ブログ「クロロフィル通信」

2016.12.27 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

「熊本県の生産地」視察で発見したこと、気づいたこと!!

 いよいよ今年も残すところ5日程度になってきました。
年の瀬・・・慌しいですね。

 忘年会、大掃除、餅つきなど、慌しいですが、僕個人的にはこの時期が一番好きです。
毎年あっという間に新年を迎えてしまいますが、思い残すことがないようやるべきことはしっかりやりきって新年を迎えたいと思っています。

皆さんは年末年始どのようなお気持ちで過ごされますでしょうか??

 さて11/30~12/1まで九州は熊本まで視察に行って参りました。
目的は東海地方とは常識が違う九州の農業を学ぶためです。
初めて九州の農業を肌で感じたため、様々なことに気付き、感じることができました。

 下の写真はトマト栽培のハウスです。
丸型鉄骨入りハウスです。
トマトin熊本


 弊社のTSKハウスに近い形のハウスとなります。
この写真の画質も疑ってしまいますが(笑)、ハウスの端をしっかり確認できません。
それだけ奥行きが長いハウスということです。 

 熊本地方は区画整備上100~120mの区画が多いようです。
必然的にハウスの奥行きは100m級のハウスが多く存在しております。
そのため1農家さんでha規模のハウスを持っておられます。
今度事業を使い9反増反するという話も聞いてきました。
東海地方ではまず考えられないことばかりで驚かされました。
またハウスはパイプハウスが多くありますが、最近は丸型鉄骨ハウスも増えてきているようです。

“これだけ大面積をやっているので管理は大変です”

◇九州ではハウス管理を少しでも軽減できるように、また、大面積ゆえの生育ムラを少しでも軽減できるような目的で弊社のプロファームコントローラーが普及してきています。

◇東海地方では限られた面積のなかで、よりきめ細やかなハウス管理を実現し収量アップに繋げるための目的でプロファームコントローラーを入れている生産者が多いように感じます。

 導入の意味合いが違っていますが、それぞれの目的で需要のあるプロファームコントローラーは非常に有能なものだと感じたのも事実でした。

 下の写真は基礎工事現場の写真です。
基礎工事が終わった段階の写真となります。
ハウス基礎in熊本
まず見てお分かりになるように布基礎を採用しています。

 熊本では良く見る光景でした。
熊本八代周辺は、海抜0m地点にハウスが点在しており、イグサの栽培がされていた田んぼの跡地にハウスを建てることが多く、1mも掘れば水が湧き出てくるところばかりということでした。
そのため水の浸入を防ぐために布基礎を採用していることが多いそうです。

 またハウスは奥行きが長いこともあり、基礎勾配ではなく柱勾配のハウスが多いということです。
ということは柱の長さがそれぞれ違っています。

 柱勾配でハウスを建てたことのない私にとったら、柱の割り振りのミスが命取りになり大変シビアな施工になると感じました。

ハウス中心の話になってしまいましたが、簡単に紹介させて頂きました。
今回の視察に参加し、少し違った角度から農業を学ぶことができ、貴重な経験でした。

記事 浜岡営業所 スタッフより


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