皆さんこんにちは
来年は酉年ですね。
私も実は酉年、5回目の干支、回りくどいですが要は還暦、60歳になるということです。
酉年だからではないと思いますが、鳥は大好物です。焼き鳥も好きですが、添付写真(豊橋駅前のトリ専門店で頼んだスパイシーなローストチキン)のような丸焼きも大好きです。
友人に鳥はダメと言う人がいます。
よくよく聞くと、昭和の時代の農村では、生きた鶏を買い、お祝い時に首をはね、羽を毟った後、丸焼きにしたそうです。
今の日本では見かけませんが、東南アジアに行くと市場で生きた鶏を売っている光景を見ることがあります。
日本でも昭和40年代くらいまでの農村では普通だったようです。
その友人は、その光景がトラウマとなっているのです。
皆さんタッカルビを知っていますか?
韓国の辛いトリの焼肉です。
これがまた最高にお酒と合う。
しかしその韓国が、鳥インフルエンザの蔓延で大変なことになっています。
本日の新聞では2600万羽を殺処分とのこと。
韓国の人口は約5000万ですから、一人当たりローストチキン半分を食べるチャンスを失いました。
冗談のように言いましたが、大変な事態です。
食べ物の恨みは恐ろしいので、鳥インフルエンザが流行るのも朴政権のせいだということになれば、更に騒ぎが大きくなりそうです。
日本も対岸の火事で収まるかどうか微妙だと思っています。
酉年1月のニュースが鳥インフルエンザの話題にならないことを祈るばかりです。
特に豊橋は日本一のウズラの産地です。
豊橋人はざるそばに生のウズラ卵を添えるのが常識ですが、世間では非常識のようです。
うずら串も焼き鳥屋で私の定番の一つ、中華飯を食べるときは、大好きなうずらは最後までとっておきます。
うずら焼きは皮ごと食べるのが豊橋では常識です?。
以上いろいろ言いましたが、来年は酉年、皆さん良い年を迎えてください。
川西裕康
※上記は2017年度に入社される内定者の方々とのメール内容を使っております。
ご了承ください。
先日 日本オランダ官民交流セミナー参加、その席で施設園芸協会の篠原会長が、個人的意見と断ったうえで、日本の施設園芸は栽培面積1ヘクタール、1億円販売農家1万件が望ましいと発言されました。
私もおおむね同意します。
弊社は、アフターフォローや栽培指導等のソフト面に強みを発揮して、こうした顧客の支持を得たいと願っています。もともとタネヤですから、種まきから収穫までフォローすることが会社のアイデンティティとなっています。
しかし規模拡大を目指す農家が必要な技術・情報は栽培ノウハウだけではありません。
合理的な生産管理ノウハウや金融知識、雇用労力活用がより重要になってきます。
残念ながら弊社は自ら大規模経営の経験がなく、生産管理手法について顧客に伝えることのできる情報が少ないと感じています。会社にとって大きな課題です。特に日本は、オランダと比べるも四季の変化が激しく、それに伴って季節毎の作業内容も量も大きく異なります。例を挙げるならば、年1作型のトマト栽培において真冬に必要な収穫労力と4~5月の収穫労力は大きく異なります。
しかし4月に合わせて常用雇用を増やせば、おそらく経費倒れになるでしょう。
大規模な法人経営が安定しない原因の一つはここにあります。
家族経営は、労働時間を季節毎に大きく変動させても経費増にならないところがミソです。
しかし家族だけでは規模の拡大は限られるので、季節によって柔軟に労働時間を変動できる良質な雇用労力を持つ農家が強みを発揮するということになります。
最後に蛇足ですが、今弊社が取り組んでいる施設内高所作業車等のシステムはこうした農家のニーズに対して理にかなった商材としてこれから是非普及させたい商品です。