皆様いかがお過ごしでしょうか?
風が冷たくなり、いよいよ冬が近づいてきたようですね。
今回は、私の好きな植物の話をさせていただきます。
皆様、下の写真の植物を見たことがありますでしょうか?
これは、Haworthia(ハオルシア)というアロエに近い多肉植物です。
南アフリカ出身の植物で、現在では多くの種類が観賞用に栽培されています。
葉っぱの先が透明になっており、宝石のような輝きが目を引きます。
この透明な部分は、“窓”と呼ばれています。
では、ハオルシアは何のために、このような“窓”をもっているのでしょうか?
「多肉植物」は、サボテンなどのように、強い光のもとで生きているイメージがあります。
なんとハオルシアは、“日陰”好き。
強い光が苦手で、原産地の南アフリカでは、岩陰に生息しています。
草や地面に体を埋めて生きているそうです。
それでも、生きていくために光合成が必要なため、
この“窓”を地表に出して光を集めているとのことです。
育種で見た目の良い種類が作り出されている現在ですが、
ハオルシアは、人の手が加わる前からこのような“窓”のある姿を獲得していたようです。
どうしてこんな進化を選んだのか…生命とは不思議ですね…。
お値段は1,000円以下のお手軽なものから、数万円以上する高級なものまで…!
私はもっぱら、お手軽でかわいいものを集めて喜んでいます。
(写真は“うちのこ”です(笑))
育てやすい植物なので、ご興味のある方は、
是非園芸ショップなどで探してみてください!
話は変わりますが、下の写真についてご説明をいたします。
弊社研究農場のほ場では、キャベツの品種比較をしています。
ちょうど、寒玉キャベツ(11月獲り)試験区の収穫適期が近付いてきました。
現在この試験区で試験されている品種は、20品種です。
生育の様子も見た目も様々で、私もとても勉強になります。
この中のどれが、数年後に農家の皆様の力になることができる品種となりますように!
ご興味のある方は、是非お立ち寄りください!
季節の変わり目ですが、体調を崩さぬようお過ごしくださいませ。m(_ _)m
種苗販売課 豊橋エリア担当 k.t
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