2014.02.20 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]
2月17日に田原市で行われた、春系キャベツ審査会に参加いたしました。
審査の狙いは、この地域独特の砂地に適応する2月中旬収穫の春系キャベツ品種の選定です。
立毛審査では、昨年の10月中旬の台風や豪雨の影響を大きく受け、外葉ができていない品種も見受けられました。
結球前の段階で根痛みをしてしまった影響が後半まで出ている状況です。
圃場主様や関係者様のご努力で審査会が開催できたと感謝しております。
春系なのである程度後半にも馬力が出ますが、結球開始前までの根の張りや状態が収穫期まで大きく影響しますね~。
内容調査では、少し寒玉に近い外観のものと、春系らしい外観を持ったものと、様々な品種を見学することが出来ました。寒玉に近い外観のものは良く締まって重量もあります。
審査結果は...
1位はなんと、当社の品種でご当地の標準品種でもある、『さちはる』でした。
『さちはる』の特徴は特に春系らしい外観を持ち、厳寒期でも肥大力旺盛な馬力のある品種です。
2位の品種は他社さんの品種で、この品種もよさそうな品種でした。
今回は1位に『さちはる』が入賞しましたが、もうだいぶ長くお使いいただいている品種で欠点も多くありますので、今後に向けて次世代の品種も考えていかなくてならないなと感じました。
田原営業所 坂神
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