こんにちは。桜開花が間近になって来ました!
今から13年前(2003年)に掲載しました記事を再掲載します。
改めて見直したいと思い当時の原文を掲載します。
『当時の原文』
「昔話にも一理の根拠が存在するのではないかと言う観点に立ってやってみました」
2月21日~3月17日迄施用しました、概ね1週間単位で5回ほど根元へペンタキープを水20Lに7cc(約2,000倍)投入して根元潅水を致しました。
桜の樹齢は50~60年と思われます。
品種は染井吉野です。(根が動き始めていて吸収できる状態を確認して施用を始める)
開花初めは3月26日、画像は3月31日に撮影しました。
若干花数が多い感じもしますが、種々の条件や桜の樹の固体差等もありなんとも言えません。
今回は試みと言う点で今後につなげたいと考えています。
撮影(3月31日PM3:00頃)豊橋市東部中原町(静岡県側)
電柱左側がペンタキープを潅水施用しました。
施用で分かった事、施用方法が潅水ではなく根元潅注、樹皮に対して散布が有効ではないかと感じました。また花芽数を決める夏から秋にかけて少なくとも落葉する2ヵ月前に施用が必要ではないかと思いました。
幼木、老木、特に老木の若返りに使用すればより効果的な使用ではないかと思います。
この点については今後メーカーである㈱誠和とも試験検討をしてやってみたいと思います。
今回の試験で改めて桜を知ったと言うのが率直な感じです。
桜が大変至る所に植栽され平和を願って植えられたのかと感じました、日頃手入れされている方の御尽力があって花見が出来ると思いました。またこの試験に際して地元の町内の方、総代さん、先進的ミカン栽培者Iさんたちの協力、応援を頂いて出来ました、心から御礼を申し上げます。
開花後について
感激です!
「4月9日夕方Iさんより(^O^)感動!!嬉しいTELがありました。
(IさんとAさんが確認)
それは花が散り始めて花の子房が無処理の桜の樹より肥大充実していることを確認してTELをされてきました。
非常に私以上に関心を持って見守り続けていただいて本当に感謝に尽きます。
また今後の種々の場面に有効な資料が得られたことは実際の場面で活用出来ると考えます。」
画像(子房)
左ペンタキープV施用 右無処理(桜の木3本よりランダムに)
ペンタキープ施用の方が子房の肥大がしている、又花軸については若干太めで短い。
花軸が太く短めなのが見た目に花数が多く見えた要因では無いだろうかとIさん、Aさんと話しました。
効果を具体的に表現する為Iさんよりのアドバイスで新梢の重量を計量しての比較差、樹幹糖度の分析で差が見られるのではないかとのアドバイスを受けました。
Iさんは昔のコーヒーのCMでお馴染みのコピー「違いの分かる」方と思いました。
「効果は数値で判断」結果を出して行きたいと思います。
追記
桜に処理した結果、桜の根元にあるチューリップに結果的に施用した結果、思わぬ良い結果がチューリップに現われましたので画像にて紹介します。
左側ペンタキープを施用
間違いなく差が顕著に出ています。
葉色、株のボリュームが右側無処理のものと全く違います。
花数も多く首丈も有ります。
コメント(2016.03.14)
この後チューリップの開花はやはり左側の開花が早くボリュームもあり花色もよく、また日持ちも良かったと思いました。
ただし当時の画像が残っていなくその点が残念です。
実際のところ物語的な施用でそれなりに手を加えると良くなる点はご理解できたと思います。
厳密な試験となると潅水するかしないかでも結果が変わります。
その点も検証できればよかったですが実際の桜の個体差、植栽されている土壌の違い、日当たり、色々の条件があり傾向は見ることはできる範囲と思います。
桜は見て楽しむもの、愛情を持って気遣ってあげることではと思います。
最近思うことはTV番組先人たちの底力 知恵泉、あらためて見直すこと過去に学ぶことの多さに気付きます。地震災害など忘れていること良くも悪くも日本の長い歴史を大事にしたいものです。
ペンタキープについて
この記事の時はペンタキープV、現在弊社が販売している製品はペンタキープS、ペンタキープハイパーへとなっています。違いはN・P・K配合の違いとプラスされた成分の違いです。
ペンタキープの販売は2001年より取り組みました。
当初は九州地区で全国に先駆けて販売されていました。
その時期は多分2000年販売と思います。
その製品は九州地区限定のペンタキープA。
その製品を持ち込んだのが始まりです。
当初ペンタキープAからスタート ⇒ V ⇒ S ⇒ ハイパー。
ペンタキープの成分5ALAのイメージは五角形、五角形で身近なもの将棋、五稜郭、ペンタゴンすごく強そうな感じを受けました。
最近はペンタキープも一般的になり普及したと感じました。
当時の資料もPCの更新のたびに無くなってしまったのが残念です。
記憶には残っていますが、部署を変わっていくので止む得ないですが。
機会があれば掲載できればと思います。
記事 経営企画部 スタッフより
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