ブログ「クロロフィル通信」

2015.08.21 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

《 夜冷 》

こんにちは。

お盆も過ぎ、少しだけ朝晩が過ごしやすい気候になってきましたね。

とはいえ、まだ日中は蒸し暑い日が続いています。Profarm-Controllerは、理想とする栽培環境実現のために様々な機器を制御できるコントローラーですが、今の時期は日差しが強く、天窓も側窓も全開となることが多く、実際に日中のハウス内環境をコントロールするのは難しい環境です。

一方で夜は日射もなく、日中と比べると比較的コントロールしやすい環境です。

そこで今日はProfarm-Controllerによる夜冷制御について、少しだけ紹介したいと思います。

夜冷とは、夜間にヒートポンプエアコンなどの空調機を使用してハウス内の高温を抑制する技術です。夜温を下げることにより、トマトでは裂果や尻腐れ果の減少など、品質の向上が見込まれます。

通常、ヒートポンプを使用して夜冷を行う場合、夕方ハウスに寄って天窓、内張りを閉め、朝になったら開ける、という作業が必要になります。日の出前までに外気温とハウス内温度を同じにしておきたいところですが、内張、天窓を開けたとたんに一気に温度が上がってしまします。できれば急激な温度変化は避けたい・・・。人の手で天窓、内張りの開閉を行うのは非常に手間ですよね。そこでProfarm-Controllerの出番です。

ヒートポンプが停止した後、まず天窓を開け、次にカーテン・・・といったように、各種機器を順番に動作させることで、徐々にハウス内温度を常温に戻していくことができます。

ご興味のある方はお問い合わせ下さい!


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記事 プロファーム事業 スタッフより

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