この時期、昼間はまだ暑く、夜は冷えるためハウスの管理も大変です。
良い意味でとらえれば、1年で一番ハウス内の寒暖の差を付けることができるのがこの時期となります。
最近の最低気温といえば、10~15℃くらいを推移しており、
暖房機を付けるか付けないか迷われている方もいるのではないでしょうか?
寒暖の差を付けることにより、実が締まるとよく聞きますよね?
例えば山梨県は盆地であるため昼間暑く、夜は冷えます。
その気候からとても締まった葡萄や桃が特産物となっていると思います。
《トマトも同じ》です。
せっかく寒暖の差を付けることができる唯一の時期に暖房機をまわしてはもったいないと思いますし、
沢山まわすほど寒くもありません。
さらに付け加えるなら、この時期(10~12月)は一年で一番日射量が少ないため、
暖房機を過度にまわすと大玉トマトにとって空洞化など悪影響を及ぼしかねません。
一日の日射量に対して、ハウス内温度もそれに比例しなければいけません。
せめて年内は暖房機の過度の使用はお控えください。
逆に年明け(1~3月)は徐々に日射量も高まるのに対し、気温が一番低い時期と言えます。
重油価格が高い時期だとは思われますが、暖房機を焚く価値がある時期と言えます。
さらに寒い時期であるため、栄養成長に傾きやすく、樹勢が強くなりがちです。
バランスよく実や花芽にも栄養をまわすために、暖房機をある程度まわし転流を促しましょう。
この時期のお勧め商材『ペンタキープ』
記事 浜岡営業所 スタッフより
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