こんにちは!
梅も咲き初め、段々と春の訪れを感じる季節となりました。暖かい時期になると作物の栽培が始まりますね。
従来の農作業は毎日圃場に足を運び、作物の状態を確認し、栽培環境を整える必要があります。
作物が育つ限りその作業は続くと思いますが、その手間を省き、さらに作物の品質向上や収量の増加が期待できるという商品があることはご存知でしょうか?
今回は、圃場の様子をモニタリングし、データ化することで作物の生育や、圃場の環境を最適化できる商品とその活用方法についてご紹介します。
「みどりクラウド」
特長
ITの先進技術を導入し、生産環境や作業状況を計測、記録し、データ化することで今まで感覚に頼っていた作業の見える化を図ります。
データを元に判断、制御することで作物の生育や圃場の環境が整い、農作業の効率化や省力化、生産性の向上、作物の高品質化や高付加価値化に貢献することができます。
「みどりボックスPRO」
特長
自動的に圃場の環境を計測・記録し、データを離れた場所からいつでも確認できる圃場モニタリングシステムです。
誰でも簡単に使用できる農業IT商品です。
できること
多棟対応‥みどりモニタ1台で無線・有線を合わせて最大36のセンサ接続可能
遠隔管理‥データはモニタアプリ「みどりモニタ」で確認でき、瞬時に状況判断できる
省力化‥10種以上のセンサを必要に応じて選べるシステムで、随時追加可能
ボックスが故障してもデータは残る
[設置例]
10種のセンサ
①温度 ②温度・ほう差 ③日射量 ④カメラ ⑤土壌水分 ⑥CO2濃度 ⑦土壌EC
⑧pH ⑨水位 ⑩風速・風向
[アプリ表示例]
【活用方法】
みどりクラウドを導入し、みどりボックスを設置するだけでは収量や秀品率は向上しないため、
計測したデータを元にどのように判断し、作業(対応)をするかが重要になります。
①データの使い方
・みどりクラウドは圃場の計測データを見やすく表示してくれます。
このデータを使用し、圃場が、今の栽培ステージに適した環境であるか、改善点があるかを気づくことができます。
・同一ハウスでも、「理想的な生育のところ」「生育の良すぎるところ」「生育が悪いところ」というムラができてしまいますが、その部分にセンサを設置し、作業・資材選定に活用可能です。
・一人では判断出来ない場合「共有機能」を使い、承諾を受けた他のユーザー(地元の別の生産者等)とデータ共有し、環境を比較することで新たな発見をすることができます。
②「気づき」から「改善」に移したら、環境制御オプションで省力化・再現性を持たせる
・複合環境制御や換気の単体制御など多彩な遠隔制御オプションをご用意しています。
「圃場に適した環境作り」が見えた段階で導入し、省力化を実現できます。さらに収益改善を目指せるほか、将来的な規模拡大を目指した取組みにつなげることができます。
・「採れる環境を、簡単に実現」することが導入する意味となります。
全国に約2600台が普及し、全国の農家の方の省力化や効率化のお手伝いをしています。
紹介動画
作業の効率化や省力化、作物の収量性・秀品率を向上させたいとお考えの方はぜひご検討してみてはいかがでしょうか。
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