こんにちは。
今日は「くるくる」について書きたいと思います。
言わずと知れた当たり前の商品ですね。
この商品が世に出たのは今から38年前です。
㈱誠和。年表:1978年 11月 サイド換気装置 ゙くるくる゙ の製造販売を開始となっております。
当時は画期的商品でした。
この商品が泉のごとくできた商品ではなく元々これに近いものを参考として出来たようです。
例えば自転車のペダルおよびペダルクランク・クランク軸を活用であったり、
またパイプや丸棒をクランク状にしたものでぐるぐる回して
ハウスサイドを開閉し換気していたようです。
まさにニーズから生まれて商品です。
当時は換気扇による強制換気が主流だったと思います。
この商品が当時5,000円で手ごろな価格で発売されパイプハウスから
屋根型ハウスまで使われた商品、今も続くロングセラー商品です。
簡単明瞭シンプルですね。
現在は後発参入数社が加わり同様の目的商品が製造販売されていています。
色も各社独自色ですね。デザインも同様です。
本題に戻りまして
初期型の使われ方が凄かったですね。
思った以上な使われ方で、ある生産者の方はコンテナを踏み代替わりにして
手の届く所まで巻き上げ開けていました。
一つ欠点として閉めるときにレバーを押さえて閉めましたが手が届く範囲が
ぎりぎりだったのでハンドルを持たずにレバーを押さえたものですから
ハンドルで叩かれて額に傷を負われたかとも見えましたね。
もちろん使い方には注意書きはされていましたが人はよりベストを求めるものですね。
2代目はその当りの改善をしてより使いやすく安全度が高く、
何方にもどんな場面でも使えるようになりましたね。
画像のようにレバーが無くなりハンドルを回して止めたところで止まりました(開閉)。
結構使い勝手がよくなりましたね。
この画像は「くるくる50」ですね。このモデルチェンジのとき「くるくる100」もでました。
㈱誠和。年表より:1988年1月、サイド換気装置 ゙くるくる100゙ の製造販売を開始となっております。
最近型の「くるファミ50」
現在の「くるくる」シリーズは「くるファミ」シリーズと名称変更しています。
「くるくる」→「くるファミ50」
「くるくる100」→「くるファミ100」
誠和年表より:1997年2月より ゙くるくる゙ の改良品の製造販売を開始 となっております。
・初期型は機能的でした。
・2世代目がより機能性を高めた改善のようですね。デザイン的には男性的な感じです。
・今の3世代目はやはり時代を反映して女性の進出に影響受けたデザインで
丸みを帯びてやさしいイメージを感じます。
イメージだけでなく改良点はハンドルなどがメッキ加工からステンレスへ変更され品質向上されています。
常に使われる方に耳を傾けて製品に生かしている姿が見えます。
何でもない商品こそ思いが詰まっています。小改良ですがそこが大事ですね。
その後「くるくる」から派生した製品で谷換気用「くるっこシリーズ」も出て来ました。
もちろん自動の物も出て来ました。
常にニーズを捉えています。
これからも進化する「くるくる」。
電気を使わない装置も必要です。
これからも
㈱誠和。さんに期待します!
(※正式名:社名の後に句点が付きます。)
記事 編集室スタッフより
このブログ記事を書くに当り一番困ったことは初期型の画像が手に入らない。
使われている全ての画像:㈱誠和。より提供していただきました。
編集室よりお礼申し上げます。
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