ブログ「クロロフィル通信」

2011.02.04 [ クロロフィル通信 | 会社の取り組み ]

栽培勉強会がありました

入社1年目の方を対象に、作物の栽培や基本的な知識を学ぶ勉強会が開催され、今回は当社新入社員のほか、アグリコ中部(株)の新人の方も参加されました。

栽培勉強会


栽培勉強会講習会では、種苗課水谷課長から、これからの作型である「メロン、西瓜、スイートコーン」などの品種や栽培について説明が行なわれました。

作物の名前は知っているけれど、栽培方法など知識はまだ少ないので、活発な質疑が行なわれており、水谷課長は、分かり易く皆さんに説明をしておりました。



午後からは、キャベツの品種検討会に参加しました。
公開調査
研究農場岩原課長による調査のポイント説明が行われ、説明終了後、受講生の皆さんは、学んだポイントをもとに品種検討に参加し、各品種(24品種)の比較を行い、それぞれ上位3品種の投票を行いました。
品種検討の結果、寒玉キャベツの上位品種は、「そらと」「冬てる」「TS-8012」でした。
「TS-8012」は、今後注目です!


<受講生研修レポートより>
アールスメロンといっても蒔く時期によって品種が違うことや、ハウスの形態によっても栽培方法が変わってくることを知りました。
公開調査ではキャベツの葉が紫色になっているものが多かったですが、雨が降ると状態は一気に変わるそうです。天候での影響は本当に大きいものだと感じました。
接木体験もでき、一日よい勉強になりました。
(総務課 小木曽)


研修に参加して、産地の情勢や背景を想像しながら説明を受けることができ、お客さまにどのよう品種を勧めればよいか、またお客様の求めている品種を多く提供できるように、もっともっと勉強します。
(浜松営業所 奥野)



最近では、当社もいろいろな学部の方が入社されており、農業には全く無関係な学部の新入社員もいます。
しかし、彼らの早く仕事を覚えたい、お客さまと品種特性や栽培方法、商品について話したいなどのやる気は、研修を通じて強く感じております。
そうした彼らを少しでも早くお客さまに信頼され、満足される社員となれるように、入社1年~2年目の社員に対して、社員教育の一貫として栽培勉強会・ハウスシステム研修会・商品勉強会などを開催し、全社一丸となり新人育成に取り組んでおります。
今後の彼らの成長が楽しみです。

社長室 磯貝

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