栽培サポート課担当として、
研究農場と共同で行っているキャベツ、ブロッコリー苗の育苗試験の確認をしました。
キャベツ、ブロッコリーは愛知県では7月下旬から9月にかけて育苗を行いますが、
近年の猛暑のせいで軟弱徒長したり、発芽に問題が発生することが問題となっています。
また、適期に良い苗を植えるだけでなく、
天候不順で定植時期が遅れても良い状態で育苗ハウスに置けることも大事です。
肥料や培土の組合わせを考え、種を蒔き、調査をする地味で細かい試験ですが、
肥料や培土の何が良くて何の効果が低いのか突き詰めることで肥料や培土の実践的な情報提供が
お客様にできればと思います。
最近、三浦しをん著「愛なき世界」を読んだせいでしょうか。
何事も好奇心を持って粘り強く探求することが大事だと感じています。
「愛なき世界」は大学でシロイヌナズナの研究をしている女性植物学研究者が主人公の物語です。
三浦氏の綿密な取材力とユーモア溢れる文章のおかげで学問と探求する人々の世界に引き込まれました。
記事 栽培サポート課スタッフ
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