加とは

静電付加を利用することで、様々なメリットが生まれます。

1.作物への付着向上
霧が作物に吸い付くように付着するため、農薬の飛散が少なくなります。

2.農薬投下量の削減
土壌に落ちてしまう農薬を削減することで、散布量を減らすことができます。

3.作業者へかかる農薬量の削減
通常散布と比較し、作物への付着率が高いため散布剤が舞い上がりにくいです。


【商品特徴】
従来は難しかった葉の裏側や密集作物への防除作業が、静電の力で手軽に行うことができ、さらに防除効果を大幅にアップすることが期待できます。
細かい場所から広い場所まで、立体作物から平面作物まで幅広くご使用いただけます。
軽量設計のため、女性でも作業を行うことができます。

用途に合わせて様々なタイプからお選びすることができる商品です。
ご興味ある方は、お近くの営業所またはHPよりお問い合わせ下さい。

2021.09.13 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

「アグリ・トップ® 硫黄くん煙器」新発売のお知らせ

「アグリ・トップ 硫黄くん煙器」新発売のお知らせです。

商品名:アグリ・トップ硫黄くん煙器
メーカー:株式会社 アグリセクト
***施設作物のうどんこ病・白さび病の予防に!***
硫黄くん 設置例  硫黄くん 構造図

●アグリ・トップ硫黄くん煙器の特長
✧ 硫黄蒸散温度最適値145°Cを実現
✧ 熱源は安全な高性能セラミックヒーター
✧ 消費電力は業界初の24W
✧ SUS304を採用(耐食性・耐錆性)
✧ 容易な通電確認(パイロットランプ点灯)
✧ 高精度な国産製品
 ※ヒーター電線強化に、耐熱ガラス繊維チューブを採用しました。

◎アグリ・トップ硫黄くん煙器の使い方
☆ ハウス内30坪に1台の割合での取り付けをおすすめします。
☆ 蒸発皿に硫黄粒剤(40g)を入れ、1回あたり3時間を目安に使用して下さい。
 ※連続使用も可能ですが、作物に薬害などの影響が出る場合がありますので、間欠運転での使用をおすすめします。
 ※外気温が低い場合やキク白さび病対策で使用される場合は、蒸散時間を長めに設定して下さい。

ご興味のある方は、弊社ホームページ「お問い合わせ」、またはお近くの営業所までお問い合わせください。

2021.09.09 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

キャベツのおすすめ品種「ゆいな」

厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年の夏は長雨・日照不足から転じて酷暑となっており、皆様大変なご苦労をされていると存じます。


今回は、当社が販売するキャベツ品種の中でも遅くに播種ができる春キャベツ品種をご紹介します。

【ゆいな】
◎暖地で3月~4月上旬の端境期収穫に適した早春品種◎
ゆいな

 
晩抽性で収穫期の幅が広く、暖地の9月上旬~9月下旬まで播種することが可能です。
形状は甲高扁円球、上昇気温下でも形状安定性に優れる品種です。
外葉はやや大型で、草姿は立性で球の揃いが良いところもオススメポイントです。
栽培期間の長い作型であるので、肥料切れに注意することが栽培のポイントとなります。

「ゆいな」について詳しい品種特性、栽培方法などはご興味がある方は、こちらを御覧ください。
https://www.toyotane.co.jp/products/000048.html

または、最寄りの営業所、HPお問い合わせフォームまでお問い合わせ下さい。
営業所の電話番号一覧:https://www.toyotane.co.jp/company/001568.html
HPお問い合わせフォーム:https://www.toyotane.co.jp/contact/

2021.08.11 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

夏には欠かせない暑さ対策アイテム「日よけ帽子」

8月に入り、いよいよ夏本番!
ジリジリと照り付ける日差しで、少し外に出ただけでも汗が出ますね。

そこで、夏には欠かせない暑さ対策アイテム「日よけ帽子」をご紹介します。

●やわらか軽量ハット
カラー:ベージュチェック、ネイビードット

日よけ帽子 タレ有り 日よけタレなし 日よけ帽子 ネイビー タレ有り
(日よけタレあり) (日よけタレなし) (カラー:ネイビードット)

(写真が間違っており、修正いたしました。大変申し訳ございませんでした。2021/8/12)


【特徴】
・長時間作業しても疲れにくい
・とにかく軽く、つば先はワイヤー入りで、好きな形に変えることができる
・日よけタレは取り外し可能
・あご紐がついていて、風がふいても飛ばない

実際にかぶってみましたが、かぶった瞬間日差しが遮られて涼しく感じました。
1日の中で気温が1番高くなる午後2時ごろにかぶって涼しく感じられたので、ちゃんと日よけされている証拠です。
そして何より、商品名の通り帽子が軽く、頭もムレにくいです。
熱中症対策に適している帽子の特徴は「ムレにくく通気性が良い」「直射日光を避けることができる」だそうです。
まさに熱中症対策の条件を満たしている帽子ですね。
(以上、かぶってみた社員の感想です)

ご興味ある方はお近くの営業所またはHPよりお問い合せ下さい。

2021.07.30 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

ハウスのかさ上げで暑さ対策!~採光性・収量アップも~

こんにちは。
暑い日が続いておりますが体調は崩されていませんか?


今回は「ハウスのかさ上げ工事」の紹介です。

研究農場 かさ上げ工事


写真は、当社の研究農場でかさ上げ工事を行ったハウスです。
既存のハウスから50cmほど軒高を高くしました。

*かさ上げの効果
トマトの場合は、茎をより高く真っ直ぐ伸ばせるので、
・葉に日光が多く当たり光合成を促すことができる
・棚線の位置を高くし、栽培期間を長期化することで収量アップが期待できる

また、暑さ対策にも繋がると言われています。
・空間が広くなり、ハウス内の空気が増えることで、日射などの影響を受けにくくなり、急激な温度変化が抑えられる
・換気開口も高くなり、換気効率が上がる効果も期待できる

さらに、細霧設備やカーテンなど設置することによって、より暑さ対策を講ずることが可能になります。

かさ上げは、30cmから100cmまでお客様のご希望の高さで施工可能です。
ただし、かさ上げ工事は風の当たる面積が増えることで、耐風速が低下する恐れがあるため、強い風が吹きやすい地域などでは注意が必要です。

ハイワイヤーの導入をお考えの方、栽培作物の変更をお考えの方、既設ハウスを借りて農業をお考えの方へ、当社ではビニールハウスのリフォームで、栽培環境の改善を提案します!

ご興味のある方はお近くの営業所又はHPからお問い合わせください。

2021.07.27 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

まだ間に合う! ~ブロッコリー品種のご紹介~

全国的にブロッコリーの栽培面積が右肩上がりに増えています。
栽培面積を増やすにあたって重要になってくるのが【収穫作業性】ではないでしょうか。
今回はトヨタネ品種の中でも特に収穫作業性に優れる品種をご紹介します。

グリーンデルタ
◎花蕾位置が高く、揃いが良い品種で収穫作業性バツグン◎
作業性が良いだけでなく、濃緑花蕾で締まりの良い高品質花蕾の品種です。
草姿立性で草勢が強い点もオススメポイントです。
播種後95日程度で収穫ができる早生品種で、11月中旬~12月上旬に収穫できる品種です。

実はこの品種・・・春収穫もできるのです!!!
秋冬作以上に適期が短い春作型では、収穫作業性が重要な品種選定のポイントとなりますね。
愛知県(東三河地域)では3月の定植で5月中旬頃から収穫できます。

8月中旬までの播種をオススメしているため、秋冬作でもまだ間に合います。
春作型であればまだまだ余裕がありますので、ぜひご検討ください。

収穫作業性バツグンの【グリーンデルタ】について詳しい品種特性、栽培方法など
ご興味がある方は最寄りの営業所までお問い合わせください。

グリーンデルタ