ブログ「社長のつぶやき」

2012.04.04 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

2012年4月「新入社員を迎えて」

皆さんこんにちは。

 今年は、桜の開花が昨年より1週間前後遅いですね。3月に入ると犬の散歩がてら、自宅近くの神社のソメイヨシノの蕾を観察するのが日課となっています。毎日少しずつ膨らみ、やがて蕾の先端がピンク色になっていくのを見るのは、朝の密やかな楽しみです。つるつるの桜の枝が、春になると葉っぱもないのにいきなり蕾を膨らますということを、毎年不思議だなと思いながら見ています。春は、生命の再生と神秘をもっとも感じる季節です。

 さて弊社の決算は4月末ですが、多くの会社がそうであるように、弊社にとっても4月は気持ちの上では新年度入りです。人事異動も41日からです。それに何より、4月は新入社員を迎える時です。弊社では、新卒リクルートを大切にしており、毎年少しでも新入社員を迎えます。しかし、おかげさまで45年経つ会社ですから、定年を迎える社員も毎年出てきます。こうした流れが出来る事こそ、文化・秩序、そして何より当社のアイデンティティの源泉となります。
 弊社が、ここまで来られたのは、支えて頂いたお客様と先輩社員のおかげです。4月はそのことの重みに感謝し、気持ちを新たにする月でもあります。そして何よりも新入社員の存在は、2年目社員に「もう新人でない」ことを自覚させる事が出来ます。そして言うまでもないですが、新入社員も迎える経営者の責務は重大です。私にとっては、そのことをしっかり自覚する時でもあります。