1964年10月10日 快晴。東京オリンピックが開催されました。
当時、小学校1年生の私はテレビにて観戦しました。・・・おそらく父が死ぬ気で買った14型の白黒テレビ。
隣近所6軒でテレビがあったのは1軒のみだったのが、全部の家にテレビが入りました。
数年後、「世間では、東京オリンピックの時に、テレビが白黒からカラーへ変わった。」という事実を知る。
私の記憶では、小学校は2週間のオリンピック休みだったと思います。
競泳でドン・ショランダーの世界新ラッシュ・・・いつも4コース。あの縦縞のパンツがカッコよかった。
重量挙げで三宅義信の金メダル・・・たぶん、失敗無しのパーフェクトV。「君が代」が流れた。
女子バレーボールで、リスカルのオーバーネット・・・あのリスカルがミス!鬼の大松が宙に舞う。
男子100m 1コースのボブ・ヘイズが10秒0 ・・・その後4年間、1コースは一番速い人に与えられるコースと信じていた。
女子体操でベラ・チャスラフスカの段違い平行棒・・・白黒テレビでの観戦でしたが、金髪の女性で競技中は輝いて見えました。
柔道でアントン・ヘーシンクの抑え込み。神永選手は負けたが、子供ながらに現実を受け入れられた。
マラソンでベイジル・ヒートリーに抜かれ3位の円谷・・・必死の形相が目に浮かぶ。最高の銅メダル。
57年前の数々の名シーンが蘇る今日この頃。
今の子供たちには、東京オリンピックでこの感動を体験させてあげたい。
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