だいぶ涼しくなってきましたね。
こちらではまだ半袖でいる人もいますが、北の方ではストーブを出している家もあるそうで、すっかり秋らしい気候になったなぁと感じます。
今年は夏~秋にかけて雨が続いたこともあり、病気の発生が多いのではないでしょうか。
露地作物では、軟腐病や細菌系の病気、トマトでは疫病が出ているという声を、いつもよりよく耳にする気がします。
先月に比べ晴れの日が続くようにはなってきましたが、まだまだ雨や曇天の日も来そうです。
悪天候が続くと生育不良の原因になり、病気が発生しやすくなるので、発生前からの殺菌剤の予防散布や、健全な樹作りなどして、病気への対策をお勧めします。
殺菌剤散布時には、フレッシュサンソ液剤の葉面散布をおすすめします。
フレッシュサンソ液剤には、作物の表面の汚れを剥離して洗い流す効果があります。
殺菌剤と一緒に100~200倍で葉面散布することで、表面についている菌など洗い流し、
殺菌剤でカバーすることでより効果的な予防対策ができると思います。
また、日照量が少ないこの時期には「ペンタキープ」が効果的です。
ペンタキープは光合成を行う葉の緑の部分…葉緑体の素を直接植物に与えることにより、光合成を活性にさせます。日照量が少なく、生育不良になり気味の時には打ってつけの資材です。
肥料や水の吸収もよくなるので、吸収されづらいカルシウムと一緒にやるなど…ペンタキープ単体でやってもいいのですが、他の肥料等と併用すると更に効果を発揮すると思います。
栽培管理でも生育不良や病気の発生が改善されない場合…こういった液肥を是非試してみてください。
記事 種苗課
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